妊活と妊娠発覚までのこと 妊婦記録vol.1
⬛︎妊活を決意
30歳で結婚したけれど、転職したばかりで、もう少しお仕事がしたいと思いがあった。
今すぐ子作り!という気持ちにはなれなかった。
それから、31歳も過ぎ、夫は3つ年上で子供が欲しいという気持ちも強い。巷では不妊治療がどうとか、高齢出産がどうとか。
すぐ妊娠できるとは限らない。後で後悔しては遅い。そんな気持ちから、まだまだ仕事に心残りはあったけど、妊活をスタートすることにした。
その頃、偶然、生理が不定期になり、焦って産婦人科に行った。
仕事の合間に、ちょうど診療時間の合った古い産婦人科へ。感じの悪いおばちゃん先生。
問題ないと言われ、安心したけれど、妊娠したいならとにかく基礎体温をチェックしてくれないとなんとも言えないと冷たく言われた。
まずは基礎体温チェックから。
これが上手くいかない。
自分としては毎朝同じ時間に、動かずに体温を測っているつもりなのに、てんで体温がばらばら。
生理周期に合わせて、変化しているのかと思いきやそんな感じではない。
困ったな…と思って、ネットで調べて出会ったのが、排卵検査薬でした。
ドラッグストアに妊娠検査薬は売っているけど、排卵検査薬は売っていないのでネットで購入。
本当は毎日尿をかけて検査するものだけど、値段も割としたので生理予定日から計算して排卵しそうな数日前からチェックしてみた。
これがとても良かった!
明らかに排卵予定日で陽性になっていたので、安心した。
その記録を元に夫さまと妊活を行いました。
タイミングを合わせて3回目にして妊娠することが出来ました。
⬛︎妊娠発覚
なんとなく予感がした。
メンタルがぐーんと落ちているような。
妊活しているくらいなので、次の生理日はいつでなど頭とアプリにばっちり入っている。
だから、生理予定日近くなるとそわそわしていた。
案の定、生理は来ない。
本来、生理の予定日1週間後くらいに妊娠検査薬を使うのだが、フライング検査したところ、陽性だった!!
嬉しいよりも、やっぱりと思った。
夫もやけに冷静で、私が想像していたような、わーありがとう!みたいなテンションの高い姿は見られなかった。
(でも夫は心待ちにしていたようだった!)
嬉しさややっぱりの他に、大きな大きな不安もあった。
まず、妊娠したからと言って初期の流産率はめちゃくちゃ高いから。
そして次は、職場にどう伝えるか、問題。
その日は3月末。次年度の仕事の配属発表の会議が翌日だったのだ!
私は担任を受け持つことになっており、うまく妊娠できていたら、産休で年度末まで働けないのは明らかだった。
まだ安定期どころか、心拍も確認していないのに、それは伝えた方がいいの?と戸惑う気持ちが多かった。
自ら妊娠を希望しておりながら、担任も希望していた計画性のない、欲張り人間だったのだ。
だって、うまく妊娠できるから分からなかったからさー。
妊娠したらそれはそれで、職場も喜んでくれるような環境だと思っていたので。(なんてたって教育現場なのだ!)
結果的に職場の方(一部の人に伝えた)は喜んでくれたし、私が希望するなら予定通り担任をしても良いと言ってくれた。
迷惑かけてすみませんが、途中まででも担任がやりたかった…。
(今から考えると、病院で確認する前に職場のおじさんたちに妊娠を伝えたことはなんとも言えない後味の悪い体験だったな…)
その後の妊娠初期の体調とメンタルの不調については次回の記事で。
⬛︎振り返り感想
私は何事もなく妊娠することができて、本当に運が良かった。
よく心配事の9割は起こらないなどと言うけど、得てしてそれだなと思う。
妊娠を控えて神経質になっていた私は、ネガティブな心配ばかりしていたように思うから。
今も出産を控えて超絶メンタルが落ちているので、もう少しリラックスしてのぞみたい。
それから、妊娠のタイミングと仕事の問題がどうにかならないかなと思う。
どうしようも無いけど、なぜ、すみませんと言ったり、罪悪感を持たなければならないんだろう…。
周りが理解してくれていたり、しっかりした制度があってもこれなんだもん。
迷惑かけます。すら、本当は言いたくないよー。
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