Dr. T / マイペースに生きる

アメリカで研究者してます。HSPです。東北の田舎の高専から大学に編入して、そしてイギリ…

Dr. T / マイペースに生きる

アメリカで研究者してます。HSPです。東北の田舎の高専から大学に編入して、そしてイギリスに留学して博士号を取りました。犬、猫、自然、アニメに癒されながらぼーっとするのが至福です。Noteでは主に高専、大学編入、留学、勉強などについて雑記しています。

最近の記事

海外で博士号を取った人達のその後

こんにちは。最近は地元宮城の田舎でもだんだん暖かくなってきて、日中はあの桃太郎の家来の一匹にも入っているキジがよく鳴いています。とても警戒心が強く、50mくらいまで近づくと地面を高速で走って逃げます(以外にも、キジは走るのがメインの鳥で、あまり高く飛んだりできません)。 さて、今回の記事では、私を含めて、海外に留学に行って、博士号を取得した後にどのようなキャリアを送っている人たちがいるのか、私が知っている範囲で書いていこうと思います。 前提として、理系の博士号を取るために

    • 日本帰国、転職の経緯

      こんにちは。久しぶりの投稿になります。 Noteを書き始めた時、私はまだ海外で研究者をしていたのですが、去年の末頃に日本に帰国して、今では研究とは別の仕事をしています(それなりに楽しんでいます)。 今回は、私が研究を辞めて日本に帰国した経緯について書いていこうと思います。 アメリカでの研究 私がアメリカに来たのは、2017年の2月1日だったと思います。元々イギリスの大学院に留学してたのですが、指導教官がアメリカの名門大学に引っこ抜かれたので、私も付いて行くことにしまし

      • 英語に興味を持つきっかけになった本

        こんにちは。今回も本の紹介をしたいと思います。 私は2014年からイギリスに留学して博士号を取り、2019年から2023年の11月までアメリカで研究者として働いていました。 今は研究とちょっと関係のある業界に転職しているのですが、その時に必要だから取って欲しいと言われたTOEICでは満点の990点でした。 自慢と言うわけではなくて、今回紹介する本を中学生の時読んで以来コツコツと勉強続けてここまで来れたと言う実績として示しています。 実家に帰った際にその本を本棚の中から

        • 高専から大学編入するときに使った本

          こんにちは! 私は最近まで6.5年ほどアメリカで研究者として働いていましたが、1週間ほど前に日本に帰ってきてこれから別のキャリアを歩もうとしているものです。 研究者には狙ってなったと言うわけではなくて、日本でサラリーマンをするよりはマシかなと言う位の軽い気持ちでなったのは正直なところです。 人生それほど深刻に捉えてはいません。自分が得意で、ストレスのかからない仕事でそれなりのお金を稼いで、それなりに楽しく暮らせればいいかなと思っています。 私がアメリカで働いたり、その

        海外で博士号を取った人達のその後

          海外で働いて気持ちの良いこと

          今回の記事は、私がアメリカで働いてみて人間関係ですごい気持ちがいいなと思ったことについて書いていきます。 それはズバリで上下関係が厳しくないことです。単に優しいと言う事だけではなくて、上司と言う立場の人の立ち振る舞いにとても尊敬できるなと思うところがあるのです。 例えばその1つ目として、私は自分の仕事であれこれと細かく指示されるのが苦手なのですが、こちらの上司は上からあーしろこーしろとは絶対に言って来ません。 それよりも一緒にプロジェクトを進める同僚みたいな感じで、ビッ

          海外で働いて気持ちの良いこと

          天気が良いだけで幸せな気分になれる。きれいな景色をしみじみと味わえる。自然の出す音を聞いて楽しめる。ほんの少しの刺激で1日を飽きずに過ごせるのは繊細な人間の才能ではないか。

          天気が良いだけで幸せな気分になれる。きれいな景色をしみじみと味わえる。自然の出す音を聞いて楽しめる。ほんの少しの刺激で1日を飽きずに過ごせるのは繊細な人間の才能ではないか。

          イギリスに留学中に自己肯定感のセラピーを受けに行った時のこと

          こんにちは。今回は私がイギリスに留学していた時に、自分にもっと自信を持つためにグループセラピーを受けてみたときの話をします。 ことの発端は、私が研究室で実験をしていてその成果について技官の人と話し合っていた時に、この研究が何の役に立つかよくわからないなぁと正直に言ったところ、その技官の人にそんな曖昧なことを言ってはいけない、もっと自分のことに自信を持たないといけないよと注意されたことです。 それを聞いて私は、そうかもっと自分に自信を持たないといけないなと思い、その大学の附

          イギリスに留学中に自己肯定感のセラピーを受けに行った時のこと

          マイペースに生きるとは何か?

          こんにちは。今回は私のアカウント名にもある「マイペースに生きる」というのはどういうことなのかについて書いていこうと思います。 マイペースに生きると言うと、自分さえよければそれで良くて周りのことを考えずに好き勝手にする人をイメージするかもしれません。 しかし、それは私の意味するマイペースな生き方ではありません。そういう人たちは、そもそも自分たちがマイペースに生きていることすら気づかないような鈍感な人たちだと思います。 そういう鈍感な人たちではなくて、逆に周りに気を使いすぎ

          マイペースに生きるとは何か?

