マガジンのカバー画像

MAKERS

327
DMM.make AKIBAでモノづくりや事業を行う企業やクリエイター、アーティストなど”MAKERS”の皆さんの活動をご紹介していきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

活動報告42(2024年12月)

ものづくりスタートアップ「始動④」  自社を紹介するにあたっては名刺が必要。しかし、現在のところ名刺に記載できるものは会社の住所ぐらいだ。経費がかかるため避けてきたが、自社のドメイン取得とレンタルサーバーをどうするかを考えなくてはならない。会社用のGmailは作ったけど、やはりco.jpが必要みたい。しかし、自社ホームページを立ち上げる労務的な余裕と技術もない上に、そもそも記載する内容がほぼ皆無なのは悩ましい。会社のロゴなども考える必要がある。また、会社設立して半年経過したが

活動報告41(2024年11月)

ものづくりスタートアップ「始動③」  新しい事務所を捜すにあたり、敷金も礼金も不要なURの賃貸物件を利用することを思いついた。法人契約も可能なようだが、ハードルは口座引き落としができる金融機関が限定されていること。ネット銀行はすべてダメだった。やはり、店舗型の金融機関にも預金口座を作らなくてはいけないのだろうか。立ち上げたばかりの零細企業にとっては、いろいろな障害が立ちはだかる。    今月のTIB FAB Makers Challengeのプログラムでは 3D CADを用い

活動報告40(2024年10月)

ものづくりスタートアップ「始動②」  三菱UFJ銀行の法人用銀行口座については、web面談もあって時間はかかったものの開設許可を得ることができた。しかし、ネットバンキング利用料が毎月1760円発生することを知り、結局は辞退した。この程度の金額でも、零細企業にとっては痛い。もっと早く気づくべきであった。  そろそろ税理士事務所を捜す段階となったが、ここでもfreeeの税理士紹介サービスが発動。複数の税理士事務所とのマッチングを仲介してくれる。freee申告を使い自身で決算すると

活動報告39(2024年9月)

ものづくりスタートアップ「始動①」  会社の外形は整ったので、あとは中身の問題。法人用銀行口座についてはGMOあおぞらネット銀行に無事開設することができた。本当にスピーディーな手続きでキャッシュバックキャンペーンもあって、いやいやスゴイ銀行です。クレジットカードも発行されて、これで法人としては最低限の金融手続きはクリアできたかな、と思ったけれどもそんな事はなかった。見かけはクレジットカードではあるが、実はデビットカードであるため、利用サービスによってはカード登録できない場合が

活動報告38(2024年8月)

ものづくりスタートアップ「起業!」  先月末に法務局に設立書類を提出し、無事に受領されたので、次にやるべきことは法人用銀行口座の開設。freeeが推奨しているGMOあおぞらネット銀行と三菱UFJ銀行に申し込むことにする。ここで、以前Startup Hub Tokyo 丸の内にて事業計画書を作成したことが役に立った。  8月中旬に登記完了となり、法務局に行って登記事項証明書、印鑑カード、印鑑証明書を申請し、その足で税務署と都道県税事務所にも行って各種必要書類を提出した。なお、当

活動報告37(2024年7月)

プロジェクト薬箱「起業前夜②」 The night is darkest just before the dawn.( Harvey Dent )  毎日ひたすら、何らかの文章を書いている。そして、会社設立について複数の情報源にあたりつつも、freee会社設立をメインに使って設立準備を進めて行く。電子定款を作成、公証役場での認証手続き、出資金の入金、法人印鑑の注文、登記書類の印刷。並行して創業支援セミナーを受講、修了証を入手、オンライン申請、役所で特定創業支援等事業による支援

活動報告36(2024年6月)

プロジェクト薬箱「起業前夜①」  依然としてものづくりの停滞傾向は変わらないが、起業に向けては前進している。1年半程前は「準備」段階だったが、ついに「前夜」段階へ。昨年2月に一度起業を試みたことはあったが体制が整わず断念。より準備が整った現在は、本年7月末の起業を目指している。会社名や資本金はすでに決めていたが、合同会社か株式会社のどちらにするかは、結構迷った。会社の発展性を祈願し、株式会社を選択した。    最初に取り掛かったのは、TOKYO創業ステーションStartup

