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“エイトディレクションスーパービューティーヒューマン”の話



【カタコト英語】



どうも、どやちーです。
ごきげんよう。

いきなり笑っている人は、
さては、聡明な方ですね。
このおバカな題名は、一体なんなんだ!?と。

これはですね、日本語で言うところの「八方美人」を、私の拙い英語力で、無理やり変換したものになります。(笑)
まさにパワー系。パワーこそパワー。力技。

調べると、色々と「八方美人」の英語の綴りを見ます。「Happo beauty」とか、色々ね。
この私の英語表現は、まごうことなく間違っているみたいです。



が、だからと言って、そこで訂正するようなヤツではないのだよ私は…。(腕組み)
そこで綴りを訂正する? 



それって、「全然セクシーではない」よね。
この件に関しては、私はいちいち訂正なんてしないし、正しい英語の知識も今更覚えようだなんて、微塵も考えていなければ、どうでも良いとまで考えている。ニュアンスで何となく意味合いが分かれば、それで良い。
別に今回は英語のお勉強をする内容ではないのですよ。

そこで世間一般に言われる正しい綴り・表現に変えてしまうようでは、あなたはズバリ、「八方美人」である。
別に良いとか悪いとか無いので(無いと思うので)、そういう意味で捉えてしまったのなら、申し訳ございません。



と言う事で、本日は「八方美人」について触れて行きたいと思います。
それでは、心を穏やかに、リラックスしてお読み下さい。


【八方美人とは…】


皆様は、「八方美人」と言う言葉を知っているでしょうか?
その言葉に対して、どんなイメージをお持ちでしょうか?

「八方美人」を検索して調べた場合、意味を説明すると…、

「誰からも嫌われたくない、誰からも好意を持たれたい、その様に行動する人」、
「誰にでも愛想を振りまく人」を指すそうです。
色々なところから、意味を調べて掛け合わせてみたら、だいたいこの様な意味になると思います。


お察しの良い皆様なら、お分かりのこと…。
これ、まんま私のコトなんですよね。←
表の意味で「八方美人」の様です。


高校生の弓道部だった頃の話を、一番最初にnote記事に書かせていただいたので、よろしければ見ていただきたいのですが、
あの頃から、私は「誰からも嫌われたくない、誰からも好意を持たれたい」と強く思うようになります。

もう不特定多数の「白い目」で、私のことを見てほしく無かったんです…。それだけでした…。


それはさておき、意味は分かりましたと。
では、皆様の「八方美人」と言う言葉に対するイメージは、いかがでしょうか?

※あくまで「美人」のイメージとして使用させていただきます。「八方美人」としてのイメージでの使用ではございません。


きっと、良いイメージは持たれていないと思います。


今、私の横にいる職場の職員さんに世間一般の代表としてインタビューをしたところ、
「あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、いい顔ばかりして、どちらかと言うと良いイメージはない。」、
「しかし、最近になって、それも必要なことなのかもしれないと思った。」
と、答えてくれました。


仕事中に、note記事書いてやがる!と言う事は、一旦置き。

素晴らしい。
生の個人の意見ですよ。
自身の考え・意見を持つことは、非常に素晴らしいと思います。
私は、ここに重きを置いております。
そして、本日の内容にもバチコリとピントが合った内容となります。
(「最近になって、それも必要なことなのかもしれないと思った」と言う一文。どやちーくんの職場が如何に凄絶な職場なのかが、分かる魂の一文ですな…。)


まあ、そんなことは一旦置き。
今伺った様に、殆どの方は「八方美人」と言う言葉に対して、良いイメージを持っていないと思います。

その世間一般のイメージは、表の意味の話になります。


それでは、世間一般の代表としての意見もお伺いしたところで、「八方美人」の真の意味について話を進めてゆこうかと思います。
それにはまず、私の大学生時代のアルバイトでの思い出話をしてからの方が、私の性格も垣間見えて、面白いのかなと思います。

