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「殺され屋」シリーズ

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殺し屋に毎回狙われる、人に恨まれることに無自覚な「殺され屋」が登場する一連のシリーズです。
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記事一覧

「ヘドロの上にも降り積もる雪(殺され屋9)」#シロクマ文芸部

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧  雪化粧の施された早朝の外の景色と、台所に立つ相変わらず…

泥辺五郎
4か月前
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殺し殺され問答とVS殺し屋修行編(殺され屋8)#シロクマ文芸部

「本を書く、というほどではないんだが、近頃考えていることがあってな」と堅木さんが言い出し…

泥辺五郎
4か月前
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伐り倒された木々の記憶 作:泥辺五郎/朗読してみたよ

泥辺五郎さんが小牧幸助さん主宰の「シロクマ文芸部」のお題に基づいて書き上げる「殺され屋」…

伐り倒された木々の記憶(「殺され屋」第七話)#シロクマ文芸部

 新しい父親が来る前に叩き込まれた教えが「積極的に人と話せ」だった。  母親代わりだった…

泥辺五郎
4か月前
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【朗読】殺され屋ホラー篇『四十肩の二十代』【作・泥辺五郎】/朗読してみたよ

わたしの敬愛する「殺され屋シリーズ」の第6弾、朗読させていただきました! 小牧幸助さんの…

「殺され屋ホラー編『四十肩の二十代』」#シロクマ文芸部

「ありがとう」  銃で腹を撃たれた直後に、思わず出たのは殺し屋への感謝の言葉だった。これ…

泥辺五郎
5か月前
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【朗読】どこにも停まらないバスに乗って 作・泥辺五郎/朗読してみたよ

泥辺五郎さん作「殺され屋シリーズ」第5弾は、幕間のお話。 前作でウマが合っていた秋山君とのバディ結成でどこやらへ向かう2人。乗り込んだバスはどうやら普通のバスではないようで……!? なんやかんややっているうちにこんな時間になってしまいました(;^_^A 泥辺さんの原作はこちらです。 幕間とは言いつつも、第1話に登場した殺し屋「読書家」にまつわる話題が出てくるなど、シリーズとしての軸が強化されつつ、毒殺の殺し屋こと「不覚静芽の役割も見えてきました。 これはいずれ長編リメイク

「どこにも停まらないバスに乗って(「殺され屋」第五話)」#シロクマ文芸部

 12月の景色が通り過ぎていく。寒さに震える人々。木々から落ちる枯れ葉。暖かい場所へと姿を…

泥辺五郎
5か月前
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【朗読】殺され屋が殺し屋に殺されない方法を殺し屋に教えてもらう話 作・泥辺五郎/…

タイトルからしてツッコミどころ満載! まず、長い。噛まずに読めるだろうか。静かな挑戦のよ…

「誕生日を命日にしたい殺し屋との死闘」作:泥辺五郎/朗読してみたよ

泥辺五郎さんのシュールな魅力が炸裂している「殺され屋」シリーズ、第3弾を朗読させていただ…

「殺され屋が殺し屋に殺されない方法を殺し屋に教えてもらう話」#シロクマ文芸部

※人に恨まれる自覚なく狙われる「殺され屋」シリーズ第四弾です。マガジンにまとめてみました…

泥辺五郎
6か月前
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殺し屋に狙われ続ける「殺され屋」のルーツ

 最近シリーズ化した「殺され屋」が出てくる一連の作品がある。現在三作品。いぬいゆうたさん…

泥辺五郎
6か月前
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珈琲と毒殺と殺し屋とハイレモンの想い出/朗読してみたよ

泥辺五郎さんのオシャレでポップな「殺し屋」シリーズ、前作に続いて朗読させていただきました…

【朗読】コードネーム「読書家」という殺し屋について書き残しておくこと 作:泥辺五郎/朗読してみたよbyいぬいゆうた

先日、12人の方の作品を朗読させていただいた「気まぐれ朗読」企画。 その興奮も冷めやらぬうちに、というタイミングではありますが、あらたに朗読作品を公開させていただきます。 シャープでウィットに富んだ作品が、グサりと胸に刺さってしまいました。 読んだ後、速攻でお願いして朗読の許可をいただきました! 泥辺五郎さんの「コードネーム『読書家』という殺し屋について書き残しておくこと」というショートショートです。 伊坂幸太郎さんへのオマージュを感じつつ展開する、洒脱な空気。 殺す・殺