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【キャンピングカー】オプション選びは迷いすぎて寝不足になるの巻。(外装編)

さて今回はオプション選びのお話。
ベース車両が決まりここから肉付け作業とでもいいますか、自分好みに仕上げていく作業ですね。
アレやコレや楽しいのですが、コレがもう…悩みまくりで気づけば深夜の毎日を繰り返しております。

これからキャンピングカーを検討される方に少しでも参考になれば幸いです。

前回のお話はこちら↓
※note運営さんの気になる記事に選んで頂きました。
えげつないくらい皆さんに読んでいただき感謝しております。

という訳で外装編です。

1.私のオプション選びのスタイル

私的には車にカッコ良さはあまり求めておらずノーマルな外装が好み。(変えるのはタイヤとホイールくらいですかね)

なのでエアロで固めてみたり車高を下げてみたりステッカーチューンとかされている様なオラついた感じがどうも苦手でして…。
スピード狂でもないし(わりとのんびり運転してます。お腹ぺこぺこの時と漏れそうな時以外はw)

いかにシンプルにまとめるかが重要で快適に過ごす為だけを考えながらオプション選びを進めていきます。

2.出窓(エアロウィンドウ)

ハイエースのキャンピングカーでよく見かけるコレ↓

この飛び出たやつ。

コレは車内が10cmほど広くなる事に加えてアクリル2重窓にする事により通常のガラス窓に比べて断熱効果が高い事が利点。
夏は涼しく、冬は暖かく。と言った所。

魅力的です。

ノーマルの窓ガラスをはずしてFRP素材(繊維強化プラスチック)で作った出窓をはめ込んでいる感じ。

機能うんぬんより、
「コレがないとキャンピングカーって感じがしないよね」
って理由でお付けになられる方もいるほど人気なオプションのひとつ。

実は各メーカーほとんどのモデルで標準装備されているので最初から有無の選択はできないのですが、トイファクトリーに関してはバレイアとランドティピーとトイズボックス辺りはオプションで有無を選べるようになっております。

結果ウチは「取り付けない」方向で決まりました。

理由はいろいろあるのですが決め手となった理由をいくつか紹介しようかと。

まずは雨漏りする可能性があるとのこと。
契約書の記載事項によくでてくる文言。
雨漏りの可能性があると…。

この出窓はコーキングでボディとの隙間を埋めてあるわけですがコレが数年で劣化が始まり放置しておくとひび割れが発生し雨漏りの可能性があるとの事。

数年に一度の頻度でコーキングの埋め直しをしなければいけません。

コレはモノグサな私にはちょっとキツイなって…。

さらにFRP素材はとても強度な素材なのですが塗装に関しては弱いのが難点で、10年以上乗ろうと思っている方にはちょっと考えた方がよろしいかもしれません。
よくあるのが塗装が蜘蛛の巣状にひび割れること。自然とパキンっといってしまうこともしばしば。
あとは高速道路のほんと小さな飛び石なんかでもパキンと…。

長く乗ると経年劣化でくすみが発生し見すぼらしい状態になるのもちょっとなぁ…。

そして最大の理由がこちら。

高圧洗浄が出来ないこと。
メーカーからは高圧洗浄は掛けないでくれとのこと。
コーキングが外れたりウインドウが歪む可能性があるとの理由。

ウチは洗車でケルヒャーを使って泡洗浄してるのですがコレがダメとのこと。
ただでさえどデカいキャンピングカー手洗い洗車はちょっと…。

ってな感じて、ウチはメリットがデメリットを上回る結果に。
断熱は現所有のハイエースでも苦に感じることはほぼ無いし、ましてや2人で使う分には広さは余るほどあるので。

確かに見た目はカッコいいのですがね。
カッコにはあまりこだわらないので却下。

ただし付けなくてもベース車両にトイさんの意地になってまでこだわり抜いた断熱技術があるのでそちらを期待してます。

※こだわり抜いた断熱技術はコチラを参考に。

定員乗車いっぱいいっぱいで使う方や、数年で手放す方なんかはつけた方が良いかもですね。

3.ソーラーパネル(エアロソーラーシステム)


