堂原有美(『脱!しあわせ迷子』著者)

世界27ヵ国、幸福度の高い国を巡った記録を旅エッセイにして出版。「教室から世界一周!」…

堂原有美(『脱!しあわせ迷子』著者)

世界27ヵ国、幸福度の高い国を巡った記録を旅エッセイにして出版。「教室から世界一周!」を提供する㈱WTOC(ウトック)代表。世界42ヵ国以上と連携し、世界と日本の教室を繋ぎ同世代同士が意見交換する場を作る。自分らしさを発揮できる人づくり、意義ある国際交流を求めて日夜奮闘中。

最近の記事

お母さんからの涙が出るほどうれしいおはなし~学生が社会に出たら、日本は変わる!~

WTOC受講生のお母さんから届いた、涙が出るほどうれしいお話私たちWTOC(ウトック)は、海外と日本の若者をオンラインで繋ぎ、同世代同士の意見交換の場を提供している団体です。今は世界45ヵ国150団体以上と連携し、多様な世界を若者に見せています。 そんな私たちが今年の夏に実施したオンライン国際交流に参加した高校生のお母さんからうれしいメールをいただきました。許可をいただいたので一部掲載します。 メッセージの内容 学生が社会に出る効果はものすごいはず! 最近になって、教

    • 小さい頃から海外経験を積ませることは、地域への絶大な投資になる。

      田舎の教育は変わらない? ふと、感じたこと。 私の地元の稲沢市祖父江町で、同級生が地元の教育をよりよくしようと必死で動いています。地元はなかなかの田舎なので、海外という言葉や、新しいことがなかなか理解されない場所。だからこそ、友人の主張は通りづらく、心が折れることも多いそう。 わかる・・・。 しかし、友人は行動し、知恵を絞り、地元の頼れる議員さんや想いのある人たちの協力を得ながら市役所や市長までたどり着き、一つ目の目標「有機食材を使った給食」を実現させました。すごい。

      • 北欧の10代からの政治と選挙とは?

        世界一周をしているときから、ずっと北欧の政治が気になってた。 高い投票率、透明な社会はどうしてつくられるんだろうと疑問に思っていたけど、その仕組みの一つが掛かれた本を発見。 学生時代から選挙や政治が授業に取り入れられてるのがすごい。これによって意識が変わっていくんだろうな。日本でもできないかな、やってみたい。 何よりも「政治をみんなでたのしむ」という感覚がステキ。 気になったとこの備忘録メモ。 【街中、スタンス】 ■選挙期間中、各党の選挙スタンド(ブース)が街に現れて、

        • フィンランドはちょっと先の未来だと思う

          昨日聞いた、フィンランドの政治や文化の話にものすごく感銘を受けた。特に感激した部分。 ①教育も雇用も、すべての人が福祉の対象という発想 経済が先どまりの昨今、経済がカバーできない部分を福祉で補うという発想。教育も雇用も、住宅政策も家族政策も福祉の対象、すべての人が福祉の対象なんだという再定義が必要なのでは。日本人は、「福祉=弱者向け」と考えてしまいますよね。 ②クリエイティブのヒエラルキーが最上位 クリエイティブ社会先進国。学者のリチャード・フロリダは、数学者や俳優、DJ

        お母さんからの涙が出るほどうれしいおはなし~学生が社会に出たら、日本は変わる!~

          シン・二ホン読了めも

          (超簡潔まとめ)  ・極端に少ない日本政府予算「教育・研究等への投資」は、  たった数パーセントの調整で実現できる。  しかも、投資効果が最も見込める予算。 ・日本の前に、環境が滅びぬよう。  人口減少はCO2減るし悪いことではない、調整局面に。 ・とにかくいろいろ「仕掛ける」!動こう!     ■今求められる人材像 ・「異人」と「Ai-ready」。今やスケールゲームの時代ではない。創造できる、刷新できる人材、特に若者を。 ■どう育てるか ・マシンのような画一した教育をやめ

          『シン・二ホン』読中めも1

          『シン・二ホン』おもしろい。 長いので、つど要点めも。 AIは、自分たちからはまだ遠い気がしちゃうけど、 もうすぐ目の前に降りてくる。 そうなったとき、全ての産業がいかに使いこなすかを 考えなければいけない時が来る。 そこには、夢や妄想と、それを形にする技術が必要。 日本は、何かを工夫して広げていくことは得意だからこそ、 そこにチャンスがあるのでは、というはなし。    ■今後はAIが超重要 ・人口増の時代は終わり、企業は変わらなければいけない。 ・AIでいかに急成長

          『シン・二ホン』読中めも1

          幸福には、「考えないこと」が重要なのでは!?

          友人の本『考えない論』、これがものすごくおもしろい。 結論としては「考えない時間=空白、無意識の時間」が大事だと。この時間、たとえば「禅」の無とか、日本の武道みたく体が覚えるとか、ブルースリーの「考えるな、感じろ」のほうを言ってる。一見、その空白はなくてもなんとかなるんじゃない?とも思うが、本を読んで、ものすごく重要なのではと思えてきた。ちなみに脳部分で指すと、生命や感覚をつかさどる「脳幹」のほうで、理性や考えることをつかさどる「大脳皮質」じゃないほう。 例えば、動物は自

          幸福には、「考えないこと」が重要なのでは!?

          「得意なこと、好きなことで生きられる社会」を人一倍望む理由

          旅の目的は以前に書いた通りですが、 最後は仮説を証明して、「誰もが得意なこと、好きなことで生きられる社会」の後押しをしたい、というのが最終目標。子どもはもちろん、大人にも、そんな生涯教育や考え方をすべきだと心から思う。 しかし、なぜ、わざわざ世界一周のテーマにまでするのか、と思うだろう。私も思う笑。しかし、これはおそらく、この壁に自分が人一倍苦しんできたからではないか、と思う。 自分の意志が弱かった学生時代 自分自身、学生時代は優等生の部類だった。勉強も運動もやればだ

          「得意なこと、好きなことで生きられる社会」を人一倍望む理由

          「大人ならでは」、「今だからこそ」の世界一周がしたい。

          旅は若者のものか!? 世界一周、しかもバックパッカースタイルでとなれば、若者を思い浮かべる。大学生か、20代か。。。 それに比べて、わたしは、はっきりいっていい大人だ。だから、はっきりいって、超迷った。周りからは、「学生か!」「大丈夫かお前!?」という人もいた。でも、自分の本心に嘘をつきたくなかったのと、今回の旅で「個性や、好きなことを伸ばすことが最強だ」という仮説を検証したいと思っているなかで、「好きなこと」を選ばない選択肢はあるはずがない。 体力、退職後の仕事、結婚

          「大人ならでは」、「今だからこそ」の世界一周がしたい。

          世界一周し、「幸福度と教育」の相関関係をリサーチしたい。

          世界一周の目的。 それは、世界各国の「幸福と教育」の相関関係のリサーチです。 特に、世界幸福度ランキング上位国です。 そもそも、どうしてそう考えたか。それには理由が4つあります。 理由1。 数年前にフィンランドに行ったとき、多くの人に幸せの秘訣をヒアリングしまくりました。様々な回答があるなかで、現地の全ての人が口を揃えてほめていたことは 、教育(個性を伸ばす教育)でした。 理由2。 日本の歴史の仕事を10年以上してきました。(名古屋おもてなし武将隊を基軸に、地域

          世界一周し、「幸福度と教育」の相関関係をリサーチしたい。