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アミから学ぶ「死」とは

死を考える

死ぬことを考えるって、とても大切ですよね。

いつか終わりがくるからこそ、どんな人生を歩みたいかを考えられるとか、よく聞く話ですよね。

でも多くの人って、死が現実的じゃないんですよね。

だからこそ、なんとなく生きてる人が多い。僕もそうなんだけど。

僕も24年間生きてきたけど、身近で人が死ぬ経験をしたことがないから、死ぬことが考えられないんです。

『アミ小さな宇宙人』

まあそんなことはさておき、最近僕は"アミシリーズ"の本を読みました。
小説です。

『アミ小さな宇宙人』『もどってきたアミ』『アミ3度目の約束』(エンリケ・バイオス著)と3冊あり、ひょんなキッカケで、人から借りることができて、3冊とも読みました。

この小説、今はあんまり出版してないらしくて、Amazonとかメルカリとかでも見ても、5,000円以上の値段とかで売ってたんですね。
貴重なものを人から借りられて良かったです。

簡単なあらすじは、宇宙人のアミが宇宙船に乗って、地球に住んでいる少年、ペドゥリートに会いにきて、一緒に宇宙を飛び回り、地球人(ぺドゥリート)に向けて、たくさんのメッセージを与えます。
その与えられたメッセージや、宇宙を回ったことを記した本が、この小説になります。

うまいこと説明できないのですが、気になる人は、僕の好きなYouTuberであるNAOKIMAN(ナオキマン)さんもわかりやすくアミについての動画を投稿していたので、見てみてください。

最初のアミの本では、「宇宙の基本法は愛である」とアミは教えてくれました。

そしてこの前、3冊目を読み終わったわけですが、死についてもアミは話していたんですね。

地球人ぺドゥリートはアミに、「愛が神なら、なんで神は死を与えたの?」とアミに聞いたんです。

ここから、アミのセリフを引用しますね。


「宇宙は、自分たちの創造物が、あらたな経験、あらたな環境、あらたな場所、あらたなひと、あらたな考えにふれることで、進化し、成長していってほしいと考えている。ところがそれをはばむのが、きみたち自身の執着心なんだ。きみたちはあまりにいろいろなものにしがみつきすぎている。自分たちの場所、自分たちの愛するひと、自分たちの物、自分たちのすがた、自分たちの考え、思い出……すべてを手ばなしたがらない。きみたちが、そういったもろもろの執着から自由になって、別の状態へ、別の幸福へととおりぬけるためのたったひとつの道は、いま、その身にまとっている"服ーつまり肉体のことだねー"を脱ぎ捨てることだ。肉体がほろび、死をむかえたときにようやく、きみたちは執着からのがれて、あらたな状態に入ることができるんだ。でも、そのかわりにきみたちは、かつての人生でのことをなにひとつーどんなに愛着のあるものでもーおぼえてはいない。ほんとうは、一人ひとりの心の奥の奥に、記憶はひっそりとねむっているんだけど……」

『アミ3度めの約束』エンリケ・バイオス著  石原彰ニ訳


アミからの学び

確かにこの通りだなと納得しました。

とにかく僕たちは執着心が強い。
僕も何か続けてきたことを断つのは嫌だし、慣れ親しんだ土地から全く別の土地に引っ越すことは不便で面倒だし、長年付き合ってきた人たちと会えなくなるのは寂しい。

でも、これらを手放すことによって、成長するんだなと思いました。

別れがないと、成長できないんです。

そのために、神は死を用意したんですね。

僕の好きな事業家の方も、「人生変えたかったら、連絡先を全部消せ」「引越ししろ」「色んな経験をしろ」って言ってるし、YouTuberヒカルも「成功するために家族以外の連絡先を全部消した」って言っていました。

僕も確かに、新しい場所に行ったり、新しい人に会いに行ったり、新しい経験をすることによって自分の成長を感じてきました。

つまり、成長しようと思ったら「死」を、疑似体験すれば良いということです。
執着心を捨て、あらたな環境やひと、場所、経験、価値観に触れていくべきだということですね。

という、アミからの学びでした。



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