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本格的にコーチングを学び仕事で活かす学習日記。「価値とニーズ」 ~VOL.8~

こんにちは!

今回VOL.8では「価値とニーズ」ついて触れていこうと思います。


某IT企業にて、事業推進責任者&カスタマーサクセス責任者をしています。日々当たり前のように多くの人と接していく中で「コーチング」の手法はとても役にたっています。生涯学習していきたいと思うほどの領域だと感じているので、学習したことをブログとして記録しています。

コーチングをなぜ学ぼうと思ったのかは、VOL.1「想い」に記載していますので、もし良ければ是非ご覧ください。
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価値とは?

価値とは、自身が自然と惹かれる行為や行動のこと。誰しもが生まれながらにして変わらない「価値」というものを備えています。

価値を知る方法としては、価値のチェックリストから自身が惹かれるワードを見つけるという方法があります。例えば以下参考まで。
一般社団法人コア・バリュー経営協会より「価値観ワード

・自身の価値を5個選ぶ
・その価値をなぜ選んだのかを言語化
・価値の体験談を考えて言語化 

これらを整理すると自身の価値を理解することに繋がっていきます。コーチング的にあえて質問をするとすれば、以下のようなことが一例としてあげられます。

・まわりからあなたはどんな人だと思われていると考えますか?
・過去、どんな時に怒ったりしましたか?
・身近に尊敬する人はどのような人ですか?またどんなことが魅力的だと感じますか?
・最近のニュースで嬉しかったこと、もしくは悲しかったこと、なぜそう感じましたか?
・やる気があがる瞬間はどのようなときですか?
・時間を忘れて取り組んだことはありますか?
・やろうと思うと怖いが、ワクワクすることはありますか? など

但し、価値はあてっこではない。のでそこは注意。

ニーズとは?

ニーズとは、自分らしくあるために必要だと思っている内面的な欲求です。有名な理論でいくと「マズローの5段階欲求」です。こちらについては、ferretの記事を参照ください。

ニーズは自分が良い状態にあるために必要不可欠なものだと感じるものであり、出発点は枯渇感からニーズを満たしたくなり、最終的に安心したいという気持ちに繋がっていきます。自身のニーズを知る方法として、価値と同様にニーズリストからワードを見つける方法があります。HELLO,Coaching!のブログを参照ください。

・自身で3個ニーズを選ぶ
・そのニーズをなぜ選んだのかを言語化
・そのニーズをどのような行動で満たしているかを言語化

これらを整理すると自身のニーズを理解することに繋がっていきます。マズローの5段階欲求でもあるように、ニーズは欲求です。欲求を満たすための原動力です。ただこれらは単発的な活力です。決して悪いことではないですが、本来は価値が原動力となるのが理論上では重要な観点です。

価値とニーズのバランスをとる重要性

理論上では、価値は自家発電的な自身の活力をあげる源であり、ニーズは一時的な活力をあげる源です。とはいえ、社会で生きていく上で、自身の価値だけでやっていくのは中々難しいでしょう。例えば価値が「自由に楽しく遊ぶ」とはいっても、マスとしては生きていくにはお金も必要だよ、家族もいてひとりではないよ、など色々と意見があるはずです。

よって、価値とニーズのバランスをとることが重要。であり、ニーズは満たすよりも減らす方向で考える方が良い。

というのも、ニーズを満たす感覚に固執すると最上思考が強い場合は、さらに高いニーズを満たすというサイクルになります。それが悪いわけではないが、麻薬的にいずれ心身を壊したりするなどの良くない方向にいく可能性もあります。

他にもニーズが「認められたい、結果を残したい」という場合、仕事上で認められたいがために結果をだすことに固執しすぎてしまうことで、過度なプレッシャーを与えて、チーム全体に悪影響になるということもあるでしょう。

ですが、決してニーズが悪いものということではないです。ニーズによって活力をあげ突き動かされるプラス面を理解はしつつ、メタ認知として自身を客観的な視点で意識することで、バランスをとることが大事。

ニーズを満たす人生ではなくて、価値に軸をおいた人生の方がきっと豊かになるのではないでしょうか。

macやiPhoneで有名な故スティーブ・ジョブスが死ぬ前に残した最後の言葉が以下です。

・スティーブ・ジョブス_最後の言葉
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。 他の人の目には、私の人生は 成功の典型的な縮図に見えるだろう。  しかし、仕事をのぞくと喜びが少ない人生だった。 人生の終わりには、富など、 私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。 病気でベッドに寝ていると、 人生が走馬灯のように思い出される。 私がずっとプライドを持っていたこと、 認証(認められること)や富は、 迫る死を目の前にして色あせていき、 何も意味をなさなくなっている。 この暗闇の中で、 生命維持装置のグリーンのライトが 点滅するのを見つめ、 機械的な音が耳に聞こえてくる。 神の息を感じる。 死がだんだんと近づいている。 続きは出典元リンクより。

出典:noteさんぺいブログ

以上。「価値とニーズ」でした。

子どもと影で遊んでいる中で撮影した1枚。
イメージは、カップルでハートをつくってエモくパシャリです(笑)こういう写真に全然慣れておらず、だいぶ不恰好なハートになってしまいました・・・。

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