紹介は、仲介者の人生を毀損する可能性があることを知る。

ようこそ、お越しくださいました。

はじめましての方から頻繁に起こしいただく方まで、ようこそ。 どうも、えんどう @ryosuke_endo です。

このnoteでは、特に読む必要がないと感じられることかもしれないけれど、ぼくがだれかと対面して話したい”雑談”を文字化するものなので、そんな雑談にお付き合いくださる方は、ぜひ読み進めてください。

今回は「〇〇さん、紹介してくださいよー」とか「紹介してもらえませんか」みたいに、案外ライトに依頼しがちな「紹介」について。

「紹介」する側の大切な社会資本である

「毀損とか大げさなぁ…!」みたいな反応をされる方もいらっしゃるでしょうが、ちょっと頭の片隅にでも入れておいていただけるとうれしいです。
紹介を受けたいと考える理由は多いでしょう。

商談件数を増やしたい(あわよくば成約数を伸ばしたい)とか、人脈形成したい(あわよくば仲良くなりたい)とか、意中となる人に会いたい(あわよくば密接な関係になりたい)とか。

なんというか自分の欲望を叶えたいがために、その欲望を満たしてくれそうな人と接点のある人を仲介人として立てたうえですゝっと入り込もうって算段を持っている際によく使いたいと思う人は依頼をすることが多いでしょう。

紹介を依頼する側の人が軽視しがちなのは、紹介の中立てをする仲介人の人が人生をかけて構築してきた社会的な資本であることで、下手すると仲介人となる依頼を受ける人の人生を毀損する可能性があるってこと。

なぜなら紹介をしてもらいたいと思える人と仲介人との関係は、あなたの欲望を叶えるために構築されたわけではないからで、下手に欲望に塗れた人を紹介しようものなら「そういう人を紹介してくる人」ってタグをつけられてしまう危険があります。

その人と仲介人との間に亀裂が生じてしまうことも考えられますし、さらにいえば悪いうわさ話まで広がってしまう可能性すらあるわけですよ。

紹介を依頼するなら人生を背負い込む覚悟が必要

そんな状況に陥ってしまった場合、紹介を依頼した側は仲介人の人生を背負い込むことができるのかって話で、その覚悟もないのであれば紹介してもらいたいとか平気で嘯くのを辞めましょうって話です。

下手な人物を紹介するような事態に陥ってしまった結果、誰とも付き合いができなくなるような状態なんてのは容易に訪れるものではないと考えがちです。

実際、紹介を受けようとする人はそんなコト想像もしません。だって欲望に塗れまくってるから。

自分の考える理想に目いっぱいで他人のことなんて考えている暇はありません。自分の考える欲望を満たすためのツールとして他人の人脈を利用しようって時点で、仲介となる人のことなんて考えていないことは明白。

他人の人生を背負い込む覚悟なんて持つはずもなければ持とうとすることもありません。

だから仲介側に立たされようとする人は一言聞いてあげましょう。

「あなたを紹介することで、わたしにどんな徳(得ではない)がありますか。」

そこで金銭的、物質的な利点を提示しようとしてきた場合、もう付き合う必要はないのではないでしょうか。

紹介のされ方も含めて依頼すること

上記の質問に物質的な利点だけでないことを答えられるのだとしたら、次には「どう紹介したらいいのか」といった手ほどきまで提示できるといいでしょう。

紹介してほしいとせがんだものの紹介のされ方まで相手に丸投げというのは、あまりにもおんぶに抱っこで甘え過ぎだといえます。

どうしたら相手が紹介しやすいのか、どう紹介したらいいのか、どんな紹介をしたら興味を持ってもらえそうかといった導線設計まで自ら提示できると仲介側は安心できるはずで、そうでなくても一緒に検討するようなことまでできるといいのではないでしょうか。

繰り返しますが、そこに至るまでの前提は相手の人生を使って構築してきた人脈や文脈を既存しかねないってことを認識することからで、相手の大切な人を紹介してもらう以上は丁重に扱う必要がありますし、仲介をしてくれる人が満足できるような「状態」になることが本筋です。

あなたの欲望を実現するためだけに紹介を成立させようとするのであれば、仲介人との関係が解消されることまで想定しておく必要があることは再三お伝えしておきます。

紹介させてほしいと依頼されることが王道

王道は、あなたが依頼をしなくても「紹介させてほしい」と仲介側から依頼されることです。これ以上のことはないでしょう。

あなたにそれだけの魅力と価値があると認められているからこそ、他者があなたを第三者に紹介したいと思ってくれている状態なのですから、それに勝るものはありません。

そこまでの関係を築けているのだとしたら、その関係を大事にすべきなのはいうまもでないでしょう。

そこで気づきます。

自分を紹介したいと申し出てきてくれた人の紹介先にいたのが欲望にまみれた俗物的根性を丸出しのセールスマンだったり、肉体を求めてくるような破廉恥な人間だった場合、あなたは仲介人に向けてどんな視線を向けますか。

紹介をされるだけならまだしも、一緒にセールスしてくるような仲介人だったら…ゴリゴリと関係を結ばせようとするようなトークを展開してきたら…
関係を解消しようと思ってしまうだけでなく、自分の人生を振り返って半生すらしてしまうのではないでしょうか。

自分がネットワークビジネスの餌食にされるようなスキをつくっていたこともそうだし、そういう人との関係を喜んで構築していたって事実もそう。後悔は尽きないでしょうが、まずはその人との関係を改めることから始めるはず。

だから、他人に紹介を依頼する以上、その人の人生にどんな徳を与えられるのか。人生を毀損することがないのか。関係を解消される危険性はないのか。等をふまえて依頼する必要があるのです。それができないのなら、自分の欲望を他人に委ねるようなことがあってはならないのです。

紹介、本当に気を使いましょう。

ではでは。

えんどう

おまけ

紹介したいnote

清々しく書かれている自己紹介。こんな自己紹介をされるまでもなく、彼女のことをカッコいいと思っているのはぼくだけではないでしょう。もう芸人として突き抜けているのはキャラクターであることはわかっているのですが、人見知りって最高ですね。(意味わからん)

他己紹介をしてもらえるってのは本当に幸福なことだと思うのです。他己紹介を書くってのは、同時にその時間を自分のために使ってくれてるってことの裏返しだから。mixiの他己紹介、うれしかったんですよね。「あー、そんな風に見られてたのね」みたいな。はは。

どこかしらの組織では今日も二分するような議論が沸き起こっているのだろうなぁ...なんてぼんやりしているぼくです。複雑にこんがらがった社会だー、組織ン中でガンバレサラリーマン、ですな。


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