ディトレーニングを抑える

 普段トレーニングや、運動をしている方がそのような活動をやめる事で、様々な能力が落ちます。このことをdetraining(ディトレーニング)といいます。

今、休校で部活動が出来なかったり、アスリートも活動場所が限られる事でこのような事が様々なヒトに起きています。これは運動をしている方だけでなく、テレワークが進む事で日常の活動量が減る事で一般のヒトにも起きてきている問題だと思います。 

 しかし、悪い話ばかりではありません。自重トレーニングや運動量を確保する事でそのディトレーニングを抑える事は出来ますので、限られた環境でも根気強くやれる事を続ける事が大事です。そうする事で、普段通りの活動になった時により安全にスピーディーに元の状態に戻せる事が出来ます。

4週間程度のディトレーニングでは筋力の低下やパワー(瞬発系)、心肺系能力が落ちますが、瞬発系能力、心肺系は特に落ちやすいのでそこに注意して刺激を入れていく事がポイントになるかと思います。

 家の中でも腕立て伏せやスクワットなどを組みわせて10秒〜20秒運動して休憩して、サーキット形式でやる事で、ディトレーニングを抑える事が出来るでしょう。また、ジャンプをするのが音が気になる方もスクワットを早い動作で行う事で瞬発系の刺激として入ると思います。

 運動をかなり普段から行われてる方はタバタプロトコールの20秒運動10秒休憩を8種目することも良いでしょう。

現状やれることは限られますが、お家にいながらやれる事をやって現状を乗り越えていきましょう!