見出し画像

【朗読】コードネーム「読書家」という殺し屋について書き残しておくこと 作:泥辺五郎/朗読してみたよbyいぬいゆうた

先日、12人の方の作品を朗読させていただいた「気まぐれ朗読」企画。
その興奮も冷めやらぬうちに、というタイミングではありますが、あらたに朗読作品を公開させていただきます。
シャープでウィットに富んだ作品が、グサりと胸に刺さってしまいました。
読んだ後、速攻でお願いして朗読の許可をいただきました!

泥辺五郎さんの「コードネーム『読書家』という殺し屋について書き残しておくこと」というショートショートです。

伊坂幸太郎さんへのオマージュを感じつつ展開する、洒脱な空気。
殺す・殺されるという関係性でありながらも、平常のトーンで会話を続ける登場人物たち。
その裏側で繰り広げられる探り合いと、想像を超えてくるシュールな展開。
この味わいをなんとか朗読で表現してみたいと感じてしまったのでした!

主人公の男の名前やコードネーム的なものは、文中にはでてきません。
この男にはどんなコードネームがお似合いでしょうか。
「ひとたらし」「いきあたりばったり」「無為無策」……。
名前の付けられぬ「名もなき男」、なんてのも悪くないかもですね。

さて、主人公は生き延びることができたのか。それは題名から推してしるべし^_^

様々な感情が揺すぶられる今作、原作はもちろんのこと、朗読もお試しいただけるとうれしいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?