さあ、需要があるのか、無いのかは一旦置き。アルバイトの話をしてゆきます。


【アルバイトでの体験談】

私がパン屋さんのアルバイトを辞めて、数ヶ月後に始めたスーパーのレジ打ちアルバイト時代の話をします…。
(パン屋さんでのアルバイトの小話も、以前書いてますので、良かったら拝読していただけますと嬉しいです。)

当時は確か、大学2年生。
1年生の頃に、大学のゼミで一緒だった女子大生と、久々に講義で出会した。
(以後、「A子」とする。)

『どやちーくん、アルバイトとか興味無い??』と言われ、アルバイトの話を聞いていた。どうやら、A子のアルバイト先のスーパーが人手不足だった様だ。

「何故私にアルバイトの話を…?」
『知り合いでバイトに入れる人を探しているんだけどね、どやちーくんなら、丁寧そうだから、アルバイトに向いているかなって!どうかな?』

その場では返事を保留したが、後日アルバイトの面接を受けることに。これまた、すんなり採用されてしまう。
まあ、人手不足だから、そうなのだろう。それに、現役のアルバイトの人間からの紹介で、私は面接に来ている。尚更、採用されて当たり前である。
どやちーくんは、晴れてスーパーのレジ打ちアルバイトをする事になる。

このスーパーのアルバイトでも、本当にたくさんの思い出がある…。
が、今回はテーマが「八方美人」だ。
それにちなんだ思い出話を1つ。


私のアルバイトのシフトだが、
基本的に大学生だから、午前中は大学の講義がある為、17時以降のアルバイトが多い。
しかし、どやちーくんは午前中に講義が無い日を設けるように、受講する講義を組んでいた。
その為、普通は大学生が入れない昼間のシフトにも抜擢されていた。
そこでも、どやちーくんはレジや惣菜コーナーなどの部門を問わず、パートのおばちゃん達から絶対な支持を獲得していたのであった。(あくまで本人の感想になります。)

パートのおばちゃん達は、17時以降のシフトには、殆ど入らない。家庭があるのだから、当然と言えば当然。
17時以降のシフトは、パートのおばちゃん達から、大学生への時間に切り替わる。

しかし、17時以後のシフトに入った場合のみシフトが重なる、おばちゃんが一人いた。
(以後、B子とする。)

私は、初めて出会う職員の方には、必ず自己紹介をしていた。当たり前の事である、別に変わった事ではないであろう。
とは言え、そんなきっちりした自己紹介でもない。
「最近レジ打ち部門に配属されました、どやちーと申します。よろしくお願い致します!」の程度のものだ。

私は例外無く、B子にも同じ様に挨拶をした。

「どやちーと申します。よろしくお願い致します!」と言い終えた後、みんな『○○です、よろしく』と、挨拶を返してくれていた。まあ、普通に考えて、そうなりますよね。


しかし、B子だけは違った。


挨拶をするどころか、一切口を聞いてくれなかったのだ。顔すらこちらを見ようともしなかった。
「私は、何か気分を損ねることを言ってしまったのだろうか…?」と、不安になりながらも、その日のアルバイトをこなした。



アルバイトの後、アルバイトで知り合った同じ大学の先輩に、B子との出来事について話をした。
すると、衝撃的な話を聞くことになる。

『あぁ、あのババアは俺達に一切挨拶を返さないし、会話もしないよ。組まれたシフトもちゃんと守らず無断で休むことも多いし、遅刻も常習犯だぞ。俺は気に食わないから、口喧嘩したことがある(笑)』

『あのババア、40超えているらしいが、どうやら独身らしい。』

『俺達大学生には一切口を聞かないが、独身のマネージャー(副店長)には高い声色で媚々で喋っているぞ。たぶん、独身のマネージャーを狙っているんだ。』

『あのババアは、他の大学生アルバイト達が悪口を言っている事を知っている。お前は別に言ってないだろうが、同じ括りで見られているのだろうな。』

『あのババアには、挨拶とかしなくていいよ。寧ろ面倒だから関わるなよ。』


と言う内容でした…。
私だけに、あの様な態度を取っているワケでは無かった。同時に、私が何か失礼をしでかした様子でも無かった。
その事については、安堵した。

しかし、私は何だかソワソワしていた。
B子と他の職員とに出来ている、界壁が嫌でしょうがなかったのだ。
実際にレジ打ちバイトを始めてから、辞めるまでの間、他の大学生アルバイトの面々と会話をしているところを一度も見なかった。

