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年末年始、日本の金融市場は開くべき?

円相場の急騰については、筆者の別投稿を見て頂くとして、年末年始の混乱を受けて、本邦の金融市場の運営について思う所があります。今回のような動きは日本のFX個人投資家を狙った「ロスカット狩り」と呼ばれる海外勢による仕掛け的な動きだと解説されることが多いです。

このような動きは日本勢「だけ」が世界の大勢に逆らって長期間休もうとする年末年始やゴールデンウィークに頻繁に起こる印象があります。こうした東京休場の最中に起きる「日本の個人投資家のロスカット誘発を狙った仕掛け」という指摘は今や風物詩のようになっているようにすら感じます。これは見方によっては「市場の歪み」を利用した(一部短期筋にとっての)収益機会ともいえ、あまり健全な話ではないように思います。

金融市場における過度なショックを回避するという視点に立てば、金融市場の運営に限っては世界基準に合わせることも、将来的には決して絵空事ではないように思えてきます。もちろん、営業日の変更は簡単な話ではないでしょうが、中長期的な課題として頭の片隅に置いておきたいところです。

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