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好きなUVER worldの曲①

UVER worldの曲は基本的に人々があまり共感できる曲を書かない。
どちらかというと「俺たちの曲を聴いて、魂を燃やせ!」って言う感じで、オーディエンスを勇気づけるような曲が多い。

初期の頃はV系路線で女性人気が9割だったが、大衆に媚びるような曲を作りたくない、自分達が本当に伝えたい曲を作りたいという想いからダサイ・青臭い・ストレートな路線へと切り替えた。

初期のUVER world

それ故に初期の頃の方が好きだったっていうファンも結構いる。
自分は初期と今の中間くらいだった時期が一番好き。


REVERSI

「人生はオセロのように逆転劇だ」
「逆境をひっくり返せ」

という、「リベンジ」がテーマになってる曲。

ウーバーの曲わりには共感できる部分が多めの曲である。

劇場版「青のエクソシスト」の主題歌らしい。

自分は曲を聴くとき、どちらかと言うと歌詞よりもメロディが自分に合うかどうか、そしてメロディが合えば歌詞にもじっくり注視してみる、という見方をするのだが、この曲は歌詞もメロディも初見の時「カッコイイ!」と思った。

特に二番~ラストサビまでの歌詞がむちゃくちゃ好きだ。

仲間達が夢を掴む度 自分は少し終わってく気がしていた

これは私が常日頃から感じているものである。
自分が取り残されていく感覚はよく分かる。
凄く虚無感があって、置いていけないで、ってなるんだよな。

二番サビの

他人に勝つことなんて、さほど難しくない。
自分に勝ち続けることを思えば。

人生は常に自分との勝負、自分に打ち勝つことができれば何でもできるって言うのは実際その通りだと思う……。

逃げてもそれなりに幸せなこの世界で
まだここじゃないと言えるから、先に行くよ

日本という国は恵まれていて、ただ生きるだけなら簡単だ。
でもその先にある”生きる意味”を見つけ出すのは凄く難しいよね。
ただ生きて、死んでないだけの人生って自分にとっては辛い。

そしてラストサビ、ここが一番好き。

基本のオセロの勝ち方を教えてやるよ。
序盤は相手に多く取らせるのさ。
負けて始まるそこからが本当の勝負
最後は大胆に返してやろうぜ。

言うまでもなく、ただただカッコイイな……と思った。
どん底からがスタートだろ?っていう意気込みが痺れるというか、この言い回しは本当にクールだ。

ただのこの曲は理由は分からないがなぜかライブではほとんどやらない。
別に不人気曲っていう訳でもないのに、なんでだろう?

7th Trigger

REVERSIとテーマはわりと似ている。
一言で言うならば「運命に抗え」、「捨て身の一撃」

まず曲名の意味だが、通常リボルバータイプの拳銃には弾丸は六発しか詰められない。
7発目を撃つかどうかはお前次第だろ?という意味から7トリガー、という名前が付けられている。
いや、この時点でかっこいいなって思った。

初めて聴いたときはとにかくメロディの疾走感が凄いと思った。
結構フィーリングで感じる部分が多い曲だなーと思ってるのであんまり多くは語らないが特に好きなのが二番のサビ直前~サビ。

上を向いて歩いたくらいじゃ何も変わらなかった
目を向けるべきは己の内面
競争社会で気になってる「横、横」じゃねぇぞ!

よくこんな歌詞思いつくなって思う。
人とばっかり比較して横ばっかり見てんなよ、っていうメッセージをこんな言い回しで表現できるなんて。

サビの

IF,IF,IF….は無い
アンチ Des, Des, Des, Destiny.

「もしも……」なんて幻想に頼ったって良いことないぞ、って。
自分で分かってるんだけどね……。

歌詞を見ないとわりと何言ってるか分からない部分が多いと思うので、もし気になったら歌詞どうぞ。

終わり。





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