そういった、同じ職場で頑張って働く仲間なのに、お互いを嫌い合っていたあの社内環境が凄く嫌だったのだ。
何で一緒に頑張っているのに、嫌い合いながら同じ空間に居るのだろう??と。



ここで、私の「八方美人」が動き出した。
「誰からも嫌われたくない、誰からも好かれたい。」


私は、『関わらなくていい』と言う先輩の助言をフルシカトし、店内で出会った時に「お疲れ様です!」などの挨拶を毎回するようにした。



来る日も来る日も、毎日無視され続けた。
しかし、来る日も来る日も、毎日挨拶を欠かすことは無かった。


うーん、今振り返ってみれば、
私は相手の事を一切考えていなかったのかもしれない。私を含め、大学生アルバイトの面々とは、何か理由があり、本当に絡みたく無かったのだろうな。
相変わらず、本当に自分勝手なコトをしていた(笑)


そんな毎日が続いていたある日のことだ。
B子に対して挨拶を始めて、半年が過ぎていたと思う。


なんと、私が「お疲れ様です!」と挨拶をした時に小さな声で確かに「お疲れ様」と返してくれたのだ!

私の方を向いて話してはいなかったが、周りに人がいなかった為、たぶん私に挨拶を返してくれたのだと、理解をした。
一緒に驚きと嬉しさがやってきた。

すかさず、先ほどの出来事を先輩に話す。
先輩は自分の助言をフルシカトされてご立腹であったが、「…たぶん、どやちーくんだから返事したんだろうな」と返した。

それ以降、挨拶を返してくれない日もあったが、殆ど挨拶を返してくれていた。
たまに「この仕事やっておいて」と、私の仕事外のコトを私に押し付けて、B子は無断でバイトを上がることもあった。

それを知り、B子の置いて帰った仕事をやる私を見て、先輩がB子にブチ切れていたっけか(笑)


…と言う事がアルバイトでありました。
表面上の意味で「八方美人」だった私は、あの様な形であれ、僅かだがB子からの信頼を唯一勝ち取っていたのだ。

別に、これは良いことでも悪いことでも無い。二元論で片付ける話ではない。
ただ、私は嫌だったから、変えただけだ。
自身の理想を叶える為に、自分勝手にも行動に移った結果だ。「納得」がしたかったのだ。

このアルバイトでの「八方美人」の話は、他にも2つくらいあるが、また別の機会に気が向いたら…。


【おじさんの話】

さて、私のアルバイトの話は一旦置き。
それから、大学を卒業し、無事就職浪人になっていた時の話だ。(←笑うところ)

私の実家は、同県の中でも山間部にあった。
先日97歳で無くなったおばあちゃんが住んでいた、山と川が印象的なところ。「ゲロゲロ」と、カエルの合唱が絶え間なく聞こえてくる、自然豊かな実家。

そのおばあちゃんの面倒を見る為に、県外にある家を離れ、おばあちゃんの実家で一緒に暮らしている親戚の夫婦がいる。

その親戚である、おじさん。
とある企業の人事課を担当していたり、社長を努めている経歴があった。私はおじさんに会うたびに、面白い話を聞かせてもらっていた。


就職浪人だった私に、「どやちーくん、ウミネコ見に行こうや!」って連れて行ってくれたり、
「どやちーくんは、パスタが好きなんやな。パスタの美味しい店紹介したるわ!」って連れて行かれたのが鎌倉パスタで、それが初めての鎌倉パスタだった。
個人的には、パン食べ放題のクロワッサンがめちゃめちゃ美味くて、パスタそっちのけでクロワッサンばっかり食べてたら、おじさんがショックを受けていた、こともあったよなぁ。(笑)
(鎌倉パスタでお気に入りのパスタは、通常のジェノベーゼです☆)


