自分の価値観を押し付けてはいけない
中学生の頃、柳美里さん『命』を読み、「死」を口に出来る人は決して生きることを軽視しているのではなくその逆なんだ、そう思ったことを今でもよく覚えています。生きることを真剣に見つめるからこそ、死を語ることに恐れや迷いがないのだ、と。
生と死の話をしたい訳ではないのですが、これは色々なことに対して同じことが言えるのではないだろうか、ふとそんな風に思ったのです。
「疲れた」と正直に言える人は誰よりもその仕事を継続させようとしている、「嫌いだ」と口にできるのは絶対に嫌いになんてなれな