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3か月後、同級生の誰かが自殺する?「名前探しの放課後」

お久しぶりです、読書子です☆
11月に入り、一気に寒くなりましたね。
みなさん、風邪には十分気を付けてください。

さて、本日紹介する本はこちら。
辻村深月さん作「名前探しの放課後」です。

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引用:Amazon

SF、ミステリー、青春と色々なジャンルが詰め込まれた作品でした。
プロローグから気になる部分が盛りだくさん。

上下巻ありましたが、先が気になりすぎてあっという間に読めましたよ。
では、簡単にあらすじを紹介しますね。

『3か月後、同級生の誰かが自殺する。

不思議なタイムスリップで3か月前に戻された高校生の依田いつか
彼は同じクラスの坂崎あすなに相談し、名前も分からない同級生の自殺を止めるべく奔走する。

ある日、あすなはノートに自分の死亡記事を書く「河野」という男子生徒に出会い、彼がいじめに遭っていることを知る。

もしかして、彼が自殺する同級生?それとも別の誰か。
いつかとあすなは3か月後に起こる自殺を止められるのか!?

なぜタイムスリップしたのが依田いつかなのか?
彼はどうやってタイムスリップしたの
か?

分からない点はたくさんありましたが、終盤で謎が明らかになっていきます。

最後まで読んだ時、「えっ、そうだったの!」と驚きました。
きっと誰にも予想できない結末だと思いますよ。

そして、物語を通していつかとあすなが成長していく姿もみられます。
それぞれ過去のトラウマや辛い思い出と向き合い、克服していくんです。

そんな2人のやり取りを読んで、「甘酸っぱいな、青春だなー」と楽しくもあり、少し寂しいと感じましたね。

また、名前探しに協力してくれる仲間たちも出てきますが、彼らとの掛け合いも読んでいて面白い。

実は彼ら、別作品にも出てくるキャラクターなんですよ。
知っている人は「このキャラクターもしかして」と思うかもしれません。
もちろん、別作品を読まなくても「名前探しの放課後」は楽しめます。

物語の結末はどうなるのか?
気になる方はぜひ、読んでみてくださいね♪






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