また、おじさんはお酒が大好きで、お酒で酔った事が無いくらいの酒豪であった。日本酒、ビール、ウイスキー、ワイン、何でもござれな鉄の内臓の持ち主である。おばあちゃんの家に帰る度に、私はおじさんに、しこたま日本酒を飲ませられてね。
おじさんは「私が来るとお酒が飲める」と、喜んで歓迎してくれる。人見知りだった少年時代の頃とは違い、お酒を飲める様になってからは、おじさんとの仲は親しくなっていった。


そんなおじさんと、いつもの様に熱燗を飲みながら、毎度毎度色んな話をしているのだが、アルバイト時代の話を私が振った時の事だ。



私は「誰からも嫌われたくない、誰からも好かれたい」気持ちからの出来事である、アルバイト時代のB子との話をおじさんにした。

社会経験の一環としてアルバイトをしてみたのもあるが、まだまだ心は社会の荒波に揉まれる前の、何も知らない青二才であった。
あの時は本当に、一緒に働く仲間なのだから、お互いが嫌い合う社内環境を変えたい一心で行動した。

その気持ちとは裏腹に、その自分勝手な考え方や振る舞いが、悪いことなのではないか、と感じていた。
この考え方が、世間一般に言う「八方美人」と言われる嫌われやすい人間を指すのではないか、と思っていた為だ。

そして、私の取った行動である「みんなと仲良くなりたい」と言うものが、「あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、いい顔ばかりしている人」と言う悪いイメージに変換されやすい事と、「八方美人は八方塞がりになる」事も話した。


「八方美人」な振る舞いは、全ての人の好意を集めようとするが、反面で全ての人から好意を集めようとする、その「どっちつかず」の立場から、最終的にはどちらからの支持も得る事の出来ない「八方塞がり」状態に陥る事を私は知っていた。
このように思われる事が嫌で、私は自身の「八方美人」な性格が嫌いであった。

しかし、自身の行動がB子の様子を少し変えた。この事実は、少なくとも職場にとっては「良いコト」なのではないかと、思っていたし、職場にとって必要な事だと心から思っていた。

もちろん、社内環境に職員同士の分厚い界壁が生じている事は嫌であったので、この環境を改善したかった。また、シフトや仕事の管理をする上で、職員同士のコミュニケーションは大事であり、それを円滑にする目的もあった為だ。
これを仮に「悪」とするのであれば、その会社の方針は、ちょっと理解出来ないかなぁ、と私は考えます。

この経験からは、自分のこの「八方美人」の性格は嫌いではあるが、自分の中では正しく、周りに何を言われようが、変える必要の無いものだと言う結論にも、至っていた。
それ故の「八方美人」での苦悩でした。


一通り話をした後に、熱燗を私に注ぎながら、おじさんから一言。
「いやいや、どやちーくん。あんたは八方美人ではないよ。(笑)」と、笑顔で言われたのだ。


え…?
私は「八方美人」ではない??

おじさんが、私に対してどういう意味で「八方美人ではない」と言ったのか、理解が出来ていなかった。

しかし、私の中での「八方美人」の意味としては、皆様が思う通りの解釈である「あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、いい顔ばかりしている人」と言うものでした。
私は、せめて同じ職場で働く仲間なのだから、みんなで仲良く頑張りたいなと思っただけではあったのだが、自身のそういう自分勝手な性格が嫌いでもあり、私なりに悩んでいたのだ。


