タイビジネスのマストアイテム ほこら➡️これがないと出社拒否?
タイ🇹🇭に行くと見られる祭壇もしくはほこら。
タイでビジネスをする上で必須のアイテムです。
ほこらがないとタイ人は会社に出社できないかもしれません。
タイで工場を建設したときのエピソードを例にほこらの重要性を紹介します。
タイのほこらとは
タイの建物で見られるほこらはサーンプラフームと呼ばれています。
様々な精霊を模した人形が祀られています。ほこらの中心にはバラモン教の神ブラフマーが祀られています。なのでブラフマーハウスとも呼ばれています。
商売繁盛や魔除けとして置かれています。
タイ人はおばけが怖い
タイ人は精霊に対する信仰が厚いです。そして霊やおばけにものすごく敏感です。大抵のタイ人はおばけが苦手です。
ちなみにタイ人の僕の妻も霊感が強いです。時々夜中死んだ人の霊が話しかけてくるそうです。
そのためタイ人は魔除けのほこらであるブラフマーハウスをとても大事にします。みんな御供物や掃除を率先して行います。
ほこらがないと➡️会社に行きたくない
ほこらがないとどんなことが起きるのでしょうか?
タイで工場を建てたときに3ヶ月間ほこらがなかったエピソードを紹介しましょう。
工場も完成間近、最後にほこらを立てようとしたとき、ローカルの人事総務課長が
方角が悪い
とゴネはじめました。ほこらを立てる場所を変えると提案しました。
数人のローカル幹部も賛同したので、場所を変えることにしました。
基礎から直すので完成まで3ヶ月かかります。工場は完成したので、ほこらのないまま稼働を始めました。
しばらくすると、ローカル従業員からクレームが来ました。
✅工場からおばけが見える
✅悪夢を見た
✅ほこらが無いと怖いので出社したくない
稼働したばかりなので、従業員に辞められては困ります。
僕を含め駐在員は立派なほこらを立てるのでちょっとの間我慢して欲しいと必死になだめました。(ちなみに言い出しっぺの人事課長は聞く耳持たずだったそうです)
そして3ヶ月後、無事にほこらは完成しました。
完成式当日、僕は祈祷のためにお坊さんが来ると思っていました。
しかし来たのは白い布を着たおっさん。
バラモン教の僧侶でした。実は僕はこの時初めてほこらがバラモン教ゆかりのものであると知りました。
ほこらができた後はおばけのクレームがなくなりました。
まとめ
✅タイの建物に祀られているほこらは魔除けの効果があります。
✅タイ人は霊に敏感なので魔除けのほこらを大事にします。
✅ほこらがないとおばけが怖いと出社拒否される恐れがあります。
✅ほこらは仏教ではなくバラモン教ゆかりのものです。
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自己紹介の記事です。
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