[私の夫]退職・主夫させてしまった話①
夫婦になって3年目。
出会って10年。
今回は、私の夫の凄さと特殊さを具体的なエピソードと共にご紹介します。
夫のことについてあまり語らない私が書く、貴重なお話です(笑)
夫婦の形はいろいろありますが、あくまでもこれは私たちのお話。ちょっと変わった夫婦のお話、ぜひ読んでみてください♪
■ 退職の決断
元々活動的なわたしは、学生時代からよく海外へ行っていました。
韓国へ語学留学(1ヶ月)
カンボジアへボランティア(1週間)
アメリカへ視察(1週間)
この海外へ行っている間も、今の夫とは付き合っていて、だからといって縛られるわけではなく自由奔放に飛び回っていました✈︎
社会人になって4年目、付き合って7年目。
大きな転機が訪れます。
1通の速達の手紙にこう書かれていたのです。
私の海外赴任が決まったのです。
前々から海外で働きたい夢があり、文部科学省による派遣制度に応募していたんです。
私はひとりガッツポーズ。
念願の海外での仕事が始まるのです!
しかし、ここで大きな問題がひとつ。
遠距離恋愛?別れる?
派遣は、基本3年間。
付き合って7年目の私たちがそんなに離れ離れになるということは、あり得ません。
ましてや3年間。
パスポート等の諸手続きのため、単身で行くか、帯同者を連れて行くかをすぐに決断しなければなりませんでした。
別れたくない旨は伝え、でもこのまま遠距離恋愛も厳しいんだろうなぁと思って「単身で行く」書類を一旦記入しました。
採用決定から5日後。まさかの展開。
彼からの衝撃発言!!!!
夫婦として、ドバイに行く。ついて行く。
それは彼が10年勤めた仕事も手放すことでもありました。そしてしれっと結婚。(プロポーズ??)
どうしてドバイについて行く結論に至ったかというと、彼の親友からのひと声があったからだと言います。
というのも、かなりブラックな企業に勤めていた彼は、日頃から仕事の愚痴を親友にこぼしていました。
月に休みが2日ほど。夜中にも呼び出されるような職場でした。
仕事を辞めるなんて頭にもなかった彼だったので、もう別れるんだという沈んだ気持ちで、親友にぐちゃぐちゃな気持ちを相談したそうです。
ただ、慰められるだろうと思っていたら、
まさか、仕事を辞めればいいんだ、そして、ついて行けばいいんだ、という考え方がこの世にあったのか!!!!とブレイクスルーが起こったのです。
仕事を辞める!と決断してくれてからの展開は早く、
☑️文部科学省での手続きも(いろいろややこしいことがあったけど)無事完了
☑️結婚の手続きも完了し、夫婦になり、
☑️指輪をサプライズでもらい
☑️一人暮らしだった家を引き払い
☑️彼の実家へしばらく居候
あとは、ドバイへの赴任を待つのみとなりました。
すぐに渡航の運びとなるので、結婚式や新婚旅行はできませんでしたが、夫婦になり、しかも新生活がドバイ。
これ以上の幸せはありません。
改めて、夫の決断に感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。
---つづく---
次回は、ドバイでの新生活の中で見つけた夫の素晴らしエピソードをご紹介していきます。
■赴任先での孤独な日々
■夫の愛情表現に感謝の気持ちが止まらないんですが
■夫の支えによって乗り越えた困難
楽しみにお待ちくださいね〜♪
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