見出し画像

『シン・二ホン』読中めも1

『シン・二ホン』おもしろい。
長いので、つど要点めも。

AIは、自分たちからはまだ遠い気がしちゃうけど、
もうすぐ目の前に降りてくる。
そうなったとき、全ての産業がいかに使いこなすかを
考えなければいけない時が来る。

そこには、夢や妄想と、それを形にする技術が必要。
日本は、何かを工夫して広げていくことは得意だからこそ、
そこにチャンスがあるのでは、というはなし。
  

■今後はAIが超重要

・人口増の時代は終わり、企業は変わらなければいけない。
・AIでいかに急成長するか。
 全ての産業に関わってくる。
 車とかネットと同じ、変化は一気にくるから乗り遅れないように。
・今後は技術をテコに、世の中を刷新・アップデートする企業に価値がつく(テスラとか)
・未来(商品・サービス)には、夢や想像力が大事になってくる(だってAIだからね)


■日本の課題

・未だに日本はスケールゲームだから遅れている。
・日本は他国に比べて生産性が極端に低い
(→ほとんどの産業がそうだが、逆に大きな伸びしろと考える。
  やることやればすぐに追いつけるはず。)

・2017年、単身世帯以外の貯蓄(金融資産)なし世帯は3世帯に1つに。
 ある種、途上国もしくは中進国に戻った。
・これにより、3分の1に近い若者の才能と情熱が発掘出来かねている
・このままいくと50%がその貧困状態に。抜け出す必要あり。

・女性をもっと社会に。米のアイビーリーグは7/8校が女子比率50%以上、
 東大は17%。機会損失甚だしすぎ、遅れすぎ。多様性に太刀打ちできない。
・シニア層をもっと活用すべき。労働人口いないのに65歳で彼らを伐採するのは
 機会損失のなにものでもない。


■日本の産業の進み方と、今のAI進捗

・日本はデータビジネスでは量、処理力とも世界に劣る。
 (google>yahoo what's up>line)エンジニアが足りていない。
・産業は3つのフェーズあり。
 フェーズ1:新エネルギーや技術が出る
 フェーズ2:高度な応用(トヨタ、ソニー、ニコン・・・)
 フェーズ3:複雑系、エコシステム系の構築(新幹線、ファミコン、スパコン・・・)
 日本は1はやったことなく、いつも2や3で追いついてぶっちぎって勝利。
・AIは、ようやくフェーズ1の終わりに入ってきたところ。
 今後の2や3は日本人が活躍できる場に。
・AIは入り口(入力)と出口(出力)が必要だが、顧客接点となる出口
(ヘルスケア、住宅、教育、金融、家電など)は日本は得意だし、他国に比べて
 数が膨大でチャンス。


■何すべき?日本の勝ち筋

・まずはAI-readyをめざす
 全てをAIとつなげる想像・妄想をし、どうやって世の中を刷新するかをイメージ。
 一つの商品や、部署をつくるとか発想ではなく、全てにおいてAIをどう取り入れるかを
 考える
・過去、日本人は若者にまかせて成功してきた。
 ベテランは若者にまかせていくべき。
・日本人は参入は遅いが、やり始めるとあっという間にキャッチアップして
 世界トップレ出るまで行く力がある。
・自動車もはじめは外国に負けていたが、追いつけ追い越せで勝利した
 それがこれまでの日本
・国内に閉じず、世界レベルでアップデートすることでお金につながる
・これからの時代は夢を描く力と妄想力、それを形にする力としての技術とデザイン力がカギ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?