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人生の土台となる読書--ダメな人間でも、なんとか生き延びるための「本の効用」ベスト30(著者:pha)

〇ジャンル

 読書法

〇目的

 本探しのきっかけを掴む。興味のある分野を見つける。

〇感想

・phaさんの文章は分かりやすく読みやすい。寄り添ってくれている感じがする。たくさんの本を読んできたからこそ、そのような文章を書くことが出来るのだと思う。

・世の中には色々な学問があり、それらを学ぶことで、人生を少し気楽に優しく過ごせる気がした。

・最近はすぐ効く本ばかり読んでいた気がする。今後は、小説やノンフィクション、学術書などのゆっくり効いてくる本も積極的に読んでみたい。

・この本で紹介された本を何冊か読んだが、どれも読んで良かったと思えるものばかりだった。次なる読書に向けた良い案内板として読むのもアリ。

〇読書とは

・何かを変えたい時に本を読む。

・すぐに効く読書(ライフハック、仕事術など)は効果も短い。

・ゆっくり効く読書(小説、学術書、ノンフィクション)は役に立たないようで、後からじっくり効いてくる。価値観や考え方、人生を変えてくれる。

・本当は、役に立つか立たないかはどうでもいい。知ることは楽しいし、自分の中の言葉を作ってくれる。世界は言葉で出来ているから、人生を変えるには自分の言葉が必要。

〇興味の湧いた分野

【社会学】
 人間の選択は社会のシステムにかなり影響を受けている。そのシステムを学ぶことで、自己責任を50%位に出来る。そうすれば、もっと気楽に人生を過ごせる。

【進化論】
 進化論は、ランダムの組み合わせで個体が生まれ、当時の環境に馴染みやすい種が生きてこれたという考え。要はたまたまそうなったということ。

【脳科学】
 人間の周囲の変化に比べて、脳は狩猟時代から対して変わっていない。そのため、自分や周りがこのような行動をとるのは脳科学的に仕方ないという考えを持つことで少し楽になる。

【宇宙】
 宇宙に比べればほとんどの悩みはたいしたことはなく、どうでもよくなる。

【ダメ人間・変わった人】
 こんな風に考えたり、行動したりしても、世の中は案外生きていけるものだなと思える。

【挫折】
 成功者の成功体験の裏にはたくさんの挫折や失敗をしている人がいて、そういう人の話の方が、自分に寄り添ってくれ共感しやすい。

【死】
 生きるうえで自分にとって本当に大切なことを考えるきっかけになる。

【日常】
 退屈な日常の中の素晴らしいことに気づかせてくれる。


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