          英語のスピーキングが通じるために大切なこと

          こんにちは! 今回はちょっとした英語のスピーキングのコツについて書こうと思います。 私は2014年からイギリスに留学して、2019年に博士号を取りました。その後は現在までアメリカの研究所で働いています。 その間に、日本から来た企業や大学の研究者の人の英語を聞く機会があったのですが、やはり皆さんかなり苦労されていました。 私はネイティブ並みとは言いませんが、少なくとも英語でプレゼンテーションをしたり、ミーティングで発言したり、論理的な議論をする上では苦労しないレベルです

          英語のスピーキングが通じるために大切なこと

          コミュ障がアメリカに住んで直面する問題

          こんにちは! 私は田舎の高専から大学に編入して、その後いろいろあって今はアメリカで研究者として働いています。今回の記事では私がアメリカの日常生活でちょっと辛いなと感じたことを書いていきます。 私はもともとコミュニケーションはそれほど得意ではなく、特に日本の空気を読むみたいなのがあまり得意ではなくて、 だから海外だったらもっと自由にストレスフリーに生きれるかなと思って、まずイギリスに留学してそして今はアメリカにいます。 しかし残念ながら現実はそんなに甘くなく、むしろコミ

          コミュ障がアメリカに住んで直面する問題

          時間を守るというのは本当に大切なのか?

          こんにちは! 今回は日本によくある、時間を守ることが大切だという概念について、それホントかなと言う角度から短く考察していきます。 なぜそんなことを考えたかというと、アメリカ、特に西海岸の僕のいる地域では、会議にはみんな大体5分から10分ぐらい遅れて来るからです。 日本だとそれがとてもだめなことというか、最悪社会人失格みたいに取られる事があると思います。何故かというと他人の時間を奪っているからという理屈があるからだと思います。 しかしですね、それはどうなんだろうと思いま

          時間を守るというのは本当に大切なのか?

          高専から大学編入しようとして後悔したこと

          こんにちは! 今回は、私が高専在学中に大学編入の準備をしていて、友達に悪い影響を与えてしまったという後悔について書いていこうと思います。 タイトルが少しミスリーディングで申し訳ないのですが、自分が後悔したと言うよりは、友達に後悔させてしまったと言う方が正しいです。 ことのはじまりは、私が高専5年生のときに、その友達が就職しようとしてたところを、編入挑戦してみようよと誘ったというか、背中を押したというとこが始まりです。 その友達も編入は興味あったみたいなので、地元の国立

          高専から大学編入しようとして後悔したこと

          勉強嫌いだった私に母親がしてくれて良かったと思うこと

          こんにちは! 今回は私が小学生だった頃に、勉強があまり好きじゃなかったんですが、その時に母親がとってくれた対応があって、そのおかげで勉強する習慣が身についたのかなって言う思い出があるので、それについて書いていこうと思います。 今だと研究者として働いてることもあるので、新しいことを学んだりとか、新しい知識とかスキルを身に付けるっていうのは結構快感に入るんですけど、 小学校の時とあと中学校2年生ぐらいまでは勉強は正直そこまで好きでもないし得意でもなかったです。 中学校の時

          勉強嫌いだった私に母親がしてくれて良かったと思うこと

          高専から大学に編入して驚いたこと

          こんにちは! 今回も昔話をします。私は2009年に高専から大学に編入しました。その後いろいろあって、今は海外の研究所で研究者をしてます。 この記事では、高専から大学に編入したときの軽いショックというか、私が感じた驚きについて書いていきます。 私のいた高専は東北の田舎の高専で、のどかな環境で、学生も知らない人に会ったら挨拶する位いい人たちっていうか、素朴でいい人ばっかりでした。 私が編入したのは東京大学ですが、合格した時はほんとに嬉しくてですね、合格通知が来た日には家族

          高専から大学に編入して驚いたこと

          アメリカでハロウィンに散歩して見つけたもの

          こんにちは! 今日はこちらアメリカでは10月31日ハロウィンです。そんなハロウィンの日に私は普通に散歩に出かけたんですが、その時に見たものを写真でお見せしつつ書こうと思います。 日本だとハロウィンは何かパーティーとかするイベントみたいな感じかもしれませんが、こっちだと子供向けって言うイメージですね。 今日散歩してる時も、子供が親に連れられて可愛い仮装をして、友達の家だか親戚の家だか訪れてニコニコしてるとこを何回か見ました。 子供だけで家回ってトリックオアトリートみたい

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          弟のいじめを放置した小学校教師が僕にとったまさかの行動

          こんにちは! 今日は少し昔話をして、僕が小学校に行ってた時に会ってしまったやばい小学校教師の事について書こうと思います。 やばいと言うのは、そいつが弟のいじめを放置してたと言う意味なんですが、どんな感じのいじめだったのかとか、その教師に対する僕の個人的な気持ちを書きます。 場所は、東北のとある県のすごい田舎の小学校で、僕の世代で同じ学年14人、弟の学年は12人くらいのものすごく小さい小学校です。 僕が小学校の時に担任だった先生はみんないい先生ばっかりで、悪い事したらち

          弟のいじめを放置した小学校教師が僕にとったまさかの行動