見出し画像

今週の「おめでとう!」は福島の花農家さんに捧げたい

嬉しかったこと、感謝したいことを書くことが、週アタマの恒例になりつつあります。

でも、今回は途中からちょっとテイストが変わります。どうか最後まで読んでくださいませ😌

チューリップ

さて、今週は〝CONGRATULATIONS〟が3つでした。

名称未設定のデザイン

名称未設定のデザイン (1)

対象の記事はこちらです。

1つは『おいしい給食』というドラマについて。

この記事を書いたあとに思い出したのが「汁物改革」と呼ぶべき出来事です。

僕の小学校では校内に給食室があって、そこで給食を調理していたんですよ。で、あるときから方針が変わったのか、汁物に大量の煮干しが投入されることになりまして。

ほとんど毎日、煮干し煮干し煮干し煮干し煮干し煮干し……。

あなたには、どんな給食の思い出がありますか?

あとの2つは『葬送のフリーレン』という漫画について。

1つの記事に複数のお祝いが来ることもあるんですね。これは初めてのパターン。

この記事、見出し画像に流星群を使っています。実は主人公のフリーレンにとって、流星群は特別な意味を持っているんです。

既に作品を読んだ方には伝わったかな?

チューリップ

見出し画像でいうと、きょうも一工夫凝らしています。

週アタマの振り返り記事、いつもは花束のイラストにしているんですが、今回は写真。トルコギキョウを選びました。

実はこの花、東京五輪の表彰式でメダリストに渡されるビクトリーブーケに使われています。

生産しているのは、福島の花農家さんたち。

そのうちの1人を、僕は3月ときのうの2回、番組で紹介しました。

舞台は、福島第一原発からおよそ4kmの場所にある浪江町。原発事故後、2年間は全面立ち入り禁止になっていた場所です。

その花農家さんは自宅に帰ってきたとき、荒れ果てた故郷に愕然とします。そして、こう決意するんです。

町に人を呼び戻したい。そのためには仕事ができる環境を作りたい。

もともとしていた介護の仕事を辞め、農業に初挑戦。しかし、放射性物質の問題で、県から野菜の出荷に対して自粛要請が出るなど、その道のりは険しいものでした。

そんなとき希望を与えてくれたのが、野菜と並行して育てていた花だったんです。

「荒れ果てた、道路沿いのわずか1ヘクタールにうちの花畑があるんですよ。(花畑を見た人が)『ここを通ると心が洗われるようだ』ってわざわざ車止めて言いにくるんですね、畑まで来てね」

これを機に、本格的に花の生産に力を入れていくように。そして、町には花農家になりたいと人が集まってきています。

「7軒の花農家が誕生して、また来年移住する予定の人が3組。ここまで来たんだよって伝えたい」

「真摯に花を作れば感動するような花になる。五輪の選手たちがメダルを目指して頑張って感動がある、そこは共通しているものを感じる」

TVで表彰式を見つめるその目は、とても嬉しそうで。

「おめでとうございます!」

きょう、noteからの通知で見たこの言葉を、僕は福島の花農家さんたちに捧げたいです。

チューリップ

よかったら、こちらもどうぞ。震災での体験を書いたものです。

そして、こちらは上の記事をオリジナル絵本にしてもらった報告です。


この記事が参加している募集

noteでよかったこと

🌟もし、この記事があなたの心を動かすことができたなら、ジュース1本分だけでもサポートをお願いしてもいいですか? 🌟サポートいただけた方には当ページであなたの紹介記事を掲載します。