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アイデアを生む〝発想力〟のヒントは、異世界アニメにあり。

今、僕が最も関心を持っているのは……、

異世界アニメ(漫画)です。

ある日、主人公はなにかの拍子にファンタジー世界に転生(転移)。手にした特殊能力を駆使して新たな人生を生きていくという、アレ。

僕ははじめ、一過性のブームで終わると思っていたんですよ。

だって、どれも似たような物語になりそうじゃないですか? でも、実際は今なお作品が増え続け、定番のジャンルとして確立している。

これって、スゴイ!

どうしてアイデアが枯れないのか?
そこには僕らが文章を書くためのヒントがあるのでは?

僕は動画を視聴し、ある仮説を立ててみました。それは……、

「テンプレートのどこか一部を変えてみる」

というもの。

①前世では冴えない人生を送っていた主人公が……
②異世界の勇者(魔法使い)として転生!
③前世の知識、与えられた特殊能力でステップアップ
④俺TUEEE
⑤仲間(美女)と出会ったり、別れたり
⑥世界を救う、あるいは変える

要は、この中のどこか一部分を変えていく。

最もかんたんなのは「勇者」の部分ではないでしょうか。

例えば、勇者ではない立場に変えてみる。村人とか、商人とか、魔王とか。代表的なのは『転生したらスライムだった件』ですかね。読んで字の如く、生まれ変わったらスライムになっていたという笑

勇者らしくない勇者という設定もあります。『盾の勇者の成り上がり』の主人公は盾しか装備できませんし、『慎重勇者』の主人公は慎重すぎてスライムと戦うときでさえ念には念を入れます。

「異世界」の部分を変えるとしたら、どうでしょう。

『幼女戦記』では、よく見かける中世ヨーロッパ的〝剣と魔法の世界〟ではなく、近代ヨーロッパ的〝兵器と魔法の世界〟で戦争します。あとはゲームの世界に閉じ込められる、漫画の世界に生まれ変わる、なんて作品も。

その点、ジャンプっ子の僕としては『DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件』がオススメです。

「俺TUEEE」の部分を変えた作品もあります。

前世では冴えない人生だった主人公が、転生してチートになる。これはテンプレートというより、お約束のようなものなのですが、そこを変えたのが『Re:ゼロから始める異世界生活』です。

主人公はTUEEEどころか、YOEEE。

なので、何回も死にます。その代わり〝死に戻り〟という能力で、分岐点となったところからリスタートできる。立ち回りを変えることで、難局を乗り切っていくわけです。

このように、

①一部分を変えると、前提が変わる
②前提が変わると、展開も変わる
③結果、オリジナリティが生まれる

というのが、異世界アニメでネタが枯れない理由なのかなと。

この考え方って、ほかにも応用できますよね。

なにか売りたい商品があったとして、

①売る時間を変えてみる
②売りたい相手を変えてみる
③商品の使い方を変えてみる
④名前や見た目を変えてみる
⑤売る場所を変えてみる
⑥価格を変えてみる
⑦PRの仕方を変えてみる

ね? なんかアイデアが広がっていく気がしませんか?

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