「kindle出版への道①」
入院生活を機に有料記事(投げ銭)を販売したので、次はkindle出版を、と考えている泥辺です。理由はいくつかあります。
・個人のkindle出版で好きな作品が結構ある。
・せっかく「この人いいな」と思っても単発で終わってる方が多い。
・今後自分の働き方が制限されるため(肉体に負担の多い仕事は避ける。短時間勤務などで徐々に体を慣らしていく。副収入で家計を助けないといけない)。
・今後病状が酷くなり、最悪ほぼ寝たきりの状態となっても、指さえ動けば執筆はできる(現状、症状は改善されているので、そこまではならないと思われる。ひょっとして案外すんなりと元気な身体になれるかも? とちょっと期待中)。
・出版社の出版物と、個人の出版物をあまり区別しなくなってきた。
・元々公募には熱心ではなかったが、唯一投稿していた賞(阿波しらさぎ文学賞)が消滅してしまった。
ある日いきなり「kindle出版しました!」と発表したところで、記事が埋もれて終わりかもしれません。まして私はフォロワー何万人とかの有名クリエイターでも何でもありません。何かしら読んで何かしら書いてはいますが、現在は幼稚園を卒園した息子の相手で、あまり執筆時間を取れないでいます。ちょっとずつ何かを進めていかないと、「kindle出版しようと思ったこともあったなあ」で終わってしまうかもしれません。
思えば弾は結構あります。
1.「入院記録」シリーズに、突然入院することになった人向けの案内を書き足す。無為と不安の日々を「読むこと」「書くこと」で乗り切った風にまとめる。
2.「千人伝」シリーズを百人ごとにまとめる。
3.昔ネットで評判になった童話「首がもげたキリン」を、当時の執筆状況と、期せずして似たような状況になった今の自分について書いたものを足して。
4.歌詞の引用が問題となり現在凍結されてしまっている「音楽小説集」から、抜粋して問題がない形に書き直し、掌編小説/随筆集として。
5.既に最終回までの構想は出来ている「殺され屋」シリーズ、むしろ残り分を発表する代わりにkindle出版にするとか。
6.「シロクマ文芸部」を中心とした、掌編小説をまとめたもの。
7.「楢山孝介」時代の、「きらら携帯メール小説」受賞作、「詩と思想」への投稿作をまとめたもの。
8.「小説を書くのを止める方法」といった、逆説的新書風読み物。
9.先述したような「せっかくいい作品なのに、多くの人の目には触れられていない」個人kindle出版物のレビュー集。
10.泥辺五郎式極個人的創作方法論。
後半には今思いついた物も入れましたが、その気になれば次々と出版することも可能なラインナップが揃ってます。売れ線を狙えそうなのかはともかく。私と同じように「突然の入院生活でkindle unlimitedで本を読み漁るようになり、個人のkindle出版物が好きになってきた。出来たら同じ作者のいろんな本を読んでみたい」という読者を想定しています。
現在「入院記録」シリーズに手を入れ始めてますが、結構あれこれすることがあります。少しずつ進捗状況を書いていけたらな、と思います。よろしくお願いします。
(続く)
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