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バター醤油ご飯食べたい

ある本を読んだら、バターを猛烈に食べたくなった。

ゴクリ。

唾液を飲み込みながら、読んだ作品がこちら。

そのまんま、BUTTER バターというタイトル。

この作品は、二〇〇九年に発覚した首都圏連続不審死事件が重要なモチーフになっている。
この事件、記憶にはなかったけど、結構騒がれていたみたい。

容疑者の女性は、3人の男性を死なせたのか、真実は、、わからないけど、なによりも騒がれていたのがその容姿について。

決して美人とは言い難い、太った女性だったから。
この作品の中では梶井真奈子、通称カジマナ。

綺麗ではなく、体型も大きかったけど、料理が上手で、なおかつ尽くすタイプで、男性のことはなんでも許してくれる人だったみたい。

そんな彼女が1番嫌いなのものが、マーガリン。
バターが大好きな彼女は、エシレバターを食べると落ちる。という表現をしてたな。

バター美味しいって表現するのに1ページ使うくらい、美味しいものの味わい方、表紙の仕方が上手で、どんな食べ物でも食べたくなる。

特に今私が食べたいのは、エシレバターのバター醤油ご飯。容疑者カジマナの激推しバター!気になる、、。

あぁ〜エシレバター食べたい〜〜!
調べれば調べるほど、よだれが出てくる〜!


調べてみたらYouTubeではるあんちゃんがやってました笑
真夜中にやるなんて、最高すぎんか!
罪の味、味わいたいですね〜。

はぁ〜、本当に憧れのバターです。
近々エシレの直営店で買ってみようと思います!

この本はバターの美味さだけでなく、もちろん話も面白いんだけど、私が特に好きなシーンは

家事はロックだ!と友人同士で言ってる場面。

「最近、ちょっとだけ料理するようになって。ロックだよね、掃除とか料理ってさ。愛情や優しさだけじゃなくて、一番必要なのは、パワーっていうかさ。なまくらな日常に飲み込まれないような、闘志っていうかさ。」
「そう、ロックロック!!権力への反発だよ」
BUTTER  柚木麻子

あーこの理論、面白いな〜。てか推せるな〜。
私は家事があまり得意ではないけど、パワーって必要だよね。
便利家電に頼れるところもあるけど、見えない家事とか、ルンバの掃除とか、そもそもそういうのが苦手なのよ。
愛情足りないとかじゃなくて、普通に体力勝負なとこもあるよね。
でも少しでもやってる自分、マジロックだわ〜、と思って自分を称賛していこ。

と、ロックに生きていきたい。今日この頃。

ロックの神、忌野清志郎を自分の中に飼わせるのだ!

#butter
#柚木麻子

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