見出し画像

ワイン好きに捧げるレシピ#34《大根とヒラマサと泡ワインと》

11月に入り、朝晩はめっきり冷え込んで参りましたね。

「温かい料理を食べたいけど、鍋料理はまだ暑いかなー。」という気分のとき、皆さんは何を召し上がりますか?

筆者はしゃぶしゃぶに一票を投じます!

牛肉や豚肉も捨てがたいですが、美味しそうなヒラマサ・春菊・国産レモンを入手したため、ブリしゃぶならぬヒラマサしゃぶを作ってみることに。

スパークリングワインに合わせてレシピを作ってみましたので、ぜひお気に入りの1本とお楽しみくださいね。

ヒラマサとレモンのみぞれしゃぶしゃぶ

【材料】

ヒラマサ(刺身用)    約200g
塩            少々
春菊           100g
大根           200g
レモン          1/2個
A水            500ml(A:市販の出汁400mlでも代用可能です)
A昆布           5g
【たれ】
B白ワイン         大さじ1
Bみりん          大さじ1
B醤油           大さじ1
B砂糖           小さじ2
※分量:2人分

【作り方】

①鍋にAをすべて入れて、昆布を水に20〜30分浸す。

②大根は、皮を剥いてすりおろす。

画像7

③春菊は、流水で洗い水気を切る。根本の太い部分は約3cm幅、葉の部分は約4cm幅に切る。

画像2

④レモンは、へたを切り落として輪切りにする。

画像3

⑤ヒラマサは、塩をふり約10分おいて、キッチンペーパーなどで水分をふき取る。約4mm幅の薄切りにし、器に盛り付ける。

⑥フライパンや鍋にBをすべて入れ、ひと煮立ちさせて取り皿に移す。

⑦①の鍋を中火にかけ、沸騰したら②の大根おろしを加える。

画像5

⑧⑦がひと煮立ちしたら、③④を加えて沸騰させて完成!

画像6

鍋にヒラマサをくぐらせて、白く色付いたら食べ頃です。

ほのかに甘味を感じる身の引き締まったヒラマサに、ピリッとした辛味の大根おろしが絡み合い、レモンのピュアな酸味も相まって、コク深い一品に。

レモンをたれに入れておくと徐々に酸味が浸透し、味わいが少しずつ変化していくことで、飽きることなくあっという間に完食しちゃいますよ!

柑橘とグリーンのアロマを持つ泡ワインと合わせたい

黄色の柑橘フレッシュハーブを想起させる特徴的な香りと、爽快な酸味を楽しめるスパークリングワインがピッタリです。

画像7

しゃぶしゃぶの風味に合わせて、フランス産のスパークリングワインを選びました。

今回は、その中でもボルドー地方のクレマン・ド・ボルドーを選択。

ソーヴィニヨンブラン・ブラン、セミヨン主体で、特徴的なセルフィーユ浅葱レモンを想わせるピュアな香りが広がる軽快な1本です。

【ワインを合わせるコツ】

◎ヒラマサの程よい脂には、心地よい気泡を備えるワインを合わせる。
◎昆布・ヒラマサのヨード香(磯のような香り)には、美しいミネラルを持つワインを選ぶ。
◎レモンの甘酸っぱさには、柑橘のアロマきりっとした酸味を持つワインが好相性です。
◎春菊の青さと苦味には、浅葱のようなグリーンのアロマを持つものがオススメ!
◎醤油の旨味には、瓶内二次発酵(瓶内で二次発酵を起こし、炭酸ガスを液体に閉じ込める方法)由来のナッティな芳香を持つものを。

画像7

▲しゃぶしゃぶを楽しんだあとは、シメの雑炊がオススメです!お好みで刻んだレモンの皮ネギを加えても美味です。


最後までご覧いただき有難うございます!
ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

instagramでは、実際にnoteレシピにペアリングさせていただいたワインと気まぐれに着物について発信中です♪

美味しい料理とワインに囲まれ、皆様の暮らしが彩り豊かなものとなりますように。




この記事が参加している募集

#私のイチオシ

51,024件

記事をご覧くださり有難うございます(^^♪ サポートいただきました資金は、すべてペアリング研究費・レシピ開発費に充当いたします。 1人でも多くのワイン好きにレシピを捧げさせていただきますので、今後とも宜しくお願いします!