その私の姿が、おじさんの目からすれば、世間一般とは異なる見え方をしていたのだ。
私がそういう人間ではないと。

「みんなと仲良く仕事をしたい」と言う気持ちを否定された?のだろうか。


なんだか、当時は悩んでいる自分を笑われた気がしてね。(笑)
尚且つ言葉の意図が分からず、どこにもぶつけられない思いをしたものだ。

おじさんの「八方美人ではないよ」発言は、その後ずっと気になっていた。
おじさんの目からは、私はどんな写り方をしているのだろうか…??
熱燗を一緒に飲んだ仲だったのに…。やっぱり私は、周りからは悪いイメージで見られていて、「八方塞がり」状態なんだなと感じた。

確かに、自分自身そういうところがあることは自覚していた。


それから半年経ち、再びおじさんの居る実家に帰る機会があった。
その際、私は過去に言われた「八方美人」の発言の真意について伺う。

「あの時、私に『八方美人ではない』と言っていたけど、あれはどういう意味だったのかずっと考えていたのですが、自分で調べたり考えても分からないので、今日はその回答をいただきたく…」とね(笑)


おじさんから言われた話は、意外な内容でした。

『あぁ(笑)あの時に言った「八方美人ではない」と言ったのはね、どやちーくんが「人に流されず、自分の意見を持って行動する人間だね」と言う意味で言ったんだよ。』

『「八方美人」って言葉はな、世間一般には良い意味で捉えられてへんやろ? 「あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、いい顔ばかりしはる人」みたいな、「他人の意見にばっかーり同調して行動する人」を指す言葉なんや。』

『つまりな、「八方美人」と言う言葉の真の意味はな、「自分自身の意見を持たない人・他人に流されてしまう人」を指すんよ。』

『「人に流されず、自分の意見を持って行動する人間」である、どやちーくんは、【八方美人】ではないよ(笑)』

と、おじさんが言う。

体の中で回っていた熱燗のアルコールが、一気に分解されていった様な感覚が、体を走った。



「八方美人」の表の意味
=「誰からも嫌われたくない、誰からも好意を持たれたい、その様に行動する人」、
「あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、いい顔ばかりしている人」
≒「(人に流されず)自分の意見を持って行動する人間」

「八方美人」の真の意味
=「自分自身の意見を持たない人」、
「他人に流されてしまう人」

と言う事になるそうだ。
私はその話に「納得」をして、
その日もおじさんと熱燗を浴びるほど飲んだ。


その晩、布団に入り、一人考える。
自身の「八方美人」な性格について、考える。

大学生当時の私は、同じ職場で一緒に頑張る仲間だから、嫌い合っていたあの社内環境が凄く嫌で、改善をしたかった。
例えそれが、私以外誰も賛同していなかったとしても。

そして、自身の意見を持ち、理想を叶えるべく私は行動した。それは、非常に自分勝手なもので、私だけが良ければと言う考え方でもあった。
今思えば、私とB子だけの関係ではなく、他のアルバイト・パート・正社員のみんなとB子の関係も改善させなければ、無駄な事だったかもしれない。
ほんの少しの改善が見られたのは、私とB子の関係のみだったからだ。

反省点は色々ある…。
あの時はこうするべきだったとか…。


しかし、反省や後悔よりも、ここでも「自分自身が意見を持つこと」が最優先された。
私は、自分自身の意見に基づいて、必要だと思う行動をした。



私の「八方美人」な性格についてだが、
「誰からも嫌われたくない、誰からも好意を持たれたい」と言う「表の意味では『八方美人』な性格」だが、
「人に流されず、自分の意見を持って行動する人」と言う「真の意味での『八方美人』な性格」とは真逆なモノあった。

私は『八方美人』であって、『八方美人』ではない。長所と短所は、表裏一体。
なんか違うか(笑)

とにかく、
真の意味で「八方美人」ではないのだから、これからも自分自身で意見を持ち、行動する人になろう、表の意味で「八方美人」になろうと、改めて思ったのであった。


【まとめ】



さあ、それでは
『セクシーな美人たち』を纏めよう。

「八方美人」の意味とは…

美人の表側:「誰からも嫌われたくない、誰からも好意を持たれたい、その様に行動する人」、「誰にでも愛想を振りまく人」、
「あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、いい顔ばかりしている人」を指す。
=「(人に流されず)自分の意見を持って行動する人間」を指す。

