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【メンタル術】緊張のメカニズムがわかってしまったらしい。

ちょっと想像してみてください。

あなたはアスリート。今、日本中の期待を背負って世界の強豪と戦おうとしています。一体、どんな心境になっていますか?

「オラ、わくわくしてきたぞ!」

と断言できた方は、この記事を読む必要はありません。

一方で「緊張」という言葉が浮かんだ方には朗報があります。

「緊張のメカニズムがわかっちゃったんですよ」

と、口にする元アスリートを発見したんです!

緊張のメカニズムがわかってしまった人とは、

元プロ野球選手の里崎智也さん。

ロッテでは正捕手として2度の日本一を経験。2006年のWBCでは世界一に輝き、大会ベストナインに選出されました。

さらにグラウンドの外では、ホテルでディナーショーを開いたことも……!

おわかりでしょう? 只者ではないんです。

僕はこのような緊張とは無縁で、いつも通りかそれ以上の力を発揮するアスリートのことをこう呼んでいます。

「メンタルお化け」👻

では、里崎さんが「わかっちゃった」という緊張のメカニズムとは、一体どんなものなんでしょう?

それは、あるTV番組でのこと。

「欲望の強さが全ての緊張に結び付くんですよ」
「〇〇したいと思うと、緊張します」
「優勝したいとか、良いところを見せたいとか」
「欲望って結局、自分の能力以上を求めていること」
「だから僕、何々したいと思わないんですよ」
「できるとしか思っていないので」
 ⇒「できる」と思えるように逆算して備えること!

緊張とは、欲望が生み出すもの。

背伸びをしようとしなかったら、緊張はしない。

それこそが、里崎さんがわかってしまったという緊張のメカニズム。

里崎さんは2008年の北京五輪を唯一緊張した舞台として挙げていました。当時は「メダルがほしいと思ってしまった」と。

これを聞いたとき、すっごいタメになるなと思ったんです。

……ただ、話していたシチュエーションがちょっとね笑

里崎さん、こんな大真面目なことを、

「米ぬか100%の酵素風呂」に埋まりながら語っていたんです。

指宿の砂風呂みたいに顔だけが出ていて。髪の毛に米ぬかがつかないようにビニールキャップをかぶって。

どうしてこんなシチュエーションかっていうと、実は『相席食堂』のロケだったから。

この番組って、千鳥のお二人が「ちょっと待てぃ!」ボタンを押して、どんどんVTRを止めてツッコミを入れるんです。

しかし、このときはノーツッコミ。

VTRは止めないで「へええ〜」とひたすら感心していました。話していた中身と場面のギャップがあんなにあったにもかかわらず。

よほど説得力があったんでしょうね。

以前、僕はこの記事の中で「どうしようもなく緊張した体験」について書きました。

確かに、披露宴のときは「ウケてやろう」と背伸びをしたし、憧れの人と対面したときは「いつも通りの自分」を出せなかった……。

見事に里崎さんの説に当てはまっていたんですよ。

あなたも思い出してみてください。緊張したとき、どんなことを考えていましたか?

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