活動報告35(2024年5月)

プロジェクト薬箱「放浪」  GWの間は、まあ寂しくなかった。しかし、連休が明けると自分の居場所がないことを痛感した。とりあえず、拠点捜しのために街を放浪する。大抵は、コメダ珈琲、スタバ、ベローチェ、ドトールあたりをはしごするが、座席の位置取りが快適性と作業の能率性を左右する。飲み物代もばかにならない。ちなみにタイトル画左はDALL-E 3で、「居場所がみつからず、多くの喫茶店を渡り歩いて彷徨っている」というプロンプトで出力した画像。    やはり、安定した環境が大事なので、終

活動報告34(2024年4月)

プロジェクト薬箱「DMM.make AKIBA施設運営終了」  ついに、この日がやってきてしまった。元々施設のフロアは2階分あったのが1階分となり、その後も1階分のスペースが徐々に縮小していたから予感はあった。コロナ禍が契機となってこの施設と関わりを持つようになったが、結局はコロナ禍とそれに伴う社会的活動の抑制、その後に続く円安と物価高が原因で、この施設とお別れすることになったのだと思う。もう少し存続してくれれば、ここで起業していくらかの恩返しもできたはずなのに、それが叶わず

活動報告33(2024年3月)

プロジェクト薬箱「機能試作①」  機能試作品は完成したが、一点ものなので普段の作業にはRaspberry Pi 400を用いている(タイトル画左)。これは、キーボードにRaspberry Pi 4を組み込んだもので、これに40ピンGPIOエクステンダーを取り付けて使っている。取り回しが楽で持ち運びやすいのがメリット。  プログラミングも少しずつ進んでおり、主要となる3つのUIの基本形は完成している。半年前に完成していた時間設定UIに加え、認知向上UIとカレンダーUI。この3つ

活動報告32(2024年2月)

プロジェクト薬箱「筐体作成③」  再度外注していた新たな筐体が完成した。元はダイソーの道具箱だけど、外装を張り付けてくれたおかげで、ちょっと高級感も醸し出されている。あらためてOSインストールから始めるが、いつの間にかラズパイOSのインストールが楽になっていた。プロジェクトを始めたころは、NOOBS使用でそれなりに苦労した思い出があるが、今はRaspberry Pi Imagerにより直感的にインストールでき楽になっていた。VNCでリモート接続できるようにして、いざ周辺機器の

活動報告31(2024年1月)

プロジェクト薬箱「UIデザイン②」  プログラムにより液晶画面で表示される「機械的動作」は、摩擦等の物理的制限を受けないのが利点だと思っている。だから、時計の秒針をミリ単位の針にして高速回転させる等、限界領域まで動作表現できる。そこに実用的な意味はなくCPUの無駄使いと言われるが、面白そうではある。  バーサライタという装置がある。これは、一列に並べたLEDを高速で回転させることで目の残像効果により文字や画像が空中に浮かびあがるというもの。実際に製作するのは結構大変で、費用も

活動報告30(2023年12月)

プロジェクト薬箱「UIデザイン①」  プログラミングについて今年一年を振り返ると、クラス習得のために、実に様々なコードを作成した。タイトル画はその一部。映画「マトリックス」のオープニングで有名な、流れ落ちる緑色のコーディング画面。Pythonではカタカナの鏡文字が表現できないので、あくまでも雰囲気。映画「Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One」の最後に出てきた爆弾の液晶画面を模倣したタイマー。そして、よく見かけるエヴァタイマ

活動報告29(2023年10月)

活動報告29(2023年10月)   プロジェクト薬箱「筐体作成②」  外注していた筐体が完成した。正確にいえば、薬箱の上蓋に該当する部分で(タイトル画参照)、その下に薬が収納される箱がつく構造となっている。製品のサイズ感を反映した試作品であり、蓋内部の空間に余裕があるため工作の難易度も低く、Raspberry Piの熱問題も生じない。ただ、ケース全体の堅牢性に不安があり、その理由はダイソーの冷蔵庫用トレイを用いており、ふたの部分は柔らかいポリプロピレン製となっている。  他