見出し画像

【ドライフード派向け】‐シニア期用フードあるある‐

有料コンテンツです。

愛犬愛猫の手作りごはん部・ペットフード部


シニア期の子は特に、ドライフード100%は絶対にオススメしません。

たしかに、フードだけのコストを考えれば、ドライフードが優秀かもしれません。
ですが、様々な器官の事を考えて可能な限り、少しでもいいのでウェットフードを採用してあげたほうがよいです。


<ドライフードの場合>

フード会社によっては、

①成長期
②成犬/成猫期
③シニア期

の3ステージにわけてあります。

ですが、「総合栄養食」のAAFCO基準には、

・①成長期 か
・①成長期 以外か(=②・③か)

の違いしかありません。

②成犬/成猫期 と③シニア期 は一緒にされています。
ですが実際には、必要な栄養素が一緒であるはずはありません。

そのため、③シニア期 用のフードでは、「各フード会社が独自に栄養を設定」しています。

主に、以下がなされていることが多いです。
㋐ナトリウム制限
㋑タンパク質制限
㋒リン制限

㋐ナトリウム制限 では、常日頃から発信しています。
脱水や元気喪失のリスクにつながります。
また、不必要にナトリウム制限を行うと、腎臓に負担がかかります。

㋑タンパク質制限 では、筋肉が減るやせ方(サルコペニア)をするリスクにつながります。

㋒リン制限 では、不必要に制限を行うと、猫ちゃんは高カルシウム血症を引き起こすリスクがあります。


<シニア期とは?>

7歳になればすべての犬猫は(無条件で)シニア、と「フード会社が設定」したものです。
「腎臓のケアために、7歳からリン制限しよう」などと言われたりします。

たしかに、ドライフードを常食している子では脱水や塩分不足などにより、腎臓に負担がかかっている子が多いです。
(尿など濃いく少なくなっていませんか?)

そのため、7歳からリン制限が必要になってくるかもしれません。

いずれにしても、今のおうちの子の状態や今のご飯の内容により、栄養要求は変わります。

犬猫ちゃんは、7歳になった日から栄養要求が急に変わるわけではなく、日々歳を取っていきます。
その時々で栄養要求が異なることに注意して、ご飯を選んでください。


#犬 #猫 #手作りフード #手作り食 #犬ごはん #猫ごはん #ペットフード #ペット #栄養 #食事療法 #犬の食事療法 #猫の食事療法

この記事が参加している募集

サポートありがとうございます🌻 活動費などに使わせていただきます🍍