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漫画オタクの私が絵本を書こうとしてみた。

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はじめて絵本を書こうとする方に。役に立ちそうで役に立たないかもですが、頑張って書いております。
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#絵本

絵本『ランドセルオバケ』

絵本『ランドセルオバケ』



「明日から学校行きたくないなぁ」 新しいランドセルをもらったのに、小学一年生の私は憂鬱でした。つい、先週まで通っていた幼稚園。大好きな先生と離れてしまうのは嫌で、オバケにとりつかれているように足取りが重かった。でも、学校に通っているうちにそんな不安は嘘のように消えて、新しい友達がどんどん増えていきました。

 最初は空っぽのランドセル、その中には不安というオバケがいっぱい、でも2年生、3年生に

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なんとか日付が変わる前にnoteの更新ができた。そして絵本は頁を増やすことを検討している。
今のままでも起承転結はあるけど、もう一歩踏み込みたい。
絵本で始まり、絵本で終わるGW。「頁数 どうするか悩む GW」どんぶりこ心の俳句

絵本作り:見られない絵は存在しないのと同じこと

絵本作り:見られない絵は存在しないのと同じこと

登場人物:どんぶりこ 話を考える人 好きなものが偏っている漫画オタク。
北見雨氷 絵を描く人 普段は漫画を描いている。

時は朝5時。北見からのLINEの着信音で起きた。
どんぶりこ:うう眠い。「線画できた。メール確認して」

北見は普段は別の仕事をしていて、早朝朝5時から絵を書いている。
週末クリエイターという言葉はよく聞くが、北見は早朝クリエイターだ。
努力できることが才能だとするのであれば、

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絵本の内容を練り直してみた

絵本の内容を練り直してみた

登場人物:どんぶりこ 話を考える人 好きなものが偏っている漫画オタク。
北見雨氷 絵を描く人 普段は漫画を描いている。 

前回までのあらすじ:ようやく色を入れた一枚を完成させる。

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ここは都心のターミナル駅、時計は23時を示している。
どんぶりこと北見は打合せを行うべく、北見が宿泊しているホテルのラウンジに集結した。(北見は遥か北の街に住んでいる

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絵本作り:未完成の傑作より完成させた作品を積み重ねること

絵本作り:未完成の傑作より完成させた作品を積み重ねること

登場人物:どんぶりこ 話を考える人 好きなものが偏っている漫画オタク。
北見雨氷 絵を描く人 普段は漫画を描いている。 

前回までのあらすじ:ようやく色を入れた一枚を完成させる。

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北見:どうしたんだ、どんぶりこ。いつもよりもさらに顔色が悪い・・・
御茶漬海苔先生「恐怖実験室」のモデレーターのように目が充血しているよ。

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草間彌生もびっくり!絵本の色彩センスは難しい。

草間彌生もびっくり!絵本の色彩センスは難しい。

登場人物:どんぶりこ 話を考える人 好きなものが偏っている漫画オタク。
     北見雨氷 絵を描く人 普段は漫画を描いている。 

前回までのあらすじ:絵本のあらすじを書き、どれか1枚を清書するための
ラフ画を完成させる。

前回のこの絵に色を塗るところからスタートするどんぶりこと北見。

まずはランドセルと女の子を書き込むことにした。

どんぶりこ:ランドセルは良いとしても、この女の子って配色

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絵本でどの頁が決め手になるのかを討論してみた

絵本でどの頁が決め手になるのかを討論してみた

登場人物:どんぶりこ 話を考える人 好きなものが偏っている漫画オタク。
     北見雨氷 絵を描く人 普段は漫画を描いている。  

絵本を頁に割って、話をもう一回構成しなおしてみた。
コンクールの要項を見ると、絵本のどれかの頁を清書しないといけない。
小学校の入学式に行きたくない女の子がランドセルダンスをみて、ワクワクする気持ちが湧いてくる話。その中の一場面どれを切り取るか。

どんぶりこ:そ

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どんなキャラクターで絵本を書くのか考えてみた

どんなキャラクターで絵本を書くのか考えてみた

漫画好きな(主に1990年代の漫画が好きだけど面白ければ何でも)どんぶりこです。
noteでは絵本への挑戦と漫画への愛を語るつもりです。以下は絵本コンテストへの挑戦を書いてます。作はどんぶりこ、絵は漫画家の北見雨氷でトライしています。

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キャラを考えるにあたって、プロットを作ることにした。プロットと言っても私の場合は箇条書きでス

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漫画オタクの私がはじめて絵本を書こうとしてみた

漫画オタクの私がはじめて絵本を書こうとしてみた

絵本を書いたことが一度もない中、絵本コンテストに応募に向けて、奮闘中のどんぶりこです。漫画が好きです。(主に1990年代の漫画が好きだけど面白ければ何でも)
noteでは絵本への挑戦と漫画への愛を語るつもりです。(どうしてこのコンテストに応募しようと決意したかは、いずれ書きます)見出し画像は私の絵本のアイデアメモです。好きな漫画家は「つのだじろう」と「楳図かずお」です。

土屋鞄の絵本コンテスト 

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そもそも絵本は何ページ必要なのか

そもそも絵本は何ページ必要なのか

何がどう必要なのかを再度確認(TOP画は私のメモです)
ようやく主人公の女の子のキャラデザインが決まった。しかし、絵本に何ページ必要なのか、どういう形で見せるのか。お手本作品を再度見てみる。

お手本作品は32ページで構成されている。扉、裏扉などもちゃんとある。
全く絵本の知識がなかった私は図書館で「絵本作家になりたくて (ぐーたらブー子の奮闘記)」という本を借りて来た。この本によると子どもの絵本

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