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DooRuマガジン(ドアルマガジン)

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毎週月曜日・水曜日・金曜日に教育情報を発信 最新情報から勉強に関するお役立ち情報まで家庭学習でお困りの皆さんへお届けします。
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2020年8月の記事一覧

ストレスや不安による目の異変

【心因性視覚障害とは】 ストレスなど、心理的な要因で視力が落ちたり目に痛みを感じたりするといった症状が出ることを「心因性視覚障害」とよび、子どもの約3%に症状があると推測され、小児を中心に増えているようです。 症状の特徴と原因について記事では、以下のようにまとめられてあります。 (特徴) ・8~12歳の子どもに目立ち、女子は男子の3~4倍多い。 ・女子は8~11歳、男子は8~12歳に発症のピークがある。 ・本人は気づかず、学校の定期健康診断で見つかることも多い。 ・心身の

教員によるセクハラ行為をなくすために

【教員によるセクハラ行為をなくすために】 文科省が行った「平成30年度公立学校教職員の人事行政状況調査」によると、 わいせつ行為などで処分された教員は282人にのぼり、過去最多となっています。 体罰をはじめ、教員が起こす不祥事は以前よりも明るみに出やすくなってきているように思いますし、教員自身も疑われるようなことをしないよう意識をしているのではないでしょうか。 それにも関わらず児童生徒へのセクハラをする教員が減らな意理由を、 広島県教育長の平川理恵氏は 「学校の先生と

部活の自粛によるパフォーマンス向上の要因

【自粛によるパフォーマンスの向上の要因】 今年の夏休みも、部活中に熱中症になった生徒がいるというニュースを度々目にしました。倒れてはいないものの、フラフラになりながら部活をしていた人も多いのではないでしょうか。 それだけ頑張って練習した分、能力が上がったり、試合で成果が出たりすればいいですが、過度な練習が成長の妨げになっているとしたらどうでしょうか。 5、6月の部活動自粛を受け、練習時間が激減したことで思わぬ副産物があったと言う高校野球の指導者の声がこちらの記事でとりあ

関係ないのに実習やバイトを断られる・・

【天理大生 敬遠の動き】 天理大のラグビー部でコロナウイルスのクラスターが発生   ↓ ラグビー部と関係ない一般学生が教育自習を断られたり、アルバイト先から出勤停止を求められたりする事例があった 【何が問題??】 ・同じ大学といっても、学生だけで約3000人いる。  ラグビー部でクラスターが発生したとしても、大半の学生は無関係。  (もちろん、別のところから感染する可能性はあるが、それは誰しも同じ)  にもかかわらず、「天理大生」が一括りで避けられることが問題 ・同大学は

小学5・6年生に「教科担任制」

文部科学省は、小学校5、6年生への教科担任生の導入について 優先して導入すべき教科に理科・英語・算数を例示した案を示しました。 その3教科が選ばれた理由としては、 「より高度になる中学校での学習を見通して、系統立てて教える重要性や、指導する際に必要な専門性を踏まえ、これら3教科を選んだ。」とあります。 この「教科担任生」の導入は2022年をめどに行われれます。 文科省が実施した調査では、 18年度に、6年生で教科担任生を取り入れている小学校は 音楽・・55.6% 理科

学校ムリでもここあるよ

【学校以外の居場所】 今回は、夏休み明けの登校がつらい子どもに居場所や相談所をまとめたサイト「学校ムリでもここあるよ」について取り上げた新聞記事があったので紹介します。 早いところでは今週から授業が再開している学校もあります。 今年は本当に短い夏休みでしたね。 夏休みが終わってしまうことは寂しいけれど、学校で友達と会えるのは楽しみ という人もいる反面、先生や友人との人間関係や勉強のことなどで悩みがあって、学校に行きたくないという人もいるように思います。 「9月1日問題

宿題に何を望むのか

【宿題は何のためにあるのか】 お盆も明け、夏休みも終盤ですね。 宿題の進み具合はどうでしょうか。 夏休み明けにテストがある学校も多いと思うので、 ある程度余裕を持たせて終わらせないと、復習をする時間が取れないまま テストをむかえることになってしまいます・・ 今回はそんな「宿題」について 気になる記事を見つけたので紹介します。 記事の筆者自身が教員として感じ取った「宿題」というものの捉えられ方 そして、研究結果からわかる「宿題」の効果についてまとめた上で、 「私たちは宿題

「子ども科学電話相談室」について

【子ども科学電話相談室】 NHKのラジオで放送されている「子ども科学電話相談室」 という番組をご存知でしょうか。 中学生以下からの科学に関する質問を電話で受け付け、昆虫、恐竜、天文などの各分野の識者が回答していく番組です。 1894年から開始したこの番組の醍醐味を 佐久間チーフプロデューサーは以下のように語っています。 「いかに先生と子どもの間に制作側の意図を介入させないか。子どもの真っすぐで真理をつくような質問に、普段は専門用語だけで話しているような方々がもがきながら

コロナ禍の平和学習

【平和学習の新しい取り組み】 今年、コロナの影響で多くの学校が修学旅行や校外学習の予定を変更したため、小中学生が、広島や長崎を訪れて平和学習をすることが難しくなっています。 この記事では、例年とは違う平和学習を行おうとする学校や、戦争に関する資料を展示している施設の対応についてまとめられています。 (今年の平和学習) ・独自の「平和学習ワークブック」を市が作成し、市内の中学校に配布。 ワークブックには、原爆ドームが世界遺産になった経緯などを調べたことを書く項目、自分たちが住

いつもと違う夏期講習

【塾の夏期講習】  夏休みの期間が短縮され、8月になってようやく夏休みが始まったという人が多いかと思います。ただ、学校が休みになっても塾に通っている人は「夏期講習」が多くの塾であります。夏休みが短縮されたことで、塾での勉強時間の確保が大変になっているようです。 岡山県の学習塾だけを見ても、その対応の仕方は様々でした。 ・例年通り7月末から開講するが、7月中の日中は学校があるので夕方や夜の開講、教室によっては日曜も開講 ・1時間50分で25日前後行っていたものを、5時間を