「誰からも嫌われたくない、誰からも好意を持たれたい」と言う意見を持っていて、その様に行動するのだから、「(人に流されず)自分の意見を持って行動する人間」に当てはまる。

美人の裏側(真の意味):「自分自身の意見を持たない人」を指す。
転じて、「他人に流されてしまう人」を指すのではないだろうか。


皆様も、記憶に新しいハズ。


やれ同調圧力だとか、協調性がないだとか。
お前には、思いやりが足りていない。
お前の行動が、周りを救う。周りの人に迷惑をかける。和を乱すな。
みんながやってるから、お前もやるべきだ。
オレもやってるんだから、お前もやるべきだ。
○○が言ってるから、やるべきなんだ。

世間ではまるで、犯罪者探し(笑)
これのどこが、「任意」なのだろうか。
「オレもやってるんだから、お前もやるべきだ。」って、控えめに言っても、知らねーよ(笑)何様だよ。


私もたーくさん言われてきた。
反対に人にたくさん言って来た人も、いらっしゃるかもしれません。

《とあるワンシーン》

「では、あなたに責任が取れるのかい?」
「何かあった場合、死んだ場合、私と、取り残された家族に対して、あなたは責任が取れるのかい?」
「その発言は、企業として言ってくれているのか、個人の意見として言ってくれてるのか、どちらですか?」
「企業として言ってくれてる場合、企業が責任を取ってくれる。個人の意見で、ご厚意で忠告してくださる場合、個人が責任を取ってくださる。そういう認識で間違いないですね?」
「自分で言っておいてなんですが、テメェらが責任なんか取れるワケねーだろ(笑)」
「テメェらごときが、責任取れるワケねーだろって話よ。」
「国が責任を取ってくれる?今の現状を見て話してますか?ソレ、どこの世界線を見てのお話ですか?関係無いって言って、責任取ってくれてないでしょう(笑)」
「あくまで『任意』なものを、進めて何かあっても誰も責任は取らないし、取れやしない。何故なら、『任意』であり、自分自身で決める事であり、承諾書には本人の承諾が書き込まれているのだから。」
「改めて伺いますが、私の身に何かあった場合、誰が責任を取るんですか?」
「人の命がかかっている事なのに、私は責任の所在が分からないモノなど、やりませんよ。少なくとも、今は私に必要ありません。」
「それとも、企業や誰か、○○がやれと言ったら、何でもやるのですか?死ねと言われたら、死ぬんですか?」
「企業のメンツの為に、一か八かで死ぬかもしれないがやってくれ。ただし、誰も責任取れませんって、言ってるも同じですよ。」
「個人の意見で、ご厚意による忠告であるならば、私の身を案じていただいてありがたいですので、心に留めておきます。ご心配までしていただき、ありがとうございます…。」


ここまで言っては無いが、これに近い似た様なセリフを、私は吐き捨てました。こんな場面が何回あったことか。
今思えば、人様に対して、えらくドギツイ事を言ってしまっている。足りないくらいである。


まあ、それについての善悪は、ここでは必要無い。『任意』である以上、その選択は本人の責任であるからだ。
一番問題なのは、日本人の心に根強く存在している同調圧力である。

自身で考えることをせず、自身の意見を持たず、周りの意見に流されているだけであるのに、自身が「正義」の側に立ったと勘違いしてしまう人が出来てしまう。
他人や多勢に流されてしまうコトは、私は「自身の意見を持っている」と言えないと思います。
ストレートに言えば、言って欲しく無い。
自身の意見を持っている人と、そうでない人とを同類に扱って欲しく無い。

そこに、「思いやり」だとか、「協調性」だとかを上手く当て込むことで、自身が「正義」の側に立った存在だと勘違いを起こしてしまう。「思いやり」も「協調性」も、「正義」も非常に聞こえは良いワードなので、余計にタチが悪い。


