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宿題に何を望むのか

【宿題は何のためにあるのか】
お盆も明け、夏休みも終盤ですね。
宿題の進み具合はどうでしょうか。

夏休み明けにテストがある学校も多いと思うので、
ある程度余裕を持たせて終わらせないと、復習をする時間が取れないまま
テストをむかえることになってしまいます・・

今回はそんな「宿題」について
気になる記事を見つけたので紹介します。

記事の筆者自身が教員として感じ取った「宿題」というものの捉えられ方
そして、研究結果からわかる「宿題」の効果についてまとめた上で、
「私たちは宿題に何を望んでいるのか」
という問いを立てています。


筆者は記事の中で以下のような指摘をしています。

「例えば「私たちは宿題に何を望んでいるのか」という問いを立ててみると、宿題にこだわる背景にはもしかしたら「家で勉強をしている姿を見ると安心(=みないと不安)」という要素があるかもしれません。そういう仮説を立ててみると、大人であるぼくたちが自身の不安を分析してみることができそうですし、「そもそも学校での学びの様子が伝わっていないからでは?」という学校側の情報発信や情報共有の問題も浮かび上がってくるかもしれません。」

【最後に】
「宿題は必要・不要」というような二項対立の内容ではなく、
どちらの考え方も理解を示した上で、より根源的な問いがある点がこの記事の
いい点だと思います。

「宿題」というものを通して、

・「学校で学ぶことと、家庭で学ぶことはどうつながっているのか」
・「そもそも学ぶとはなにか。そこでの大人の役割は何か」

と様々な角度で考えられるとの指摘もありました。


今年は特に学校での授業が遅れた分、宿題としてやらなければならないことが多く、量・レベル共に適している宿題はなかなか出されなかったのではないでしょうか。ただ、その中でも「いいからやりなさい。」ではなく、それをやる意味を、子どもに考えさせる、一緒に考えることも大切なことのように思います。

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