やりたいことがあり過ぎて頭が混乱する時のはなし

2022年6月3日 19:59

少し前の話ですが、当時一番の悩みと言えば、やりたいこと（やらなきゃいけない事）があり過ぎて何から手を付けたら良いか分からないことでした。

これはフリーランスあるあるなのでしょうか。

これから独立を考えている人。
特に将来フリーランスで独立したいが、現在は会社員でモーレツに忙しい日々を送っている方。
この記事ではそんな方向けに是非知って欲しい私の実体験をお伝えします。

もじゃもじゃにする正体

・ブログ
・自分の勉強
・読書
・新規事業計画の策定
・部屋の片づけ
・翻訳業務
・ライター業務

やりたい事（やらなくてはいけない事）は挙げれば枚挙にいとまがありません。
どれもこれも考えすぎてしまっているせいか、漫画のように頭の中はもじゃもじゃ状態です。

「どれから手を付けるべきか？」
「考えすぎて結局一つも進まなかった。というのは生産性のない一番ダメな過ごし方。」
分かってはいるけど。
ある時期、私は空っぽのような日々を過ごしていることに強い罪悪感と焦りを感じていました。

それなりに結果を出し、それなりにバリバリ働いていた会社員時代は空っぽの日なんて殆どありませんでした。
迷惑かけられないお客様、上司のプレッシャーを強く感じていたせいでしょうか。

フリーランスになると、野望は大きくなる一方で1日の過ごし方が壊滅的にへたくそなっていることを次第に認識していきます。
いや。もとから上手くはないのかもしれない。

「とにかく焦る」
「焦っても焦っても、進まない」
くせ毛気味の頭はついに中身まで、もじゃもじゃになります。

一応、自分の名誉の為に言わせてく頂くと私は真面目で真摯な対応が取り柄です。
そしてレスポンスが早く、会社であだ名を付けらるほど素早く行動していました。
理由は、相手が自分を待つ状況。相手を不安にさせる状況が何より私のストレスだからです。

それなのに自分ごとになるとこうも止まるものかと驚きました。

「何も手にツカナイ。。。」

いや。これは大きな発見なのかもしれません。
調べると、やりたいことがあり過ぎるのではなく本当は何がしたいのかを明確に出しきれていない可能性がある事に気が付きました。

そんな私は、あることで少しだけ解消できたような気がします。
それは、もう言われ古されているあの３つです。
そう、SNSやネット、本でもよく目にするお助けメソッド。

色んなインフルエンサーや成功者たちが既に多く伝えてきてくれている方法。
聞きすぎて通過していましたが、振り返るとコイツラに助けてもらっている事に後からハッとしました。

「英語ブログは収益も必要だけど、それよりも断然本当に役立つことを伝えたい。」
収益を意識したセールス強めの記事に疲弊していました。
自分のブログなのに書いていてワクワクできない。
結局ブログ発信が嫌になりそうになり、つまらないと感じる記事は一旦書く事をやめてみました。

そして一から自分は何がしたいのかを見つめ直し自分のテーマを考えました。
既に読破した本も視点を変えて読んでみると、湧き出る様にアイデアが出てきました。
そしてアイデアが飛んでいかないようにと必死にかき止め続けました。

書いた記事は、数日経ち検索ワードでSEO１位を獲得。現在も更新しています。
自分と向き合うとはこうゆうことか！と気づいた貴重な体験でした。

もう一つは散歩です。大股でブンブン腕ふり50分歩いてきました。
パソコンの前でじっとしていられなかった、もじゃもじゃ頭の私はとにかく発散したく外に出ました。

ブンブンウォーキング中、心が落ち着いてきた。
さっきまでの焦りと不安は10から5くらいまでに落ちました。
不思議ですね。
調べてみると、ウォーキングは幸福感を得られるセロトニンという物質が分泌され、私のような荒くれものも心を落ち着かせてくれるそうです。

インプットと散歩で落ち着きを取り戻し、アイデアマンとなった私は家に戻りとにかく紙にかき止めます。
順番や文字なんてもんは意識しません。
思いつくままに、ひらがなでも何でも、頭の中をテーブルに並べます。

そして目の前に並ぶ「アイデア」や「想い」「やりたくない事」「一緒にいたい人」出たものを眺め、記事の下地を出していくのでした。

後から知りましたがこれは「ブレインダンプ」と呼ばれクリエイティブ業のライターさんやデザイナーさんに良く使われる、頭スッキリ法でした。

営業、転職、SEO、検索意図、ライティング術、構成、Wordpress。。。
それまでは、120点を目指すものを考え過ぎていました。
もじゃもじゃ病気で困ったときは、
自分が相手にどんなものを届けたいだろうか。と同時に書く事を楽しみながら。という視点を忘れてはいけません。

頭の中にあること全てを書き出したら、あとはゆっくり寝る。
そして朝、改めて見返すと新しい発見に気づく事ができます。

人間だもの。思い詰め過ぎてしまう日もあります。
「夜は考えすぎない」
やる事を終わらせてゆっくり寝よう。
非常に価値ある体験をしました。