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無肥料自然栽培

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肥料や農薬を一切使わず、不耕起で野菜などを栽培しています。自然環境へリリースする感覚をなるべく維持しつつも最低限の育成コントロールは行う、人と地球の調和点の探求について発信します。
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記事一覧

手作り木製プランターでの循環

手作り木製プランターでの循環

原種の種子を繋いで育てているひとつ『岩槻ネギ』にまた種子が着き始めました。

これは連作5年目、驚くほどの適応力で最初の年に比べて3倍程の大きさに成りました。

多くの植物は種子を繋ぎ同じ場所に連作することでだんだんと強く大きく野菜であれば美味しくなっていきます。
ただしそれはF1 一代交配種等の性質操作をされていない固定種での話。

ホームセンターやスーパー等で売られる種子や苗はF1 一代交配種

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自然である事と栽培との境

自然である事と栽培との境

数年掘り上げることもなく野生化したニンニクの香りはとても強く、それを嗅ぐと幸福が身体の芯底から呼び起こされるような感覚を味わえます。
引き抜いたそこから香るので、土の芳香と相まって尚更なのでしょう。
元を辿れば青森や中国北部や滋賀、新潟等の複数品種のニンニクを植え始めた一画。並んで花も咲かせ、他の草花とごちゃ混ぜに育ち、というより生き延びた強さ。
ここは全てを採らず少し間引く程度にとどめて自生を邪

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苦行の末

苦行の末

終わりかけの半額処分で買い、しばらく多忙で植えられなかった為に枯れかけて駄目に見えた茄子の苗。
茎からほんの少しだけ芽が出ていたので諦めかけていたけれど、大きな鉢へ植え替えて数日後、なんとか葉っぱを茂らせ始めました⭐
嬉しいなぁ〜
収穫よりも嬉しいこの感じ。
きっと強く育つと思う。

俺も頑張ろうという気持ちを貰えたよ。
そんな枯れかけじゃないけどさ(笑)

奇蹟のピーマン

奇蹟のピーマン

自然環境の中にうまく仲間入りさせた野菜は腐敗せず、熟しきって種子を守り成るべき姿に成ります。

枯れるという当たり前のことをむかえて次の世代へ繋ぐわけです。

元々植物の多くは種子を完成させて土に芽を出させるために実をつけますね、美味しい色のついた果肉を携えて鳥に食べてもらい遠くへ運んでもらい糞といっしょに地面へリリースされる種子もいれば、タンポポの様に風にのってフワリと飛んで行くコロボックル系の

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