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A Dream (by Common ft. will.i.am) & Hey Mr. Nazi (by Blumio)

はじめに

今回は、募集企画に合わせて、勝負曲と言いますか自分を鼓舞するような曲をご紹介します。

わたしが選んだのは、以下の2曲。人種差別や人種間の抗争がテーマです。英国に10ヶ月間滞在したときに受けたアジア人(特に男性)への差別に関する実体験も相まって、これからもずっと大事にしたい曲です。

Common-A Dream (ft. will.i.am)

まず1曲目は、Commonwill.i.amとフィーチャリングした「A Dream」。プロデューサーがwill.i.amさんだそうです。

これは、映画「Freedom Witters」の主題歌で有名です。わたし自身尊敬しているキング牧師のスピーチ「I Have a Dream」をふんだんにサンプリングした楽曲になっています。

この映画が好きな理由の一つに、この曲があります。むしろ、一番大きな理由かもしれません。

最近も、Black Lives Matterがありますよね。本当に、長い間成長しない生き物だなと、結構ショックを受けました。それだけ、動物としての本能に関わる問題なのでしょうね。

もう一度、この映画とこの曲を聴くべきなのだろうと思い、最近は度々聴いています。「差別意識の抑制/消滅が可能である」ということは、動物ではなく人間であることの証でもあると、個人的に思っています。

Blumio-Hey Mr. Nazi

次の曲は、Blumioの「Hey Mr. Nazi」。この曲は、Blumioさん(ドイツ生まれドイツ育ち)が受けてきた差別や、「ネオナチ」と呼ばれる極右派への考えを基に作られています。

とりわけ特徴的なのが、disではなく建設的に良い関係を築き上げることを目的としたリリックですね。

以下の動画に、この楽曲に対する思いを語られています。

いやぁ、今後も注目したアーティストの一人です。

*追記

Blumioさんの新しい楽曲です。この動画も素晴らしい。皆さんの感想を聞いてみたいです。

最後に

いかがだったでしょうか。

Commonさんの曲はだいぶ昔から知っておりましたが、Blumioさんは最近知ったので、遅ればせながらといった感じです。何とも知性溢れるラッパーですね。YouTubeありがとう。

ちなみに、差別は良くない!なんて言われていても、結局のところ欧州では東アジア人男性が最下層として扱われているのは何となく皆さんもご存じかもしれません。同じ研究室にいた中国出身の友人とも、何度か話した記憶があります。というか、差別までいかなくとも「好み」のレベルでも魅力的に思われていない節が若干ありました。

ちなみに、ビジネス/フォーマルな恰好がしっかりとできていれば、ある程度イメージを変えることは十分に可能です。これも実体験です。他方、ポロシャツに短パンで空港を出ると、高い確率で職質を受けたのもまた事実。笑

差別の根底には区別があるのでしょうが、そんなくだらないことに脳のリソースを費やさなければ、人類はもっと進化できるだろうにと、いつも残念に思っております。

そして、もし東京オリンピックが開催されるのであれば、今度は日本人が差別する側にならないよう、注意していきたいものです。

ただし!ネガティブなことよりもポジティブなことに目を向ける癖をつけることの方が、もっと大事です。色々あっても、やはり英国に行って良かったなとつくづく感じています。

それでは、ぜひ上の2曲のご視聴、お楽しみくださいませ。


Dr. モンブラン

◇自己紹介
https://note.com/dr_montblanc/n/n5fa8a3d1563d
◇研究Tips
https://note.com/dr_montblanc/m/mbb0f811bdee5
◇GarageBandチャレンジ
https://note.com/dr_montblanc/m/m667c833ca511
◇コーヒーブレイク
https://note.com/dr_montblanc/m/m81c359928444

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