ワイン好きに捧げるレシピ#39《干物とアサリと白ワインと》
今年のボージョレは、飲食店やイベントへ参加された方も多いのではないでしょうか。
noteでも多くの記事が上がっており、一年に一度のお祭り気分に浸りながら拝読させていただきました。
その中でも、特に興味深く拝見させていた解禁記事がこちらです!
素敵な記事のご紹介 - 3000円ワインの民|ますたやさん -
市場では割りと需要の低い3,000円ワインの布教活動のため、週末ごとワイン行脚に繰り出すアルパカ(ますたや)さん。
そんな引きこもりの筆者は、ボージョレ関係なく自宅で白ワインをいただいておりました。
暇を持て余し、ネットショッピングに興じている最中に、美味しそうな島根県産のどぐろの干物を発!
化学調味料を使用した商品が多い中、こちらは酸化防止剤は一切不使用かつ、国産の天然塩のみを使用されているとのこと。
先日、無事に自宅へ届いたため、早速ワインに合う干物料理を作ってみることに。
焼いて煮込むだけの簡単レシピかつ、幅広いアレンジが可能なオススメの一皿です!
干物とアサリのアヒージョ
【材料】
【作り方】
干物を使用することで煮込み時間が短縮され、さらに旨味・塩味が含まれているため、材料を切って入れるだけで簡単に絶品アヒージョが作れちゃいます!
ミニトマトに魚介類のエキスがたっぷりしみ込み、甘味に加え、凝縮した旨味を楽しめる一品です。
ほんのり塩味を感じる酸味豊富な白ワインと合わせたい
柑橘系果実のピュアなアロマに、高い酸味・ミネラルを備える白ワインが好相性です。
筆者は、魚介類と好相性なイタリア産のトレッビアーノ・ディ・ルガーナを選びました。
レモンや青りんごのフレッシュな果実の香りの中に、かすかなハーブのアロマが広がり、アヒージョに清涼感をプラスしてくれます。
ちなみに、ペアリングの定説の一つに【ワインと同じ地方の郷土料理は、ブドウも食材も同一の土壌・水で育まれるため相性がよい】という考えがあります。
生産者も地元の料理に合う味わいをイメージしてワインを造ることが多いため、失敗の少ないペアリング方法といわれています。
迷われたときは、ぜひこちらの法則を試してみてくださいね!
【ワインを合わせるコツ】
おまけのアレンジレシピ - ボンゴレ・ビアンコ -
残ってしまった、旨味たっぷりのアヒージョオイルを使用したアレンジレシピをご紹介します!
まずは、定番のボンゴレ・ビアンコ。
すでに鷹の爪・ニンニクが含まれているので、お好みの食材を追加して茹でたパスタと絡めるだけで、あっという間に美味しいボンゴレ・ビアンコの完成です。
おまけのアレンジレシピ - さつまいもフライ -
ほくほく甘いさつまいもフライもオススメです。
フライパン・鍋にアヒージョオイルを入れて加熱し、1cm幅の棒状に切ったさつまいもを加えて揚げ焼きするだけ!
お好みで蜂蜜をかけてお召し上がりくださいね。
甘じょっぱい風味がくせになる一品です。
▲今回のアヒージョで使用した、シーライフさんののどぐろ干物セット。
最後までご覧いただき有難うございます!
◆ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
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