一度勘違いをしてしまえば、自身の立場から見て「悪」となる存在・反対意見の存在に、際限無く攻撃が出来てしまう。
自身が「正義」だと言う主張の元、それを免罪符として振りかざせば良いのですから…。
そこに羞恥心や罪悪感、責任などは、生ずることもない。
これが「同調圧力」です。反対意見に対して、徹底的に、無責任に攻撃をする。
「思いやり」でも、「協調性」でも、「正義」でも無い。そんな立派なものでは無い。

言い方を変えれば、
これ、他人の事ばっかり見ている・監視している状態ですよね。
周りにばっかり興味を示していると言いますか。常に他人の粗を探してる状態、常に攻撃対象を探索している状態、サーチ&デストロイ状態と言いますか。


ここ数年、そんなのばっかりでしょう。
疲れませんか? 私は、げんなりする。
どこにそんな無尽蔵な体力があるのですか?
その力、別の事に向けた方が良くないですか?



私が表の意味で【八方美人】であるとすれば、
私よりも真の意味で【八方美人】な方々で溢れ返ってますよ。
全然セクシーではない。


同調圧力の正体は、「『八方美人』の真の意味」なのかもしれません。
もうこれ、セクシーでも何でもないし、「美人」とはかけ離れてますね。
私のこの記事を読まれた方々には、表の意味でセクシーな「美人」であって欲しい。



まあ、少なからずフォローするとすれば、
当時はみんな何も知らなかったし、まともな判断をすることも難しい状況下であった。
しかも、人の命に関わる内容であった。
そこに救いの手の様なモノが現れた。
みんな混乱していたから、その救いの手にすがるしか無かった。
一方で、「プロ」と呼ばれる立場の方々で、意見も割れていた。と言う状態だったよね。
本当に良いものならさ、「プロ」の意見は全会一致するだろうし、「任意」と言う名の逃げ道など設けるハズもないよ。
しかしね。ここでは使いたく無い言葉ですが、しょうがないよ。
我々は、人間ですからね。

と言うところで、
本日は締め括ろうと思います。
終盤は暗い話・話が脱線してしまい、申し訳ございません。
今後「おじさんとの会話シリーズ」と言うのをシリーズ化しようかな(笑)
特に需要無いか(笑)

※最初の方でもお断りを入れておりますが、
この度使わせていただきました、フリー画像素材として使わせていただいた画像の方につきまして、
私の思う「美人」のイメージに当てはまりましたので、使わせていただきました。
決して「八方美人」を説明する為の意図で使用したわけではございませんし、この人が真の意味で「八方美人」だから使用した、などは毛頭感じておりませんし、その様に表現をしておりません。
説明に不足画あったかもしれませんが、どうかご理解をお願い致します。
こちらのフリー画像素材を大事に使わせていただきます、ありがとうございます。
以上の挨拶で、お断りとさせていただきます。


【告知】


6月〜7月中に出来るか分かりませんが、
例の【後編】を投稿してみようかなと考えております。

ただ、購入に対して人数制限を設けようと考えております。需要もそこまであるとは考えておりませんので。

そうですね、20人限定としましょうか。

その規模で展開しようと思っております。
そんな気持ちです。
無料の範囲内でも十分に楽しめる内容だと思いますので、まずは読んでいただき、続きが気になるようでしたら、続きのご購入をお願い致します!



あ、そうそう。
いつもの締め括りを

それでは。(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)

としておりますが、私はいつもスマホで記事を書いたり投稿しており、スマホではこの顔文字が何とも良い感じに表示されているのですよ。

しかし、この前にパソコンから初めて自身の記事に目を通して愕然としました…。
全然ちゃいますやん!と。
顔文字別人ですやん!と。
河童みたいになってるやん!と。

ですので、顔文字を変えます。
これがパソコン版だとどうなるか分かりませんが…。変えてみます。
ある界隈に居た頃に、この顔文字を使用してたので、身バレの可能性もありますが…。

それでは。(・v・)

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