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コロナ禍の平和学習


【平和学習の新しい取り組み】
今年、コロナの影響で多くの学校が修学旅行や校外学習の予定を変更したため、小中学生が、広島や長崎を訪れて平和学習をすることが難しくなっています。
この記事では、例年とは違う平和学習を行おうとする学校や、戦争に関する資料を展示している施設の対応についてまとめられています。

(今年の平和学習)
・独自の「平和学習ワークブック」を市が作成し、市内の中学校に配布。
ワークブックには、原爆ドームが世界遺産になった経緯などを調べたことを書く項目、自分たちが住んでいる地域であった空襲について学べる項目などがある。

・戦争経験者の講話を取りやめ、沖縄戦から基地問題までの歴史をまとめた10分ほどのDVDを活用。また、教頭が沖縄戦に関する新聞記事を朗読する時間を給食時間にとる。(沖縄県の中学校)

・長崎を訪れることができなくなった児童生徒に向けて、YouTubeにて館内見学を擬似体験できる動画を公開した。(長崎原爆資料館)


【最後に】
長崎原爆資料館の代表、調仁美氏は
「動画を見て理解を深めてもらい、新型コロナが終息したら、実際に長崎へ足を運んでほしい」「今年は戦後75年の節目の年で、本来なら関心が高まる時期。何とか工夫して平和の尊さを発信したかった」との思いを述べています。

戦争について考える番組の一覧がこちらに載っています。
既に放送されたものもいくつかありますが、再放送のものや
これから放送のものも多いので、チェックしてみてください。

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