いい会社"で"働きたいのか、いい会社"と"働きたいのか
どうも、ゑんどうです。
働くのって大変ですよね。
上司からは「数字が出てない」とか「成果を出せよ」と詰められるし、同僚からは「仕事できないやつ」とか「窓際マンめ」なんて具合に白い目で見られるし。
仕事偏差値が50以上ある人たちが当然のようにやっている仕事は、仕事偏差値50未満の人間からすると圧倒的な困難に立ち塞がるような心持ちになることがわからないでしょうから、仕方のない部分があるとは思いつつ苦しいなぁ…とボヤいてたりします。
あ、これは過去を振り返ると出てくる心の声です。
ところで、先日、とある知人がこう言って相談してきました。
「いい会社ないかなぁ…転職したいなぁ…」
フワッとしてるなぁ…と思いながらも、その人に聞いてみたいことが生じます。「いい会社」とは何か。いい会社と何がしたいのか。所属した上でこき使われたいのか、対等でドライな関係のもとにビジネスをしたいのか。
おそらく、似たような心持ちになっている人は少なくないのではないかと思い、ツラツラと書きはじめている次第です。
いい会社"で"働く
いい会社で働くこととは、給与が良く、福利厚生が充実しており、働きやすい環境であることが特徴として挙げられるでしょうね。
一般的にいい会社とは何かといえば、上場しているコンプライアンスも厳しくて従業員の待遇が魅力的な会社のことだと考えることができます。いや、それしか思いつきません。すいませんでした。
給与も良くって福利厚生が充実していて、尚且つ働きやすい上に人間関係も良好だって素晴らしい会社です。
そんな会社で働くことは、経済的に安定し、ストレスを感じることが少なくなる可能性がありますし、また、福利厚生や労働条件が充実しているため、働きやすい環境で長期的に働くことができるというメリットがあります。
特に経済的な面で安定しているだけでなく、高待遇である点は見逃すことができませんし、いい会社とは組織文化もいいんでしょうね。
魅力的なリーダーがいたり、チームワークもよく、コミュニケーション能力の高い人たちが、それぞれに抱える業務に向けてモチベーション高く取り組んでいるから感化されて、思わず自分もがんばっちゃう、みたいな。
そうやって考えてみると、いい会社で働くことを求める人の場合、取り組む業務をやる環境が整っていることを優先したいと考えているのかもしれません。
いい会社"と"働く
では、いい会社"と"働くとはどんな状況や環境を指すんでしょうか。
"と"ですから、パートナー関係に近い、ちょっとした緊張関係にあるような働き方かもしれません。そうなってくると、その会社が掲げるビジョンやミッションに共感できることが重要になってきそうです。
働き手である自分自身が興味や関心、何よりも情熱を持って取り組める分野に特化した会社であることも条件になってくるんでしょうね。
環境面ではいい会社"で"働く人たちのような恵まれた環境ではないかもしれないけれど、確実に気概を込めた仕事ができそうな雰囲気があります。
そういったバリバリのゴリゴリな会社で働くことは、自分自身が成長する機会に多く出会えそうな気がしますし、自分のスキルや知識を活かすことができそうですから、かなり満足感の高い働き方ができそうです。
あくまでも自分が抱えているスキルや経験、何よりも気概を全面に押し出しながら働くことができるって点を踏まえると、対等な契約関係におけるドライながらもきっちりとした関係が明確な働き方をすることができます。
成果や結果にコミットして、働くことに生きがいを求めるような人たちにはいい会社"と"働くって言い方が適切な気がします。
働くことに何を求めるのか、何が大事なのか。
いい会社"で"働くことも、いい会社"と"働くことにもメリットやデメリットがあります。
いい会社で働く場合、組織に縛られる可能性がありますから社内ルールや規律、何よりも空気によって働き方や意見の出し方などが閉鎖的になってしまう可能性があります。
さらに、ガチガチのコンプライアンスに固められた企業の場合、キャリアアップも自由にできないでしょう。大抵の場合、決められたレールしかキャリアアップの選択肢がないって状況に陥りがちです。
何より、会社の意向が働き手にとっての意向とみなされるため、何よりも会社の意向に沿うことこそがいい働き手の条件です。自分自身がやりたいことなど二の次、三の次ですから、それを大事にしたい場合は大きなストレスになる可能性があります。
また、いい会社"と"働く場合にもデメリットがあります。
組織的に不安定というか定まっていない、成長段階の組織でしょうから、ガッチガチにシステマチックに働くことはないでしょう。そうなると自己管理能力が求められます。
また、待遇面では後々に還元される可能性はあるでしょうが、現時点では期待することができなそうです。随分と働いているのにも関わらず、待遇面ではかなり少額で働くことが求められる可能性は存分にあります。
当然、それぞれにメリットもあればデメリットもあるので、結局は自分がどうしたいのかってところに紐づいてくることになるんでしょうね。
おわりに
どちらの働き方がいいのかってのは、完全に個人の主観と価値観によって決めればいいものですから、現時点で転職や副業を考えている人はどちらが自分にとって目的を叶えるのに適しているのかを踏まえて考えてみるのもありでしょう。
いずれにしても、どちらを選んだところで、その環境や組織で「努力」が必要であることは間違いないので、ボクにとってはどちらにしても苦行が待っていることは間違いなさそうです。とほほ。
ではでは。
ゑんどう(@ryosuke_endo)
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