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#15 本当の原因を知る

最近の学びに、経験上体験と知り得た知識によりある程度の事がまとまってきた。

『ジュニア期も含めた怪我』について


昔から言われてきたこと

①ストレッチ不足
②体が硬い
③スポーツ後に直ぐにアイシング
④オーバーワーク
⑤とにかく多く食べた者が強くなる

これらが完全とは言わないが、殆どが間違えである。と言う事は、学びをきちんとできれば現代では分かるようになってる



①運動前ストレッチはNG
②柔軟運動よりも筋肉を緩ませる
③アイシングは絶対?
④ストレスで怪我?
⑤栄養不足による怪我



これらを一つ一つ紐解いて説明していきます

①『運動前ストレッチはNG』
筋肉や腱は伸びきった状態で固まってしまいます。運動時にクッションの役割がなくなるため、かえってケガに繋がってしまう

ゴムやバネをずっと伸ばしたり、何度も伸ばしてると反発力が無くなる…  これに似た感じですね
現役時代を思い起こしてみれば、入念にストレッチしたところから怪我をしてました(T_T)

人間は、哺乳類の中で唯一ウォーミングアップをする動物です。嫌、生き物の中で見てもかなり特殊な生き物です

✅本来ウォーミングアップをしなくても、運動ができるはずなのに、わざわざ色々な事を取り入れてそれが影響して怪我までしてしまってるんです


②『柔軟運動よりも筋肉を緩ませる 』
体がいくら柔軟性に富んでても、寝違えや腰痛は起こします。どんなに体が柔らかい体操選手でも肩こりや腰痛にはなります

大事なのは、筋肉を緩ませる事が一番重要であり
マッサージ、ストレッチでは筋肉は緩まず逆に拘縮してしまう事もあります

✅ミオンパシー療法によるアプローチが最も効果的であると考えてます

③『 アイシングは絶対?』
怪我をした時はRICEと言う言葉が一般的に浸透してます。  これは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとった言葉ですがこの中でも、一般的にはIceが一番重要であると考えられてました

確かに怪我の状況と、初期段階ではアイシングが必要な時もありますが、それは内出血時と明らかな腫れが見られる時、しかも長時間のアイシングは逆に筋肉をロックさせて怪我の回復を遅らせる原因になってしまいますし、過度な圧迫も同様に遅らせる原因となります

打撲(特に多いのはモモカツ)による炎症も内出血をしてなければ、安静にして休ませ、痛みや腫れが引いたら筋肉を緩ませる事にシフトチェンジ

✅何日間も、何時間もアイシングを行う事は逆に怪我の回復は疎か、根治からも遠ざかってると言う事に気づくことが重要です


④『ストレスで怪我?』
オーバートレーニングによる怪我、これ僕自身も数年間言ってきましたが、これに関して最近では懐疑的になってきました。 子供には外遊びが物凄く重要です、僕自身も毎日毎日外で遊びまくりました

夏休みには朝から晩まで、自転車で山登りに挑戦したり、1日で4つ山を超える登山をやったり、少林寺拳法を週二、水泳を週一、野球を週一色々習い事もやった

しかし、今で言う『肉離れ』『疲労骨折』『オスグッド』等とは無縁であった

今になって考えれば、かなりのオーバーワークであり、今のサッカー漬けの子供の運動量を遥かに凌駕する運動をこなしてきた

しかし、何故怪我をしなかったのか、ここでの怪我の要因は『ストレス』が大きく影響していると考えられます

✅✥嫌々やらされてプレーする
✥コーチの考えを押し付ける
共に強いストレスが、頭から全身に伝わり全ての動作がスムースに行えなくなります

✅トレーニングやプレーをより向上させる為に、マインドが物凄く大事ですが、ハイマインドを持てない、保てない状況こそが怪我の要因になると考えられます

⑤『栄養不足による怪我
怪我と栄養を結びつけて考える人はあまり多くありません。そして、特に親が意識して改善していってくれないとジュニア世代の怪我のリスク低下には結びつきません

取るものと取らないものをハッキリ意識させる

オーバーワークについても言いましたが、トレーニングと同じで食事は、日々の積み重ねです日々の積み重ねなだけに、ついつい疎かになりこれくらい良いだろうとあまり意識をしなくなります

体は食べた物で作られ、不必要な物を取ることで壊れていきます

✅砂糖(ジュースや菓子)、コンビニ食、ファストフード、加工食品、化学調味料、人工甘味料、精製糖質これらを止める

✅新鮮な野菜、肉だけじゃなく魚も、豆類、海藻類、果物ならホールで、卵を積極的にとる
これをするだけで、少々のオーバーワークでも怪我になるリスクは本当に少なくなってきます




【結論】
様々な怪我に繋がるリスクを挙げてきましたが、昔習った事をそのままやり続けてる指導者や親が非常に多く感じます。 
そして、整形外科や整骨院と言った治療のプロとされる人達が正しい原因と正しいアプローチができてない人が多すぎると言うことも、かなり知ってもらえたと思います。
情報は常にアップデートされ続けてます。
これからも、それを学びを止めず実践して正しいと思った情報を伝えて行きます。
最後まで見て頂きありがとう御座いました
(^^)

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