守るものがある人は強い!ー幼稚園児の女の子と野生のくまから学んだことー
こんにちは!
今回は私の子どものころの出来事と最近みたYouTube動画から、やっぱり守るべきものがある人は私利私欲で動いている人よりもはるかに強い!とおもったことについて書きたいと思います。
私は競争とか同調圧が嫌で、それでサラリーマンをしたくなくて海外に出てきてのんびり暮らしているような人間なのですが、そんな私でも守るものがあるのってすごいなと感じました。
みなさんは誰かに守ってもらった経験がありますか?私にはあります。幼稚園のときのことなのですが、仲良くしていたナチコちゃんという女の子が、幼稚園でもかなり体が大きかったいじめっ子の男の子から私を守ってくれました。
私がどのようにいじめられて、ナチコちゃんがどのように守ってくれたのか詳細はすっかり忘れてしまいましたが、守ってくれたという事実ははっきり記憶しています。
幼稚園児のやることなのでいじめなんて可愛いものですが、世の中にはもっと深刻ないじめに苦しんでいる人がたくさんいると思います。いじめをする人間だけでなくそれを見過ごす権力者(教師とか)ははっきりいってクズですが、そんな時に自分の側について守ってくれる人がいたらどれだけ心強いか。
いじめをする人とかそれを見過ごす教師は、私利私欲で動いているわけです。いじめるのが楽しい、いじめを明らかにすると自分の出世に響く。そんな私利私欲です。
一方で、そこで守ってくれるような人というのは、別に守っても得することとかはないわけです。誰かが褒めてくれるわけでもないし、お金をくれるわけでもない。
でもどんな理由かはわからないけど、自分が大切だと思うものを守るときのエネルギーというのは、私利私欲のためのエネルギーをはるかに上回る。
どんな仕組みかはわからないけど、人間はそんなふうに作られているみたいです。
人間だけではありません。最近以下の動画を見ました。
くまがその子どもをトラから守っている動画です。くまのお母さんは自分よりずっと体の大きいトラから、何度も噛まれてかなりのダメージを負っています。にもかかわらず、全く諦めようとしない。
親だから当たりまえの行動でしょうか?そんな冷静な理屈ですむような状況ではありません。自分の命がかかっています。
結局、諦めたのはトラのほうでした。ほとんど無傷でとても有利な状況であったにもかかわらず、諦めたのはトラでした。
いじめと違って、トラはただ生き延びるためにエサを探していただけですが、それでも自分の生存という強い動機があったことに間違いありません。
しかし、その力を母くまが上回った。
ここでの気づきは、私たちは私利私欲のためではなく大切な誰か・何かのために行動するときに最大の力を発揮するということです。諦めそうになっても踏ん張りがきくのはそんな時だけです。
私はとにかくまず自分個人が幸せに生きれる環境に身をおいて、周りの競争や同調圧に合わせずにマイペースに快適に生きていこうという人間なのですが、
やはり自分のような人間よりも何か守るべきものがある人の方がずっと強いなと思います。
そして、そんな人は私が何十年もまえのナチコちゃんを覚えているように、ずっと誰かに覚えておいてもらえる。それはすごい特別でうらやましいことだと感じました。
今回は以上です。ありがとうございました!
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