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ドライフードの弊害②

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ワンちゃんネコちゃんの肥満に悩んでおられる飼い主様は少なくないです。

フードでは肥満の子用フードがたくさん出回っていることを鑑みても、肥満の問題を抱えている症例は多いことが推察されます。

半分以上の犬猫ちゃんが肥満と言われたりもしますが、
おうちの子の肥満を認識している飼い主さんは多くなく、
もしかすると我が子の適正体重を正しく認識できていないおそれがあるかもしれません。

また、認識していたとしても、

・我が子がかわいいのでつい与えすぎてしまう傾向にある
・フードを減らすとおなかがすぐ空いてかわいそうに感じる
・実際どう解決すればよいのかわからない

という問題もあります。

人でもそうですが、犬猫の体重に関してセンシティブに感じる飼い主さんもおり、獣医師が肥満をはっきり指摘しづらいという点もあります。
(私の場合、自分の体重コントロールですら大変なことを痛感しているので、ブーメランな感じで言いにくい、というのもあったりします!)

ただ、犬猫の肥満は万病のもとです。
肥満が解消されれば、ワンちゃんでは高ALPが改善されたり循環器の障害のリスクが減ったりし、ネコちゃんでは糖尿病のリスクが減ったりします。

DCHの肥満に関する投稿では今まで、「避妊去勢後にそれまでと同量与えると肥満になったりすることがあるよ」など、いろいろ投稿したりもしました。
では、そもそもなぜ肥満になるのでしょう。

<ドライフードは炭水化物が多い>

ドライフードは想像以上に炭水化物が多いです。

以前にもツイッターで投稿しましたが、ドライフードによっては、
例えば腎臓病初期の犬用ドライフードは、50%以上が炭水化物なんてこともあります。
おまけに脂質も多く、しかもタンパク質は少ないため、除脂肪体重(筋肉量)が減っていきやすいというデメリットもあります。

ワンニャンの一日のカロリーは、炭水化物・脂質・たんぱく質でとらなければなりませんが、他のドライフードとカロリーが一定であれば、低脂質・低たんぱくのフードは必然的に炭水化物が多くなります。

にもかかわらず、フードには炭水化物を表示する義務がないため、
飼い主様の盲点となっております。
(炭水化物は、人の食品のほうでは表示義務あり)

また、飼い主さんの中には、フード給与表の通りに与えているのに・・・ということもあるかもしれません。
給与表は目安です。
その量を与え続けなければならないということはありません。
おうちの子の体重増減にあわせて食事の組成やカロリーは調整する必要があります。

そういった意味でも理想を言うと、減量時はかかりつけ獣医師の管理下でカロリー調整するのがよいです。
DCHではかかりつけ医の要望に沿ったカロリー調整や微調整も承っております。

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