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シン・二ホン読了めも


(超簡潔まとめ) 
・極端に少ない日本政府予算「教育・研究等への投資」は、
 たった数パーセントの調整で実現できる。
 しかも、投資効果が最も見込める予算。
・日本の前に、環境が滅びぬよう。
 人口減少はCO2減るし悪いことではない、調整局面に。
・とにかくいろいろ「仕掛ける」!動こう!
 
 
■今求められる人材像
・「異人」と「Ai-ready」。今やスケールゲームの時代ではない。創造できる、刷新できる人材、特に若者を。
■どう育てるか
・マシンのような画一した教育をやめる。意思、自分らしさを伸ばす。サイエンスのおもしろさ、世界、夢、技術、デザイン。
・初等・中等教育にもデータ利活用、ソフトウェアづくり、ものづくり、空間づくり。
・専門家、リーダー層の育成も必要。
■予算はどうするか
・海外と比べて科学技術、大学、研究機関への予算少なすぎ。
 ROI(投資対効果)が高いのは、①教育・人材開発 ②科学・技術開発。
・アメリカは、財閥や卒業生が大学や機関に莫大な寄付をするからなりたつ。学生の金銭負担もかなり減り、博士を目指す人も増える。卒業生は恩を感じるから将来の寄付へ。基金運営はプロが行う。
・日本は、予算のリソース配分を変え、未来投資に回すべき。割合はたった数パーセントでできる。今の予算は社会保障給付費が最も多い。約120兆円。それに対し、大学や研究機関、小中教育AIready化など必要な予算は2兆円超。
・生産年齢の定義を変えるべき、20〜90歳へ。
 いつまでもイキイキ働く、動けることが社会としてベスト。
・年齢・性別の差別をなくす。高齢者が動けるような生涯サポートサービスの充実。若者には生まれたときから年金積立金を。
 
■予測できない未来、環境課題
・このままだと地球は10〜30年しかもたない。
・今の日本人のCO2排出量は、日本の森林で相殺できる量の6倍。自国で賄えない。
・SDGsの17項目、大きく2つにわけると「才能と情熱を解き放つ系(Society5.0)」と「持続可能な空間をつくる系」。2つの交点を狙うべき。
・人口減少は環境という点からいくと悪いことではない。CO2削減になる。 問題として捉えるのではなく、「調整局面」として見守り考えるべき。
・「風の谷」構想。緑はあるが、今にも消えそうな土地にコミュニティを。土地の魅力や風土を活かし、若者を中心に集える場所を世界中にいくつもつくれるとよい
#シンニホン

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