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他己紹介を通した自己表現

noteを始めたのは自分のためだった。

しかし、誰かに向けて書いた記事は、その誰かを喜ばせるかもしれないと学んだ。

喜んでくれる人がいるなら、もっと私の気持ちを伝えてみよう。そう思って、誰かから学んだことを文章にすることが多くなった。

他己紹介を通した自己表現がある。今回はそんな話。

アイキャッチが私に似ているような気がしてならないんだけど、この自意識過剰をどうにか減少させたい笑

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noteをきちんと書き始めて、割と早い段階で誰かに向けた文章を書いた。

それは勧められた本の感想文。

LINEで感想を送るには長すぎるし、とてもいい本だったので発信しようと思った。

本当に自分が感じとったことを羅列しただけではあるが、勧めてくださった方はすごく喜んでくださった。

そんな彼は哲学専攻の変わった人で、自分を追求した上で「自由」を愛している素敵なおじさま。

今の生き方を選んだ理由には彼への憧れが根底にある。

改めて読むと「この時興奮していたんだなぁ」なんて思ってニヤけてしまうけど、スピード感が早すぎて読みやすい文章とは言えない。

ただ「狼たちのへの伝言」は本当に素敵なので、世間とか常識に違和感を持っている人には是非読んでもらいたい本だ。

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水泳のコーチから学んだことを書いて本人に見せたら、「その文章の登場人物になれて、私はとても嬉しい」と言って頂いた。

わざわざFacebookで宣伝までしてくださった。

記事を読んでもらえばわかると思うが、このコーチはとても変わっている。

そのコーチのもとで水泳をしてきた、そんな私はもちろん変わっている。

他の選手やコーチと相容れないわけではないが、「普通こうでしょ」ということが通用しない。

そのコーチに学んだ視点は、最近出会った「変」な仲間たちとの共通項になりつつある。

そんな変なコーチから、10年かけて学んだ大切な話。

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最近ゲストハウスを回り始めて、ついには家になりつつあるのだけれども、そんなことを始めたきっかけはセレンディピティな出会いだった。

渋谷での声かけから始まった、という「怪しい」と言われがちな事案だけれど、彼女の声かけに怪しさは1mmもなかった。

目は口ほどに物を言う、とはよく言うが、幼い子どもの目は本当に淀みがなくて透き通っていると感じる。

彼女もそんな目をした20代には珍しいタイプの人種。

そんな彼女との出会いとセレンディピティについて書いたのがこの記事。

彼女は泣いて喜んでくれて、Instagramで発信までしてくれた。ここらへんは鬼の行動力だなぁと思う笑

その発信を見たことがきっかけで動いた方がいたらしく、「ゆうきの文章は人を動かすんだよ!」なんて言ってもらった。

このようなことがあるから、文章を書くことはやめられない。自分の好きが、誰かに気づきを与えたり、誰かの背中を押せたりするのなら一生書き続けようと思う。

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私は私を発信しようと思ってnoteを始めたけれど、発信を始めたことで、私は周りの人によって構成されているらしいと改めて感じた。

アイデンティティを構成するのは、他でもない他人なのだろう。

そして、そんな素敵な人や素敵なものを紹介することが私は好きだと気づいた。

文章の良いところは、文字にすることで自分の思考を客観視できることだ。

こんなことを思っていたんだ、という気づきから、それは本当に正解?という疑問まで、文章を通じて自分を省みる機会を作ることができる。

今後も素敵な人たちと、素敵な気づきを得ながら、そんなことについて綴っていきたいと思う。


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