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耳鳴り潰し83

 息子の粘土遊び熱が凄かった日。他の遊びを早々に切り上げて粘土遊びを長時間する。35℃の猛暑日で外で遊ぶのも危険だしね。自分の手でこねることで想像力が刺激される。怪獣人形ごっこの場合、常時シナリオ作成が必要であるが、粘土をこねて造形している間はシナリオは一旦休息となる。つまり消耗が少ない。だから休憩なしで長時間遊び続けられる、というわけだ。

 大きさの異なるヘビを四匹作る。お父さんヘビ、お母さんヘビ、お兄ちゃんヘビ、赤ちゃんヘビ。頭の形状は画像検索で「牙は下あごにはなさそう」という感じで作っていく。赤ちゃん以外は毒を持っており、お父さんヘビに噛まれると十分で死に至る。そんな危険なヘビを売っているペットショップと、そこに来る癖の強い客、という感じのコントを続ける。

 娘は「ルパンの映画観る!」と言って、100均のネイルグッズをいじりながら、タブレットにイヤホンを差してルパン劇場版のCGのやつを観ていた。一人で映画タイムを楽しめるようになったのかと感慨深いものがある。テーマソングが流れているらしい場面では熱唱していた。

 そんな中、昼過ぎにAmazonからお知らせが来ており、生成画像絵本「作家たち」のKindle販売が開始された。

 試行錯誤しながら完成させたKindle出版第一作。現在のところ注文はゼロ。既読ページ一冊分は自分でDLして読んだ分だろう。もちろん売れた方が嬉しいけれど、売れなくともマイペースで出版し続けていこうという目論み。

 花村萬月「なかで、ごめんね」を読み始めた。

 そういえば、網戸の下部が一部割れているのか(網の破れではなく)、隙間が出来ており、そこから蟻に侵入されて、朝からえらいことになっていた。その騒動は今後の創作で生かす予定。


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