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『カイロ大学を出てるかどうかって都知事の仕事をするのに関係ないじゃない』学歴詐称のすすめ(但し、アメリカでは即死・社会的に抹殺)『カイロ大学も今頃、「卒業生」の活躍に大喜びしていることでしょう!!!!』


いまから二十年近く前、取引先(アメリカ)のCFO(最高財務責任者)を務めていた女性が、何の前触れもなく、突然、解任・解雇されました。先方へ理由を問い合わせたところ、学歴(MBA・経営学修士号)を詐称していたとのこと。一つ嘘をついていると、他にどのような嘘をついているか次々に不安が募るからでしょうか、アメリカで学歴詐称が看過されることはまずないようです。

(前略)

小池さんは過去に何度も学歴詐称疑惑を指摘されている。この質問を受けるとき、彼女は「またですか?」といらだちを隠さない。そうした言動に反発するのは主に男性ではないか。もちろん、学歴にウソを書いてはいけない。だが、そんなに毎回大騒ぎすることなのかどうか。

筆者の母親(76歳)は先日、言っていた。

「だって、小池さんがカイロ大学を出ているかどうかって都知事の仕事をするのに関係ないじゃない」

まあ、その通りだよな、と思う。

(後略)

一方、テレビ・キャスター時代は別としても、その後、勢いのある政党や派閥を渡り歩きながら、参議院議員、衆議院議員、国務大臣、都知事2期(3度目の選挙も当選確実)を務められた厚化粧のおばあさまの学歴詐称は、特に、女性の有権者には殆ど気にされていないという上記の記事が目に留まりました。

首長の仕事をするのに学歴が関係なければ、例えば、異性関係についても問題視する必要はないかもしれません。20年ほど前、ホワイトハウスで若い女性と繰り返し関係を持ちながら、テレビで頭を下げただけでビル・クリントン元大統領は2期8年を務めあげましたが、近頃の女性の有権者のご意見は...

尚、女性の学歴詐称といえば故野村沙知代氏(故野村克也氏の二人目の奥さま)が有名ですが、過去には『選挙戦における当選目的で経歴(明治大学中退、実際には愛知県立蒲郡高等学校卒業)を詐称した公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)』で有罪(最高裁判所)が確定した(選挙違反確定により参議院議員(愛知選挙区)当選から約2年後に当選無効となった)事例もあります。

慶應義塾の創設者である福澤諭吉翁が1872年~1876年にかけて學問ノスヽメ(学問のすすめ)を刊行してから1世紀半が経ちましたが

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。

東京都知事の学歴詐称が問題視されることのない日本において『学歴詐称のすすめ』が出版される日は来るでしょうか?






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