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メンバーシップ「泥辺五郎応援部」始めました

 だいぶ以前から考えていたものを、とりあえず形にしてみました。現在の私の活動を大幅に変えるわけではありません。基本は「この世界のどこかにいる誰かがほんの少し応援してくれたらいいな」くらいの感覚です。下の方に少し重い話があります。

 コースは三つ用意しましたが、内容は変わりません。
・惣菜コース(月額298円):惣菜を月に一品余分に買う感覚で応援するコース
・月刊誌購読コース(月額980円):月刊誌を一冊購読する感覚で応援するコース
・宝くじコース(月額9800円):通りすがりの大富豪や、宝くじで大金を手に入れた人目当てのコース
 全て初月無料としています。

 メンバーシップ限定記事として、週一程度の創作関連の記事を書こうかと思っています。要は「泥辺五郎の頭の中身」みたいな感じで。もしくは週十枚程度の短編を毎週仕上げるとか。

 その他の活動、現在やっているようなことは継続していく予定です。
・「耳鳴り潰し」日々の記録
・シロクマ文芸部への参加
・「千人伝」シリーズ
・「架空書籍」「生成画像つき短歌」などXでの活動のまとめ
・生成画像を利用した活動
・新都社など他サイトでの活動

 ただ、メンバーシップってクレジットカード決済しか無理なんですね。以前、個別に支援を申し出られた方がおられまして、その方はクレジットカードを使えない環境でしたので、そういった方にも届く方法を今後考えます。

 ここから少し重い話を。

 今年(2024)の二月に脳脊髄液減少症で倒れ、三週間入院しました。力仕事、立ち仕事、温度変化(冷蔵倉庫から、炎天下に出るような)といった、この病気には悪影響のある条件の揃っていた職場であったので、退職しました(というか現場作業員として働けない以上、必要とされなくなりました)。それ以前から我が家の経済状況は逼迫しており、妻が夜勤で働き始めたことでようやくどうにかなる予定だったのが、私の入院で妻も仕事に行けなくなりました。私の退院後、妻は職場復帰は果たしたものの、妻も体調を崩し、契約を解除されました。 

 娘の不登校に関する相談の関係で地域のケースワーカーさんとも繋がりがあったため、私の入院から生活保護開始まではスムーズに行きました。おかげで、以前の会社の最後の給料が払われた後も、何とか家族は生きています。

 退院から四ヵ月が経った頃の定期健診では、私の脳脊髄液の液量は回復していると言われました。医学的には問題がないわけです。しかし症状は続いています。重症の方は日々起き上がるのが難しいほどの病気ですが、安静治療で快癒したことになっている、軽症の部類の私の場合、日常生活は問題なく送れています。ただし、頭を前に傾ける姿勢(深いお辞儀や、頭だけを下げて下を覗き込むような姿勢)を取ると、頭痛が起こります。子どもたちのために久しぶりに出したトランポリンを、私も飛んでみたところ、脳が激しく後ろに引っ張られるような痛みが起こり、翌日まで続きました。激しい揺れは禁物なのです。

 医師からは「まずは半日、事務仕事から始めてみては」と言われています。妻は仕事に出ていますが、仕事のスピードについていけないせいか、研修期間内に契約を解除される、ということを繰り返しています。「まずは妻がフルタイムの働き口を見つけ、私は半日の仕事を探す」といった案が崩れかけています。

 一時、随分体調が良くなった時期があり、「力仕事でも、フルタイムでも全然行けるんじゃないか」と思っていた時期もありました。しかし日々のルーティン「家事、買い物、子どもの相手」からはみ出して用事を重ねたり、イレギュラーなことが発生すると、途端に体調は崩れます。痛み止めと休憩が必要となります。メンタル的なものではなくフィジカル面での不調です。しかし病状としては回復しているといえる以上、どうしようもない状況です。

「耳鳴り潰し」という日々の記録のタイトルにしているように、高音の耳鳴りは常に鳴り続けています。特に周囲が静かな環境になると、轟音になって襲い掛かってきます。これは脳脊髄液が減って脳が落ちてきた際に聴覚神経を痛めた後遺症です。一生続くそうです。

 三年前、娘の不登校を機に前々職を辞しました。夜遅くまで残ることの多い職場でした。家族との時間が取れるようになり、独身時代のように創作する時間もできました。娘が再登校するようになった頃、家の近くの職場に再就職しました。給料は安いものの、毎日定時あがりで、職場を出て十分後には子どもと遊べる状況でした。元々頭痛持ちではありましたが、痛み止めを変えても治まらない痛みに襲われて病院に駆け込み、脳脊髄液減少症が発覚した、という次第です。突然の三週間の空白は家族に深い傷を残しました。再び同じ事態にならないよう、再発しない生活を心がけております。

 もし可能ならば、在宅で、何らかの創作活動で家計を助けることができるようになるための活動の一環です。並行してkindle出版や公募も進めていく予定です。夏休みが終われば何らかの形で就職活動もしていきます。ちなみに生活保護中の収入は、翌月の保護費から収入分が差し引かれる形となります(五万稼いだら五万引かれる形。収入が保護費を安定して上回る生活になれば、保護を抜けられる)。生活保護から抜けて、息子に自転車を買いたいです。

 といった重い話は一旦忘れて、「あなたの活動応援してるから、一番安いコースなら入っていいよ」みたいに気軽なノリで参加してくれると嬉しいです。
 よろしくお願いいたします。


入院費用にあてさせていただきます。