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お母さんからの涙が出るほどうれしいおはなし~学生が社会に出たら、日本は変わる!~


WTOC受講生のお母さんから届いた、涙が出るほどうれしいお話

私たちWTOC(ウトック)は、海外と日本の若者をオンラインで繋ぎ、同世代同士の意見交換の場を提供している団体です。今は世界45ヵ国150団体以上と連携し、多様な世界を若者に見せています。

そんな私たちが今年の夏に実施したオンライン国際交流に参加した高校生のお母さんからうれしいメールをいただきました。許可をいただいたので一部掲載します。

メッセージの内容

こんばんは。
八月末のオンライン国際交流セミナー(北海道幌加内町を救え)を受講させていただいた●●県の高校生の母です。その節はたいへんお世話になりました。

本人の発案によりグループが発表した「幌加内でマラソンの国際大会を開く!」は残念ながら最優秀賞の受賞は逃しましたが、本人にとってとても有意義な経験となりました。

その後、地元にできたばかりの●●町の国際交流クラブに入会し、料理教室やイベント出店に参加し、町内の外国人や老若男女?の地域の方と交流を楽しんでいます。(宜しければ活動写真をご覧ください)

そして最近、クラブの活動に参加するのはALTの先生や永住者の人だけで、町内にたくさんいるはずの技能実習生は一人も来ない!彼らは東南アジアから来ていて英語や日本語がわからないから情報が届かないのか?彼らと交流するにはどうしたらいいんだろう?…と考えつき、●●県が主催する地域日本語サポーター講座に通い出しました。そして、外国人労働者が地域で孤立しやすいことや、これまでの受け入れ制度が大きく変わろうとしていることを知り、問題意識が高まったようです。

目下の目標は、より多くの外国人にクラブの活動に参加してもらうこと。地元で良い思い出をつくってもらうことだそうです。

母も負けじと英会話を勉強しながら、クラブ活動のお手伝い…先日のイベントでインドカレー100人分つくりました。

このような探求活動のきっかけを与えていただいた堂原様をはじめ運営スタッフの皆様、そしてグループメンバーの皆様に心より感謝しております。また、御社のプロジェクトに参加する機会がありましたら是非参加したいと思っております。まとまりない結びとなりますが、御社のますますのご発展をお祈りしております。(ここまで)

「北海道 幌加内町を救え!」の交流風景


学生が社会に出る効果はものすごいはず!

JICAで先輩の話を聞く高校生

最近になって、教育が変わってきたとようやく耳にするようになりました。一つ大きいのは、大学受験において総合型選抜入試が増えてきたこと。つまり、筆記テストなし。この場合、入試ではこれまで社会で何をやってきたかが問われます。学生たちは、社会に目を向けるわけです。

今回のお母さんのケースは、その一つの効果として起こったことかはわかりませんが、今後、このようなことがたくさん起こる気がするのです。これは本当にすごいことだと思っていて、学生たちが社会に目を向けるようになれば、日本の社会は大きく変わるのではとワクワクします!

そして、我々のプログラムがその引き金を引くお手伝いができたのだと思うと、涙が出るほどうれしくなるわけです。


学校が取り組む探求学習ってすばらしい!

台湾との交流会

今、福島県の高校の探求学習のプログラムのお手伝いをしています。私もその町に行きましたが、少子高齢化を実感するシーンにたくさん直面し、とても驚きました。そんな状態だからこそ、地域に住む若者は宝に見える!

お会いした先生は、学生が地域のためにできる活動をたくさん生み出され、大きな成果をあげられています。特に人口が少ないまち、課題の多いまちではこのような学生の活動は非常に有効であり、絶対にすべきだと思うため、それを実践されている先生を心から尊敬するし、まちの宝だと思います。

今、先生と取り組んでいることは「台湾の学生たちと交流をし、海外の人たちの目線を通して観光や地域の盛り上げ方を考える」こと。行政も企業も巻き込んでいくつもりで、今後が非常に楽しみです。


絶大なる海外パワーを使って、さらに後押し!

オンラインでの海外交流風景

わたしたちWTOC(ウトック)の役割は、交流や活動に、海外の人たちとの接点をつくることです。この海外効果は、物事を促進することに絶大なパワーがあると思っています。

WTOCの講座を受講して、海外留学へ行く生徒たちも出てきているのですが、先日、留学から帰ってきた生徒にオンラインで再会した際、出会った頃のモジモジしていた時とは打って変わって、堂々として、自信に満ち溢れているではありませんか!意見をしっかりもっているし、今後の進路もしっかり決めていて、感動しました。

以前にも記事しましたが、海外は人を大きくするのだと改めて感じました(以下の記事をご参照ください。)

さらに副次効果として、海外ネタはメディア受けがいいのも特徴!北海道の交流ではテレビ局のNHK地元紙1社。福島の交流では地元紙2社、地元テレビ局1社の取材を受けました。これがさらに後押ししてくれること間違いなしです!

きっかけは小さくてよくて、まずはオンラインから。海外の異文化パワーは誰しもの好奇心をくすぐり、みんな、ワクワクしだします。この絶大なるパワーを使わない手はないと思います。

今後も、学生が元気に社会に出ていく教育の後押しを、全力でしていきたいと思っています!

海外との接点をもつことに興味のある方は、ぜひWTOC(ウトック)をたずねてみてください。




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