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共通テストの「英語民間試験」と「記述式問題」の導入について

共通テストの「英語民間試験」と「記述式問題」の導入について

今回は、2025年の大学入試共通テスト(現在の中3生が受験する年)に関する記事を紹介します。 「英語の民間試験の活用」と「記述式問題の導入」について、正式な決定はまだなものの、実施は困難として断念する方向に向かっています。 昨年度も導入が見送りになったこともあり、かなり長期にわたって話題になっています。今回はその一連の流れを整理していきます。 【入試改革の目的】 ・「知識偏重の1点刻みの選抜」からの脱却 ・読む」「聞く」に加え「書く」「話す」も含めた英語の4技能を評価す

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「ケーキの切れない非行少年たち」を読んで

「ケーキの切れない非行少年たち」を読んで

「ケーキの切れない非行少年たち」という本のタイトルを聞いたことはあるでしょうか。 著者の宮口幸治氏は童精神科医として少年院に勤務しており、本の内容も自身が関わった子どもの事例がたくさん出てきます。 今回は、本の紹介をする記事としたいと思います。 まずタイトルにある「ケーキの切れない」という言葉について。 「ここに丸いケーキがあります。3人で食べるとしたらどうやって切りますか?皆が平等になるように切ってください」 という問題に対し、粗暴な言動が目立っていた少年はかなり

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「こども庁」について

「こども庁」について

政府は、「こども庁」の創設に向けて、7月にも準備室を立ち上げ、組織のあり方や政策について本格的な検討を始める方針を固めました。 こども庁が必要な理由として、こども庁の創設を求める特設サイトででは以下のように説明されています。 ⼦ども関連の政策は、保育園・学童保育や医療は厚⽣労働省。幼稚園と学校は⽂部科学省、さらには警察庁や法務省、総務省、経済産業省、国⼟交通省など、関係省庁がバラバラに動き、縦割り⾏政の弊害が起きています。 このように、少⼦化に影響を与える要因が解決されな

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「SDGs」について知る

「SDGs」について知る

「SDGs(エスディージーズ)」
 「ESD(イーエスディー)」 
という言葉たち 聞いたことはあっても、結局何なのか・・ 教育と何か関係があるのか・・ 曖昧なままになってしまいそうな言葉です。 まず「SDGs」の意味ですが、 Sustainable(持続可能な) Development(開発の) Goals(目標) の頭文字を取ったもので、「持続可能な開発目標」といいます。 Goal「s」と複数形になっているのは、 「貧困をなくそう」 「住み続けられるまちづく

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私立高校の授業料「実質無償化」について

私立高校の授業料「実質無償化」について

完全に「受験モードに入った!」という人はまだ少ないかもしれませんが、 中学3年生はそろそろ、志望校を具体的に考え出す頃ではないでしょうか。 自分の行きたい科があったり、通学にかかる距離、部活動や制服など、高校を選ぶにあたっては様々な基準があるかと思います。 そして、「公立なのか私立なのか」
というのも大きな基準の1つです。 今回は、2020年4月より始まった、私立高校の「実質無償化」 についてまとめていきます。 まずはこちの記事をご覧ください。 【何が変わったのか】

スマホを「使いこなす」には

スマホを「使いこなす」には

中学・高校の入学式から約1ヶ月が経ちました。 新入生の人は、学校にも少し慣れて、新しい人間関係もできつつある頃でしょうか。 毎年、この時期になると上の記事のようなお悩みをよく目にします。 連絡手段に必要、周りの人も持っているからなど様々な理由でスマホやタブレットを手にするものの、使い方のルールを決めていないばかりに、スマホから離れられなくなってしまうというケースが本当に多いと感じています。 そこで、この記事にもあるように、 「夜9時以降はやらない」などのルールに加え、

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工藤勇一氏の「校長ブログ」について

工藤勇一氏の「校長ブログ」について

学校現場の改革に取り組んできた先生のメッセージがまとめられた連載「校長ブログ」の中から、「vol.06学校現場に脳科学を 「三日坊主」責めるのは間違い」という記事を紹介します。 この連載では、「学校の「当たり前」をやめた。: 生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革」などの著書で知られている工藤勇一氏の取り組についてまとめられています。 vol.06の記事の中では、脳科学を活用した教育あり方に関心を持ち、約3年間の研究を行ったなかで、「心理的安全性」と「メタ認知能力」に

学校は「一斉休校せず」

学校は「一斉休校せず」

連日報道されているように、4月25日から5月11日の間、 東京・大阪・京都・兵庫の4都府県で緊急事態宣言が発令されています。 この期間は、酒類を提供する飲食店に休業要請が出されていたり、イベントは原則無観客と決められたりと、人が長時間集まる機会がより減るようになっています。 では、子どもが多く集まる  学校はどうなるのでしょうか。 期間の差はありましたが、去年の今頃は全国一斉の休校期間でした。 感染者は増え続けているものの、現時点で一斉休校に踏み切る動きはなく、 文科

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共通テストの民間試験活用について

共通テストの民間試験活用について

「中学校の教科書が変わる」という内容の記事を以前紹介しました。 教科で学ぶ内容・身に付けさせたい力が書かれた「学習指導要領」の改訂に合わせて教科書も変わっています。 中学校では今年の4月から、新しい学習指導要領に沿った授業がスタートしていますが、高校生は来年4月からの実施となります。 今回は、来年の高校1年生(現 中学3年生)の、大学進学希望者の多くが受験する「大学入学共通テスト」についての記事です。 記事に出てくる「2025年の大学入学共通テスト」というのは、現在の

大学のオンライン授業をふりかえって

大学のオンライン授業をふりかえって

昨年のこの時期は、多くの地域で学校が休校になり、授業が行われない日々が続きました。 今年は、感染対策をしながらも、通常通り新学期を迎えられた人が多いのではないでしょうか。 今回は大学での授業に関する話題です。 「新年度の4月以降は多くの大学が「対面授業を中心にする」予定ですが、少なくとも前期はオンラインとの併用が続きそうです。大人数の講義は遠隔、少人数なら対面、と区別したり、同じ講義でも教室で受ける組と遠隔組に分けたりするなど「3密」を防ぐため知恵を絞っています。」

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