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手作り木製プランターでの循環
原種の種子を繋いで育てているひとつ『岩槻ネギ』にまた種子が着き始めました。
これは連作5年目、驚くほどの適応力で最初の年に比べて3倍程の大きさに成りました。
多くの植物は種子を繋ぎ同じ場所に連作することでだんだんと強く大きく野菜であれば美味しくなっていきます。
ただしそれはF1 一代交配種等の性質操作をされていない固定種での話。
ホームセンターやスーパー等で売られる種子や苗はF1 一代交配種が殆どで、種子を採って育てても買ってきた時の品種とはまるで違う掛け合わせた元々の先代らの性質が現れます。
運が良ければ面白い品種も出てくる場合いも無くもありませんが、わりと当てずっぽうということになります。
植物というのは育って種子を着けた環境を学び次世代に伝えるんですね。
このプランターの土は勿論無肥料で入れ替えはしていません。
側で刈った草や落ち葉を足すだけで、この中身(土の中)が完成してきた事を姿で教えてくれるプラント。
微生物達は複雑な層をこのプランターに形成し、その一端がこの地表の成長に現れます。
作物のそばで大きくなりすぎた草は刈ってもそこに寝かせて土へ還します。
みんなに分解されてまた草や収穫になるんですね。
全ての命がその様な循環を、安堵と感じる筈なんです。
固定在来種の種子や苗は
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野口のタネ
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