絶望

なぜ、相談することは大切なのか?

どうも。道楽(DORAKU)です。

突然ですが、あなたは会社の上司や同僚、
あるいは友人に「何かあったら相談しろよ。」と言われて素直に相談できていますか?
もしかしたら心のどこかで
「どうせ相談しても解決できないし、、」
「相談した所で意味ないし、、」と諦めてはいませんか?

日本人のほとんどは相談する事が苦手で、ビジネスにおいても人事が社員のモチベーション低下に気付けるのが遅れ退職を止められなかったり、医師に相談する頃には重度のうつ病や精神疾患にかかっていたりするケースが少なくありません。

では、問題が解決できなければ周りに相談する事には意味がないのでしょうか?
いいえ、
『相談=問題を解決する手段』として認識するのは間違いです。

実は相談とは、
相談する事自体に意味があり、誰かに悩みを話す事によって
後の体の変化に大きく影響を及ぼしているのです。

そこで、本日は相談の重要性についてお話したいと思います。

▼マウスを使ったストレス実験

ある実験で別々のゲージに2匹のマウスを入れ、
それぞれに電流を流してストレスの変化を調べる実験を行いました。

片方のマウス(仮にAとしましょう。)にはゲージ内にボタンを設置し、ボタンの押せば電流が止まる仕組みにしました。
もう片方のマウス(仮にBとしましょう。)にはボタン等は無く、電流から逃げられない状況を作ります。
ただし、Aのマウスがボタンを押せばどちらのマウスにも電流は流れないようになっています。

ここでのポイントは次のようになります。

・電流はどちらも同じ回数受ける。
・Aのみ電流が止まるボタンを押せる環境にいる。

▼結果は?

電流を何度か流しているうちにAのマウスはボタンを押せば電流が止まるという規則性を学習します。
一方、Bのマウスはただただ電流が流れるのを受け続ける事になります。

するとどうでしょうか?
実験後の解剖結果によると、Aのマウスに比べBのマウスはストレスによる潰瘍が出来たり徐々に衰弱していくのが見て取れました。
同じ電流の回数を受けたのにマウス2匹では、ストレスに対する影響が大きく異なっていたのです。

この実験結果で、
ストレスをコントロール出来るという感覚を持つ事で体に及ぼす影響が全く異なることが証明されました。

本題に戻りますが、相談とは問題を解決する為だけにするものでは無く
誰かに話すことで今の状況が整理され解決法や対処法が見えてきます。
つまりは、あなた自身が悩みの原因を「コントロールできそうだ。」と認識する事でストレスは大幅に減少されるのです。

もし、あなたが今何かに悩んでいるのであれば
ストレスで体を壊す前に誰かに相談する事をオススメします。
人に話せない事や、話せない環境に居るのであればメモにまとめてみたりSNSを活用してみるのもいいでしょう。
今一度ストレスに対し、頭の中を整理してみてはいかがでしょうか?

道楽(DORAKU)でした。


#悩み #相談 #うつ病 #精神 #ビジネス #心理学

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