なくなっていい病院なんてない。
病院経営を取り巻く環境はは依然厳しい状況が続いています。各種調査では全国の病院の7割は赤字経営と言われており、地方・公立病院ではその傾向が顕著です。
日本の病院の約7割、診療所では8割が民間(個人・医療法人)であり、経営悪化は即事業停止、すなわち閉院につながります。2021年の医療機関の休廃業・解散・倒産件数は600件に上り、2016年以降も増え続けています(帝国データバンクより)。
医療機関が診療を休止する理由はさまざまですが、少子高齢化や地方での過疎化による診療圏の人口減