セクシャルマイノリティ?自分は何者なの?②


こんにちは、ラムネです!



前回の記事はこちらから!






大学生になるとジェンダーの授業が多くあった。
私はそこでやっと
自分のセクシャルと向き合う事になる。




授業を受けて、
病気ではないということ
性別は男と女の2つだけで分ける事は出来ない、
様々なセクシャルの人がいる事を知った。



だけど正直全然イメージが付かなかった。




さらに教授はLGBTQの人は多く存在すると言った
しかし、これも当時の私には信じ難かった。



今まで一度も同じ人を見たことがない。
本当に居るんだろうか?
それが大学1年生の頃の私の気持ち



LGBTQ+と言われるように
カテゴライズされている事がわかり
自分はどれに当てはまるのか考え始めた。



私は男の子にうまれたかったし
女である自分が嫌だ
体つきも高い声も全部嫌でたまらなかった
心の姓は女ではない。



だけど手術をしてまで
体と戸籍を変えたいとは思わなかった
それに自分にとって男子は恋愛対象ではないが
やはり異性であった。


あれ?本当に男になりたい?



自分を女だ女だと言い聞かせてきたから
どこかで男の子になるのは不可能だと
受け入れたんだろうか
なんだかよく分からなくなってきていた



自分は本当にトランスジェンダーなのかな?
何者なんだろう




そんな疑問があった。





だが大学生活も忙しかったので
あまりセクシャルについてごちゃごちゃと
考えてる暇はなかった。




だがある出来事をきっかけに
自分の姓への理解が深まり始める。





大学1年生の夏
私に好きな人ができた



だけどその人とは拗れてしまった。
距離を取りたくても離してくれなかった。
その人から離れるには自分の大切なものも
手放さないと無理な状況だった。
この状況が毎日続き私はかなり苦しんだ。



当事私は誰にもカミングアウトしていなかった。




色んなことがめんどくさくなった。
友達に心配されても言える訳もなく
沢山嘘を重ねた。
自分の大事にしたいものを
嘘の為に否定したりもした。



その頃の私は自分のことも
自分の大切なものも人も
何も大事にできていなかった



そんな事を繰り返して心身共に限界で
もうダメって感じでポロッと友達に吐いたのが
初めてのカミングアウトだった。




その友人はジェンダー学の勉強を
していたこともあって
すんなりと受け入れてくれた。




いや、勉強してなかったとしても
きっと受け入れてくれただろう。



緊張していたから正直その時の事は
あまり覚えていない。




彼女はただただいつも通りだったと思う。




話したから何か悩みが解決する訳では無い。
だけど話したことは大きかった。




何もしてもらわなくていい。
ただ知ってくれている人が傍に居るという事が
私をすごく安心させてくれた。




それから少しずつ周りの友達に言えるようになった。
これが「言ってみよう」と思えたきっかけだった。





もう1人大学の仲良い友達にカミングアウトをした。




彼女はただただ相手が女の子だとか
そんな事には触れずに、
私が受けた辛い出来事に自分事のように
悲しみ、私以上に怒ってくれた。



そして話してくれてありがとうと言ってくれた。



私のセクシャル等あまり気にしていないようだった
いつもと同じように
ただ私という人間を大切にしてくれていた



このブログを書く上で本人に
当時のことを覚えてるかと聞いたら


「心を許してくれたのかなって安心した❤️」

と語ってくれた(笑)




私の方が何倍も安心感を貰ったのに。




こんな風に友達の受け入れてくれた事や
かけてくれた言葉や行動が
少しずつ私に勇気をくれた。



もちろんセクシャルを理解することで
気持ちが楽になる人もいるだろう。


だけど自分の場合はそうじゃないのかも。
セクシャリティなんて
自分の一部に過ぎないのだから
そんなに気にしなくていいんじゃないのか



ありのままの自分を大切にしてくれる友達のおかげで
そんなふうに思うことができた。


何度感謝を伝えても足りないくらい
本当に私は周りの人に感謝してる。



本当にありがとう。





そしてこの時期に
私のジェンダーへの理解を大きく広げる
もう1つの出会いがあった。



それはLGBT専用の出会い系アプリだった。
続く。


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