キャンピングカーは車中泊時にエンジンを止めてさまざまな電気を使います。
必要不可欠なのがサブバッテリーシステム。

冷房したり、暖房したり、水道使ったり、照明つけたり、常に電気を食う冷蔵庫、電子レンジ、テレビ観たり、ご飯炊いたり、お湯沸かしたり…。

コレを一手に担うのがサブバッテリーシステムです。

もちろんサブバッテリーには容量があり使えば使った分だけ減っていきます。
減りが早いのがキャンピングカー業界の悩みの種。

それを充電する方法として家庭用コンセントから充電する方法、走行充電、ソーラーパネル充電などがあります。

旅先では電源(コンセント)付きRVパークや電源サイトのキャンプ場で充電する方法がありますがなかなかタイミング合わせて行くのも困難だし、走行充電もそこまで貯まらないとのこと。

ソーラーパネルは晴れてさえいればガンガン充電してくれます。
どこに居ようが停まってる時でも走ってる時でも。

日中に貯めた電力を夜使う。朝になって消費した分をまた日中貯められる。

うーん。
あったほうが絶対良い。

さらにトイファクトリー社のソーラーパネルはキャンピングカー界では唯一のSHARPさんとの共同開発により最高品質で最高のこだわり。
グッドデザイン賞を受賞するほど違和感のない見た目。

コレは付けましょう。

ソーラーについて詳しくはコチラ

4.換気扇(マックスファン)

お次は換気扇。
キャンピングカー業界での換気扇は常識。

家に付いている換気扇と違うのは吸気も排気も出来ること。必要に応じて切り替え出来る優れモノ。

ほとんどのキャンピングカーに付いている換気扇はイタリアのFIAMMA(フィアマ)社のマックスファンというもの。

車内での調理や食事や生活臭などを換気するのはもちろんのこと、車内の温度湿度調整なども容易に。

車中泊は空気循環を上手く出来るかがわりと重要だったりします。

マックスファンがあればスイッチひとつで後は運転席や後部座席の窓をちょっと開けるだけで常に新鮮な空気が循環します。

コレは必須。

ただ問題が…。

ハイエースの天井にファンの大きさ分だけガッツリ穴を開けること。

コレは先程のエアロウィンドウよりも雨漏りの確率がたかくなります。

もちろんコーキングの劣化も。
数年に一度の大掛かりなメンテナンス。

ましてや豪雪地帯に住んでる私にとってはマックスファンなど簡単に埋まってしまうほど雪が降る地域。

雨漏りの確率は雪の降らない地域の何十倍ものリスクが…。

コレは悩んだけど辞めとこうと…。

今現在、換気は窓ガラスからサーキュレーターなどを駆使して上手くやり取りしているのでその方法でいこうと思います。

5.その他細かい事

タイヤとホイールはノーマルだと送迎バス感が出てしまうのでテッチン風のホイールにちょっとだけオフロードチックなタイヤでも付けたいかな。(現車もテッチンなので…)

サイドオーニングは現状あまり使わなそうなので一旦保留。納車後も簡単に付けられるので欲しくなったら付けてみよう。

メーカーオプションのLEDヘッドライトと寒冷地仕様は付けました。

寒冷地仕様とは字の如く寒い地域で起こる不便な事を解消してくれるアイテム。
例えばめちゃくちゃ寒い日信じられないでしょうがドアがカチンコチンで開かない開かない。
それを開けやすくしたり、寒いとエンジンの掛かりが悪くなるのでそれを手助けする機械が入ってたりワイパーも凍りつくので溶かす熱線が入っていたり、豪雪地帯には必要なオプション。

エクステリアはこんな所でしょうか。
忘れてる項目思い出したら随時追記します。

6.最後に

ディーラーで車を買う時に付けるオプションとは比較にならないほどの架装オプションがあって悩みは尽きません。(楽しい悩みなのですが)

必要なモノ必要ないモノは本当に人それぞれだと思います。

後から付けられるオプションはともかく、納車時にしか付けられないモノは特に慎重に考えなくてはなりません。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回は内装のオプションのお話を何回かに分けて。(外装の何倍もあるので)

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